今回の生活力アップ講座のテーマは「防災」。
前回は自分の住んでいる地区の避難場所を各自確認。
苫小牧市で出している防災ハンドブックを配布し、皆で読みあいました。
今回は防災グッズが入っているバッグを広げ、どんなものが入っているか、そしてどんな使い方をするのか皆で見てみました。
簡易トイレやアルミブランケットを広げ、実際にどんな風に活用するのか確かめてみました。
そしてロープやラップを出してみて…
使用方法を相談。
ロープでは、「高いところからロープを投げて、木や建物にひっかけて避難(飛び移る)するため」という、アドベンチャーまで発展!
…でも、みんな、それはちょっとどうかしら?
と、考えていたら、防災グッズの説明書きを丹念にみていたメンバーが読み上げてくれました。
「避難場所での仕切りのカーテンをかけたり、洗濯物を干したりするもの」でした。
例えば、「水が使えない状況を踏まえ、お皿にラップを敷いて食べ物を盛り付ける」ということも、震災後テレビでよく取り上げられていたように思いますが…皆が知っているわけではありません。
ひとつひとつ、確認し、できれば実際に使用してみると良いですね。
こちらは、エア枕を膨らませたは良いのですが…空気を抜けなくなりまして、皆で相談して取り組んでいるところです。
この後、メンバーが無事に空気を抜いてくれました。
今年も、私たちが経験した北海道胆振東部地震の起きた9月6日前後はたくさん特集されていました。(9月1日が防災の日ということもあって。)
でも1か月もすれば忘れてしまう人もいる現実。
就労訓練事業所ですが、無事に生き、そして生活ができてのお仕事。
今後も講座にて時々とりあげていきます。
いずみまさこ
追伸:
苫小牧市の防災ハンドブックです。
各世帯にすでに配布されている他、苫小牧市役所でももらえますよ。
(紙風船は事情を話してメンバーの人数分いただいてきました。)
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