うまい。
~幼稚舎あいかさんでの実習現場にて~
アンパンマン、バイキンマン、ドキンちゃんなど等たくさんいます~。
かわいい。
いずみまさこ
お盆明けから、紙風船には高校生の実習生や体験利用者が各週続けていらっしゃっています。
皆緊張した面持ちながら、本当に一生懸命に参加されています。
先輩となる他の実習生が、自分のできる範囲で教えてあげる姿が見られます。
人への気遣いと同時に、自分がどこまで理解していて、どこまで理解できていないかの気付きを得ているようです。
本日は図書館実習。
先輩実習生のおふたりに、「清拭作業の手順」を説明していただきました。
普段していることを、「説明することの難しさ」を体験中。
それでも、伝わっていますよ!
高校から来ている実習生も、先輩となる紙風船実習生も、皆一生懸命です。
いずみまさこ
ABCDの4つに分担し、今日も変わらず清掃訓練実施中。
拭き掃除と掃除機かけ…
拭き掃除…
掃き掃除(窓の下には、虫が多いのです。)
こちらも丁寧に椅子を避けながらの掃除機かけ。
今日は臨時の外階段の掃き掃除の指示を受け、おこないました。
3階窓ふき。
来館するお客様にご挨拶をしながら、2時間の作業終了!
みなさん、おつかれさま!
いずみまさこ
モップかけ終了後、本日もバックヤードとレジサッカー作業に分かれて取り組みました。
いつもサッカー作業に入ることが多い女性メンバーが、珍しくバックヤード作業に挑戦。
「わからないことがすぐに聞く」をテーマに取り組んでいました。
指示受け中。
その近くでは、別のメンバーがタオル畳み。
こちらは慣れた手つきです!
その頃サッカー作業に入ったメンバーは…
ラッピング用の袋作りに苦戦していました。
今回初めての「マチ付袋」、一応完成!
いずみまさこ
2016年8月15日より、これまで全員でおこなっていた清掃訓練をやめ、「清掃訓練」と「プリント課題」の2班に分けることにしました。
プリント班はどんなことをしているかというと…
自分が住んでいる市町の市町長や日本の総理大臣の名前を答えたり…
ビジネスマナーや冠婚葬祭マナーのクイズをしたり…
求職にまつわる言葉を学んだり…
漢字の書き取り、100ます計算など等をおこなっています。
ある日のペン字課題。
アニメ「ムーミン」のキャラクター「リトルミイ」の言葉です。
うんうん。
いいこと言う!
いずみまさこ
※まずは見本をなぞったうえで、右隣に丁寧に清書をします。
最初の写真は、展望台3階にありました。
エレベーターを降りた正面に飾ってあります。
こちらは1階。
うさぎが可愛い。
中秋の名月~今年は9月15日。
満月は9月17日午前4時だから…まだもうちょっと先。
きれいに見えるといいなあ。
いずみまさこ
見た?
最近の悪天候は困ることですが…
虹を見る機会が多くなりました。
訪問先からの帰途、空がだんだん明るくなってきました。
きっと虹の色も鮮やかに見えるのだろうなあ。
いずみまさこ
実は、8月に5名の方が紙風船を退所されました。
それぞれの次のステップへと進んでいきました。
特に8月31日は、3名の方が退所の挨拶をされ、しんみりとしてしまいました。
もちろん、就職という次のステップですから嬉しいことです!
