少し遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年も、再就職待ち状態ですが、徐々に周りの情報等から、記事を書いていきたいと思います。飽きずに見ていただければ幸いです。
さて、新年ということで、この業界もどんな変化が待っているのか?ある意味楽しみではあります。
先日、大学の同窓会(毎年、同期会として数名で集まっています)があり、出席して、現在の世間の状況を知りました(もちろん一部ですが・・・)。
その中でひとり、昨年から知的障害者関係の施設(通所)に勤務しだした同期がいまして、施設環境や職員の気持ちの持ちよう、いわゆるモチベーションについて話す機会がありました。
知的障害者と言えど、基本は同じ人間です。
それが精神的、知的に障害を持っているということで、世間的な場面では同じ環境で生活・仕事が出来ない状況があり、また他者から見ると、不自然な行動や言動、また突然起こるパニック状態や、理解不能な状態・・・等、そのため施設や通所という形で、生きる場面を確保している(言い方は悪いですが)ということだと思います。
もちろん、それは違うぞ・・・という方もおられるでしょうが・・・
世間的に見れば、そういうことです。
例えば、理想的には、どんな障害があっても、一緒に生活出来る環境があれば、問題はない訳ですね。それが、人間が活動を開始して、それを理解して、いろいろな方が努力して(そういう環境を整備しようとして)も、ほとんど無理な状況になっています。
それは、障害者に対してだけではなく、世間の差別意識(それは様々な事象において)が、未だに人間の根底にあるせいかと思います。
施設職員や福祉職に就いている方の中で、最初からこの業界を目指してきた方は、極少数だと思います。ほとんどが、働く場所を探す際に、たまたま見つかった、ちょっと興味があった、悪いときは、そこしかなかった・・・なんて方もいると思います。
そういう職員が、今の仕事に興味・関心を持ち、やるぞ!という気持ちを持ち、そのモチベーションを維持してやっていくことは、ホントに難しいと思います。(一番は、報酬、いわゆる給与面なんですがね・・)
経営者が未だ、良心的な方ならば、少しでも給与面や待遇面で、やる気を起こす、モチベーションを維持させるために、よくしようと考えます。逆の場合もあります。経営が困難だから、まず給与をカット・・・なんて、最低ですね。
私も、管理職(直接、現場の管理なので、自分自身も同じ環境で仕事業務をこなしてきました)を20年以上やってきました。
自分が働きやすい環境・・・と思うので、特に若い方、新しい方が生きがいを感じ、やる気を起こさせる場面を作る・・・そういうことを考えてきました。
※私の性格からか、表だってそういう雰囲気は作っていません。真面目な方は、のんびり・・何も考えずやってる・・・みたいに思っておられたようです。(それなら、全く環境は変わらないし、状況の変化もなかったはずですが・・・)
一番は、利用者の笑顔です。(これはきれいごとではなく、笑顔を見せることは、職員の対応の成果でもあり、環境整備の効果が出ている証でもあります)
また、職員の笑顔も同様です。
職場に笑いが起きることは大事です。
利用者が毎日、暴れて、暴言を吐き、笑顔も見られないのは、どこか間違った処遇内容があるためと思います。
私は、普通に暮らしている知的障害者の方を常に守る立場でいました、そのため、自分の精神状態が安定せず、また他の方に暴言を吐く・・・等の行為に対しては、厳しい対応をしてきました(決して暴力的な対応ではありません・・・ここは誤解のないように)。基本は遠ざけて、その方自身が落ち着ける環境・場面に移動してもらうことです。最終的には、服薬の検討もありました(もちろん精神科医との綿密な相談の上です)。
その方でも、自分が落ち着いているときに、他の方から暴力や暴言を浴びせられたこともあります。お互いさまではありません。
知的障害者の方の対応については、学者の方が研究されてはいますが、結局は十人いれば十人共方法が変わってきます。同じ方法をとっても、成功するとは限りません。現場におらず、上から指示だけしている方は、なぜうまくいかないんだろう・・・なんて言いますが、それは無理というものです。
一般世間の方でも同じですね。
皆さんが、毎日暮らしていて、何が大切なのか?考えられたことはありますか。
生活に必要なものは・・・お金、食べ物、衣類、生活環境(家や周りの状況)、家族、友人、趣味、等々・・・
どれかが欠けていれば、少し不安を感じ、それをまたどれかで補おうとします。多くのものがなくなれば、生きる気力もなくすこともあります。
施設内の生活でも、それは同じです。
自ら環境整備や、準備が出来ないために、施設経営者や職員がそれを行う訳です。
立ち返って、それならばその職員は、どうやって現在のモチベーションを維持しているのか、それを保つためにはどうしたらいいのか?
