青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

よかった点、そして今後の課題 ~北海道三喜実習にて~ 

2016年08月09日 | 就労訓練

本日のサンキ実習の様子。

いつものモップがけや…

 

バックヤードで作業。(布地をきれいに巻き、輪ゴムで留める)

 

手馴れてきました。

そして左側の買い物かごの中、ご覧ください。

端がきれいにまあるく渦を巻いていると、きれいですねぇ。

 

こちらはレジ内業務についているメンバー。

お客様が途切れた隙間で、品出しやラッピング袋づくり等をします。

(でも、レジにお客様の姿が近づいてきたら…すかさず「いらっしゃいませ!」と明るい挨拶をします。)

皆、行きの車中で「今日の実習で意識して取り組むこと」を出し合って参加しています。

それぞれの課題、取り組めたかな~。

 

また、サンキ従業員の皆様にもご協力いただき、「今日のメンバーのよかった点と、課題(この点を努力してみよう)」を言っていただくことがあります。

実習中、意識して気持ちを切り替えるのか…皆さんと一緒に働くことで自然と切り替わるのか…

あるメンバーは、笑顔が多く見られるようになります。

挨拶の声が大きく出るようになります。

 

レジに並んでいらっしゃる次のお客様の商品を「お預かりします」と声をかけ、受け取ることができるようになってきたことを褒めていただきました。

聞いたメンバーもうれしそうな恥ずかしそうな笑顔。

そしてそこにはまた、課題も言っていただきました。

「これができるようになってきたね!次はここかな~。」と言ってくださり、有難い限りです。

(課題部分は、ここに書くとメンバーが緊張してしまうかもしれないから内緒です。)

 

 

またあるメンバーは、作業中、何か別のことに気をとられてしまうことがあるため「作業に集中する」という目標で参加しました。

ふ…と、頭の中に作業とは違うことが想起されたときに、意識して挨拶(「いらっしゃいませ、こんにちは!」)をするようにしたと言っていました。

 

実習では、ただ作業内容をこなすことが目的ではありません。

ひとりひとり取り組んでいる目標があります。

それを実際の現場で練習させていただけるという、本当に良い機会です。

 

挨拶、返事、声かけ、報告、連絡、相談

表情、しぐさ、立ち居振る舞い

疲れを感じることや、感じられないとしても何かしらの自分の変調を知ること

自分からでも、周囲の人からの助言からでも、「気づき、知ること」からが第一歩。

受け入れるのは、次の一歩。(ちょっとつらいこともあります。誰だって自分の苦手なことと向き合うのは嬉しいことではなく、やはりつらいことですよねー。)

どう対処していくかは、その次。

 

いつも書きますが、これらに取り組むとき、「ひとりじゃない」というのがポイントです。

ぜひ一緒に取り組みましょう。

いずみまさこ

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