それでも、私は紙風船に来た当初から比べると考え方が少し変化してきました。
就職がゴールではないという事は最初から変わっていません。
就職することももちろん大変なことですが(特に病気や障がいを持ちながら働くことは、本当に大変な事だと思います)、「仕事を続けること」には困難さがあります。
ですので私たちスタッフはここで繋がりが切れるのではなく、これからも関わりを続けていきます。
また、今回あるメンバーは「自分のこれからの人生において何を一番大切にしていきたいか」を考え、ある決断をされていました。
今までは、自分が仕事に就けること、仕事を続けていけることが一番でした。
けれど、これからは一番が仕事ではない、という決断です。
「仕事もしたい気持ちはあるけれど、それよりも家族と共に協力して家事などおこないながら暮らすことを一番大切にしたい。」と。
一番大切にしたいことも、それ以外の事も、本当はどれも大切。
どれも大切だけれど、全てをとることはできない。
自分自身をよく知っていく(自己理解を深める)中で、気づきを得、そして選択されたようです。
そういった大切な決断の時期に共に過ごしたこと、そして一緒に話し合いながら進めていけたことはとても嬉しいことです。
生活も仕事も順調に進んでいけることは、もちろんとても喜ばしいことです。
でも、何か困ったことがあったとき、
どうしたらよいかと、ちょっと立ち止まりたくなったとき、
「紙風船(スタッフ)に話してみようかな」と思ってもらえる私たちでありたいと思っています。
そういえば以前に、「どうせ答えはくれないでしょ?」と言われたことがあります。
確かに。
答えは、わからないのです。
でも、迷って困ってどうするかは一緒に考えます。
迷って困って決めた道がうまくいかないこともありますので…
その時は別の道をまたチャレンジしてみようと思えるまで、その方の近くでぶらぶらしています。(比喩ですよ、もちろん。)
ちょっと声かけてください。
きっと、なんとなくぶらぶらしながらチラッと横目でみているかもしれませんのでお許しを。
9月最初のりふれっしゅ講座で、いつものように「気持ちのたなおろし(≒嬉しかったことやつらかったこと、印象に残ったこと等この一週間を振り返って気持ちを吐き出すようなこと)」をおこないました。
その時に、メンバーから尋ねられました。
「いずみさんの印象に残ったことは何ですか?」
「今週は、やはりメンバーの退所です。」とお答えしました。
「本当に嬉しいけれど、少し、イエイエ…とっても寂しさも感じています。」と言ってしまいました。
何人か頷きがあったり、「私も寂しいです」と思わず言葉に出るメンバーもいらっしゃり、ここでもちょっとしんみり。
講座の後にも、何人かは退所されたメンバーに対しての感謝の言葉や寂しい気持ちを聞かせてくれました。
こうやって、嬉しさ・悲しみ・焦り…時には怒りなど自分の感情を感じて、知って、表現し、そして整理できることはとっても大切な事。皆それぞれに自分の感情とうまくつきあっていけるといいですね。
いずみまさこ
紙風船を退所し、清掃業務についているメンバー。
会社からご連絡いただき、「新たな作業を取り入れたい」とのこと。
さっそく事務所に伺いました。
とても綺麗でおしゃれな事務所の内装に、びっくりしました。
ドラマに出てくる外資系のオフィスという感じです。
…こんな表現しかできない自分が恥ずかしいですが、お許し願います。
(会社の方にも「以前を知っているだろうから驚いたでしょう?」と言われました。正直に、本当に正直に、「はい。驚いています。」と答えてしまいました。)
と、驚いてばかりもいられません。
働くメンバーにとっては、場所が変わり、使う道具が変わり、交通手段も変わり…
なにもかもが変化しますので早急に、でも落ち着いて、じっくりと対処していく必要があります。
今日は掃除機作業の手順を一緒に決めました。
外周を終えた後、いすを全部出しました。
リズミカルに掃除機をかけていきます。
「2・2・5?」
「2・2・6?」
「はい、やっぱり2・2・6、ですね。」
掃除機の往復の回数について話しています。
「2(掃除機ヘッドを往復)、一歩前に進んでまた2(往復)、そして机下を斜めに6(往復)」
そのうちに、「2・2・6、はい2・2・6…。あれ?この部分の通路は広いから3・3・6がいいですね。」とひとつのベースとなる型ができると、少し応用して業務が可能になります。
それでも、慣れない場所・業務・空気感・帰りの交通機関のこと…等々気になることも多く、表情はやや緊張。
前の事務所でキーパーソンとなってくださっていた方がいらっしゃるのでその点は安心ですが…
多くの変化がある今を、しっかりとサポートしていきたいと思います。
いずみまさこ