次回にいろいろ考えていきたいと思います。
今年も、再就職待ち状態ですが、徐々に周りの情報等から、記事を書いていきたいと思います。飽きずに見ていただければ幸いです。
さて、新年ということで、この業界もどんな変化が待っているのか?ある意味楽しみではあります。
先日、大学の同窓会(毎年、同期会として数名で集まっています)があり、出席して、現在の世間の状況を知りました(もちろん一部ですが・・・)。
その中でひとり、昨年から知的障害者関係の施設(通所)に勤務しだした同期がいまして、施設環境や職員の気持ちの持ちよう、いわゆるモチベーションについて話す機会がありました。
知的障害者と言えど、基本は同じ人間です。
それが精神的、知的に障害を持っているということで、世間的な場面では同じ環境で生活・仕事が出来ない状況があり、また他者から見ると、不自然な行動や言動、また突然起こるパニック状態や、理解不能な状態・・・等、そのため施設や通所という形で、生きる場面を確保している(言い方は悪いですが)ということだと思います。
もちろん、それは違うぞ・・・という方もおられるでしょうが・・・
世間的に見れば、そういうことです。
例えば、理想的には、どんな障害があっても、一緒に生活出来る環境があれば、問題はない訳ですね。それが、人間が活動を開始して、それを理解して、いろいろな方が努力して(そういう環境を整備しようとして)も、ほとんど無理な状況になっています。
それは、障害者に対してだけではなく、世間の差別意識(それは様々な事象において)が、未だに人間の根底にあるせいかと思います。
施設職員や福祉職に就いている方の中で、最初からこの業界を目指してきた方は、極少数だと思います。ほとんどが、働く場所を探す際に、たまたま見つかった、ちょっと興味があった、悪いときは、そこしかなかった・・・なんて方もいると思います。
そういう職員が、今の仕事に興味・関心を持ち、やるぞ!という気持ちを持ち、そのモチベーションを維持してやっていくことは、ホントに難しいと思います。(一番は、報酬、いわゆる給与面なんですがね・・)
経営者が未だ、良心的な方ならば、少しでも給与面や待遇面で、やる気を起こす、モチベーションを維持させるために、よくしようと考えます。逆の場合もあります。経営が困難だから、まず給与をカット・・・なんて、最低ですね。
私も、管理職(直接、現場の管理なので、自分自身も同じ環境で仕事業務をこなしてきました)を20年以上やってきました。
自分が働きやすい環境・・・と思うので、特に若い方、新しい方が生きがいを感じ、やる気を起こさせる場面を作る・・・そういうことを考えてきました。
※私の性格からか、表だってそういう雰囲気は作っていません。真面目な方は、のんびり・・何も考えずやってる・・・みたいに思っておられたようです。(それなら、全く環境は変わらないし、状況の変化もなかったはずですが・・・)
一番は、利用者の笑顔です。(これはきれいごとではなく、笑顔を見せることは、職員の対応の成果でもあり、環境整備の効果が出ている証でもあります)
また、職員の笑顔も同様です。
職場に笑いが起きることは大事です。
利用者が毎日、暴れて、暴言を吐き、笑顔も見られないのは、どこか間違った処遇内容があるためと思います。
私は、普通に暮らしている知的障害者の方を常に守る立場でいました、そのため、自分の精神状態が安定せず、また他の方に暴言を吐く・・・等の行為に対しては、厳しい対応をしてきました(決して暴力的な対応ではありません・・・ここは誤解のないように)。基本は遠ざけて、その方自身が落ち着ける環境・場面に移動してもらうことです。最終的には、服薬の検討もありました(もちろん精神科医との綿密な相談の上です)。
その方でも、自分が落ち着いているときに、他の方から暴力や暴言を浴びせられたこともあります。お互いさまではありません。
知的障害者の方の対応については、学者の方が研究されてはいますが、結局は十人いれば十人共方法が変わってきます。同じ方法をとっても、成功するとは限りません。現場におらず、上から指示だけしている方は、なぜうまくいかないんだろう・・・なんて言いますが、それは無理というものです。
一般世間の方でも同じですね。
皆さんが、毎日暮らしていて、何が大切なのか?考えられたことはありますか。
生活に必要なものは・・・お金、食べ物、衣類、生活環境(家や周りの状況)、家族、友人、趣味、等々・・・
どれかが欠けていれば、少し不安を感じ、それをまたどれかで補おうとします。多くのものがなくなれば、生きる気力もなくすこともあります。
施設内の生活でも、それは同じです。
自ら環境整備や、準備が出来ないために、施設経営者や職員がそれを行う訳です。
立ち返って、それならばその職員は、どうやって現在のモチベーションを維持しているのか、それを保つためにはどうしたらいいのか?
次回にいろいろ考えていきたいと思います。