春になると木々が芽吹き、そして虫も出てきますので鳥たちも餌がとれるようになります。
冬の間は餌をくれると思っているようで(…こちらでは、過去に餌付けしていたことがあるようです)、人に近づいてきます。
この日はお天気がよく、きれいな青空。
鳥の数は…やはり前回(→2017年2月24日)、前々回(→2017年2月3日)よりは激減していました。
今年度最後のチャンスかと思い、やってまいりました。
初めてのメンバーと、そして前にも来たけれど、鳥が指にとまることなく終了したメンバーが中心。
私が後ろを振り向いたら、この光景。
もうすでに、指を出しています。
しかも3人並んでいます。
ちょっと場所を変えて…
今年になって3回目の野鳥観察のリフレッシュ講座。
毎回来ていて気づいたのは、皆、指を引っ込めるのが早いこと。
「あ、もう無理かな~」と、あっさり諦めてしまうのです。
ほら、みんな。
鳥の立場になって考えてみてください。
「あ、とまることができる木(=指)発見」と思って近づいては離れて、離れては近づいて様子をみていたら…さっと手を引っ込められてしまいました。
驚きますよ、きっと。
あれ?なんだ?
消えた!
あんなにもかわいらしい鳥たちの心臓にこれ以上の「バクバク」は与えないでください。
…と、余計な会話をしつつ皆で待ってみました。
じーっとね。
じーっとね。
…すると、メンバーが驚きの声!
「あ、いずみさん!見ました?」
まあ、本当に申し訳ございません。
ちょっとまぶしくて、自分の目をこすっていて見そびれました。
(指に止まってくれたんですって!!シジュウカラが!!)
ひゅんっ!と体の間をすり抜ける鳥に、思わずびくっと驚いて動いてしまうメンバー。
(左の彼の表情に注目)
この日は、私たちがこうして散策をしていると、市役所水道課の車が通過したりして…せっかく集まってきた鳥が再度見当たらなくなってしまいました。
とても残念。
(でも、じつはこの車、私たちが指を出しながらじーっと佇んでいたので、しばらく遠くで停車して待ってくれていたようです。ご迷惑おかけしました。)
そろそろタイムアウト。
あ~、だんだん春が近づいてくるこの空。
「鳥は本当にかわいいですね~。萌えますね~。」とメンバー。
どんなことがあろうとも、日は、一日一日過ぎてゆきます。
私たちも、自分たちの確かな歩みを進めていきましょう。
いずみまさこ
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