青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

森林記念館 2020年7月31日

2020年08月07日 | 就労訓練

苫小牧北大研究林にある「森林記念館」。

このブログでも何度も登場しています。

毎年4月~10月の最終金曜日10時から16時のみ開館しています。

(この1年位はチェロの演奏会や絵画展等にて場所を借りることもできるため、時々イベントとして開館していました。もちろんコロナウイルス感染症のことが出てきてしまう以前まで、ですが。)

 

今年はコロナ禍で閉館していたためどうなってしまうのかと心配でしたが…

7月31日金曜日、事前の問い合わせに「開館しています」との嬉しい言葉が!!!

 

ということで行ってきました森林記念館。

ああ~、晴れた空のもと 扉には「OPEN」の文字が…。

 

この日一緒にいったメンバーは5名。

そのうち3名は初めてとのこと。

私は何度も訪れていて、これまで来たメンバーも木のぬくもりたっぷりのここに来ると「癒される~」と言っていましたっけ。

でもそのメンバーは今はいません。

紙風船を巣立っていくメンバーがいることを痛感します。

 

杉山さんにも久しぶりにお会いできました。

初めてのメンバーがいることをお伝えし、(いつもの)蓄音機や(いつもの)館内の案内をお願いしました。

 

蓄音機をみたメンバーが、音が鳴る前から…「かっこいいです」と言っていたのが印象的。

うん、かっこいい。

 

館内を見て回るメンバーとまったり過ごすメンバー。

(2階から撮影)

 

杉山さんが館内をご案内してくださったのですが…

今日は他のお客様も度々お越しになっていたので途中からは自分たちでまわりました。

発売当初の電卓。まるでレジスターほどの大きさ。

今にすると100万円位の価値があります!

100円均一でも変えてしまう現在と比べると…本当に驚くことだらけです。

 


明るい館内と手作りがほとんどの家具に囲まれたここの空間が本当に大好きです。

 

今日もきっと、ロッキングチェアに誰か座るはず。

大体最初は皆様子をうかがっているんですよね~。

(後半になって、やはりロッキングチェアは人気でしたよ。写真は撮りませんでしたけれどね。)

 

ここ最近林の中で見つけたものや、館内に飾られたものを教えていただきました。

こちら、綺麗なコバルトブルーの瓶。

「神薬」。

昭和15年に邑田資生堂で発売されていたものだそうです。

資生堂が調剤薬局だったことも、私は初めて知りました。

(こういった瓶もちょっと珍しくて、コレクターがいるそうですよ。)

 

そしてこちらは瓶ビール大瓶。

633ml。

 

600mlでも630mlでもなく、633ml

ここに秘密があるんですって!

みなさんはご存じでしたか?

「へえ~」となること請け合いです。

 

今年は残すところ開館日は3回。

コロナ感染症対策として、連絡先の記入やマスク着用が必要になっています。

それでも、自然のぬくもりを感じられるこちらはやはり素敵な場所。

メンバーの「りふれ」の時間にまた来ることができますように。

ロッキングチェアを皆が楽しめますように。

「通称エビフライ」のこと(1)も、りすに会えた話(2)も、また皆で話題にできますように。

ののはらことはさんの絵画展(3)も、またぜひこちらで開いてほしいです。

いずみまさこ

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