知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

バレンタインデーって・・・

2011年02月14日 | Weblog
施設の利用者の中にも、好きな職員さんがいて、今日のバレンタインデーにチョコを渡す方もいます。


実際は、2,3人なんですが、それが年々相手が変わっていったり・・・と、見ていて面白いですね。やはり、若い職員さんのほうがいいらしく、新人の男子職員さんは人気がありますね。(もう40歳前になった職員は、飽きられたようです(笑))


ところが、今年はある男子利用者の方が、外出先のコンビニで積んである?チョコを見て、「これを○○さんに渡したい・・」と言ってきたそうです。その○○さんは、うちの施設に入っている給食業者の方(若い女性)なんですが、普段も確かに食事が終わった後などに、話しかけている場面を見ます。


困ったのが、その男子利用者の担当者の方・・・


バレンタインデーって、女性が男性に告白するイベント?じゃあ・・・


そう思うと、何か変な感じですね。


まあ、本人さんはそう深い意味は持っていなくて、普段お世話になっている・・とか、話ししてくれてありがとう!感覚なんでしょう。


だから、ダメってこともなく、一応渡されたようです。


ただ、もらった側の方が困って、相談に来られたので、どうしたものかと・・・




最近は、こういったイベントは、特に女性が男性に・・・といった意味ではなく、お世話になりました(お歳暮やお中元感覚?)的な意味で女性どおしでも、渡したりもらったりするそうですね。

そう考えると、まあ悪いことではないんで・・・、いいかな?とは思います。



まあ、もらった側のそのチョコの扱い(みんなで食べるのか?一緒に食べるのか?)は考えていく必要がありますね。



施設では、以前からその点が問題になっていて、”お返し(ホワイトデー)”を期待する発言が聞かれたりしたので、それは絶対にしないという条件で渡してもいいことになりました。今回も同様で、”お返し”はないということで、説明し、納得してもらっています。



結構、そういったイベント事が好きな利用者の方(女性)もいて、対象になった職員は、毎回悩んでいます。


バレンタインデーのときは、居室でみんなでチョコは食べることにし、その際に一緒に1個だけ、その対象の職員さんも参加してもらう・・という方法をとっていました。



確かにお金が絡んできますので、ややこしい・・・ですね。(全部許してしまうと、目的が変わってくる人もいますから・・)



まあ、世間一般で行われているイベントなんで、同じように取り組むのはいいことだとは思います。



職員どうしでも、普段お世話になって・・・という意味では、ありますね。(まあ、もらう側は悪い気はしないので・・・??)


私も、毎年数名から義理チョコをいただいています。ないよりは、あったほうが気分はいいですね(笑)。
コメント (2)
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