知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

慣れてきたのかな?

2012年02月08日 | Weblog
前回、改修工事が始まり、その件で落ち着かない利用者の方がおられる・・・ことを書きました。さて、その後・・・


一応、担当の精神科医と相談して、工事中だけでも落ち着けるようにと、少々精神薬の調整をお願いしました。精神科医も状況はよく分かっておられるので、うまく対応していただきました。(元々、服薬はされている方です)



結果、当初は工事の方につきまとったり、「帰れー」と叫んでいた方が、比較的落ち着きを取り戻し、最近は朝、工事の方を見かけると、自分から「おはよー」と言うくらいになりました。この調子で後2か月以上はかかる改修工事を乗り切ってほしいものです。



さて、工事の方は順調に進んでいますが、いろいろ問題点も多いですね。


たとえば、スプリンクラーの設置には、各利用者の方の居室に入り、数時間工事がなされます。その間は、別のところで過ごさなければならず、少しこだわりのある方は、我慢を強いられますね。



また、会議中等でもドリルの音や壁を壊す音など、相当大きな音が出ます。この時間は・・・とは、なかなか言いにくく、職員側の柔軟な対応が必要になりますね。



ほんとう、2か月余りの辛抱ですね。(利用者の方、共々・・・)





この最中、今日は施設の指導監査が行われました。


私も一応管理職なので対応をしましたが、ケースノートや検討会議等、特につっこまれる部分はないので(結構職員の皆さんも、意識して取り組んでいただいています)、全く問題はなかったようです。



また、今日は重度の利用者の方の作業班合同で、(ちょっと遅めの)「節分」をしました。


先月からそれぞれで取り組んでいた「鬼の面」作りで作った面をかぶって、豆を投げ、また施設で採れた「小豆」で作った”ぜんざい”を食べました。この行事も年に1度取り組んでいますが、皆さん 「節分」の意味はともかく”ぜんざい”を食べることは大好きで、楽しんで過ごせたようです。



今年度も後2か月・・・  ほとんどの行事が終わり、後は来週のコンサート鑑賞だけですね。


また、報告したいと思います。




コメント
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