長い期間、この業界に勤務していると、様々ないいところや悪いところが見えてきます。
特に、公的な施設(地方自治体設立や、支援学校等)なら、元々の規則等もあり、資質の問題はあれ、極端な事象は生じないでしょうが、これが各個人が設立した施設ともなると、その施設長なり理事長なりの意向や、極端な場合、人間的な性格が現れますね。
病院関係や大きな団体が設立した法人施設なら、またこれも公的施設に近いものもあります。
中には、元の設立した施設長の、同族経営化になっている場合も・・・。利潤を追求する会社ならともかく、元の設立の意図が明確ならば、施設長が同族でなくても、やっていけるのでは・・・と思うのですが。(施設なんて、それほど利潤追求型ではないので、儲ける感覚ではないですね)
私の元、勤務していた施設も同じで、法人内では、もう一つの施設は、最初から様々な方が施設長をされていましたが、私の在籍した施設は、直接的に身内の施設になっていました。(いわば、親から子へ相続的な)
そのため、実際に経営しているのが、まだまだ人生経験の少ない30歳代前半の若者・・・が施設長・・・というパターンに。
判断力が未熟なため、相談役として古手の職員がアドバイス役(本人は”爺や”的な感覚でした)として、これも間違った判断を支援して、変な方向へ行っています。
まあ、そんな昔の施設のことはともかく・・・
現在の在籍している施設(作業所)でも、最近思うことが増えてきました。
施設長って、”利用者”をどう考えているのだろう・・・?と。
あまりに”利用者”立場で考えすぎると、前職場のように、今度は職員が虐げられますが、逆に”利用者”は、何のためにここに来て仕事をしているのか?という基本的な問題を考えなければなりません。
利用者の方は、A型作業所のように、賃金は多くはもらえません。しかし、その働きやすさや雰囲気や、自分に合った仕事量等、そういう部分を考慮すると、現在の作業所はまずまずなのかな・・・?とは思います。
確かに、ここ半年は雰囲気も充実しており、少しのトラブルもありますが(どこでもあります)、利用者の生の声でも、「働く雰囲気、通う雰囲気・・・は、いいです」と言ってくれます。
精神疾患の方は、「もう少し給料が・・・」と、これも本音だと思います。
そのため、A型への移行を考える方も少なからずいますね。(雰囲気を取るか、賃金を取るか?)
最近、利用者どうしのトラブル以前に、職員どおしのトラブルが出てきました。
特に女性どおしなので、男子側から見ると、なかなか止めようがなく、仲裁にも入りにくいパターンですね。(古手のベテラン女性と、1年足らずの新人女性とのトラブルです)
詳しい内容は書けませんが、一番問題だったのが、利用者のいる(作業している場面)場所で、大きな声で喧嘩状態になったことです。(私も、一応この業界としては先輩なので、後で、「あの場面では、まずかったね」と言いましたが・・・)
おそらく、ここ最近の事象から、あまり新人女性をよく思っていなかった部分と、新人女性側も素直に聞き入れずに、反論したのが、喧嘩の大きな原因ではあるのですが・・・
こういった事象は、どこでも(どの業界でも)あると思います。
ただ、やはり思うのは、施設(作業所)って、何のためにあるのだろう?という、ホントに根本的な疑問ですね。
障害を持つ利用者のため?、どこにも行き場がなく、働く場もない障害者の方を受け入れるため?
職員の中には、理念を掲げて、自身の生き方から、こういう業界を選ばれた方もいます。また、どこにも(見合った)就職先がなく、たまたま入った業界だった場合も・・・。(私もそれに近いですね・・・正直)
今の在籍している施設(作業所)の職員は、どちらかと言えば、後者が多いようです(私も含め)。
ただ、在籍するからには、こういう施設・作業の存在理由は理解しておかねばならないし、利用者(障害者)に対する理解や支援も必要ですね。
普段の対応から、それも見え隠れします。
今、毎日勤務していて、自分にとっては、非常に居心地がいい施設ではあると思いますが、ホントにいい意味で、利用者のためになっているのか、疑問は持っています。
今、一番気になるのは、作業所なるうえの、受け入れてくれる業者関係(いわば、作業を分けてくれる業者・会社)に対する想いですね。どこまで、相手の要望や、希望、納品日時に対する反応、受け入れの量的問題、経営不振な会社に協力的になるべきか? 職員仕事を増やしてまで、協力するべきなのか・・・?
このあたりが、各職員間で意思統一出来ていないので、毎日の仕事上でも、少しちぐはぐが出ています。
それが、利用者にも少し感ずかれており、少々悩みどころではありますね。
それについては、また機会があれば書いてみたいと思います。
特に、公的な施設(地方自治体設立や、支援学校等)なら、元々の規則等もあり、資質の問題はあれ、極端な事象は生じないでしょうが、これが各個人が設立した施設ともなると、その施設長なり理事長なりの意向や、極端な場合、人間的な性格が現れますね。
病院関係や大きな団体が設立した法人施設なら、またこれも公的施設に近いものもあります。
中には、元の設立した施設長の、同族経営化になっている場合も・・・。利潤を追求する会社ならともかく、元の設立の意図が明確ならば、施設長が同族でなくても、やっていけるのでは・・・と思うのですが。(施設なんて、それほど利潤追求型ではないので、儲ける感覚ではないですね)
私の元、勤務していた施設も同じで、法人内では、もう一つの施設は、最初から様々な方が施設長をされていましたが、私の在籍した施設は、直接的に身内の施設になっていました。(いわば、親から子へ相続的な)
そのため、実際に経営しているのが、まだまだ人生経験の少ない30歳代前半の若者・・・が施設長・・・というパターンに。
判断力が未熟なため、相談役として古手の職員がアドバイス役(本人は”爺や”的な感覚でした)として、これも間違った判断を支援して、変な方向へ行っています。
まあ、そんな昔の施設のことはともかく・・・
現在の在籍している施設(作業所)でも、最近思うことが増えてきました。
施設長って、”利用者”をどう考えているのだろう・・・?と。
あまりに”利用者”立場で考えすぎると、前職場のように、今度は職員が虐げられますが、逆に”利用者”は、何のためにここに来て仕事をしているのか?という基本的な問題を考えなければなりません。
利用者の方は、A型作業所のように、賃金は多くはもらえません。しかし、その働きやすさや雰囲気や、自分に合った仕事量等、そういう部分を考慮すると、現在の作業所はまずまずなのかな・・・?とは思います。
確かに、ここ半年は雰囲気も充実しており、少しのトラブルもありますが(どこでもあります)、利用者の生の声でも、「働く雰囲気、通う雰囲気・・・は、いいです」と言ってくれます。
精神疾患の方は、「もう少し給料が・・・」と、これも本音だと思います。
そのため、A型への移行を考える方も少なからずいますね。(雰囲気を取るか、賃金を取るか?)
最近、利用者どうしのトラブル以前に、職員どおしのトラブルが出てきました。
特に女性どおしなので、男子側から見ると、なかなか止めようがなく、仲裁にも入りにくいパターンですね。(古手のベテラン女性と、1年足らずの新人女性とのトラブルです)
詳しい内容は書けませんが、一番問題だったのが、利用者のいる(作業している場面)場所で、大きな声で喧嘩状態になったことです。(私も、一応この業界としては先輩なので、後で、「あの場面では、まずかったね」と言いましたが・・・)
おそらく、ここ最近の事象から、あまり新人女性をよく思っていなかった部分と、新人女性側も素直に聞き入れずに、反論したのが、喧嘩の大きな原因ではあるのですが・・・
こういった事象は、どこでも(どの業界でも)あると思います。
ただ、やはり思うのは、施設(作業所)って、何のためにあるのだろう?という、ホントに根本的な疑問ですね。
障害を持つ利用者のため?、どこにも行き場がなく、働く場もない障害者の方を受け入れるため?
職員の中には、理念を掲げて、自身の生き方から、こういう業界を選ばれた方もいます。また、どこにも(見合った)就職先がなく、たまたま入った業界だった場合も・・・。(私もそれに近いですね・・・正直)
今の在籍している施設(作業所)の職員は、どちらかと言えば、後者が多いようです(私も含め)。
ただ、在籍するからには、こういう施設・作業の存在理由は理解しておかねばならないし、利用者(障害者)に対する理解や支援も必要ですね。
普段の対応から、それも見え隠れします。
今、毎日勤務していて、自分にとっては、非常に居心地がいい施設ではあると思いますが、ホントにいい意味で、利用者のためになっているのか、疑問は持っています。
今、一番気になるのは、作業所なるうえの、受け入れてくれる業者関係(いわば、作業を分けてくれる業者・会社)に対する想いですね。どこまで、相手の要望や、希望、納品日時に対する反応、受け入れの量的問題、経営不振な会社に協力的になるべきか? 職員仕事を増やしてまで、協力するべきなのか・・・?
このあたりが、各職員間で意思統一出来ていないので、毎日の仕事上でも、少しちぐはぐが出ています。
それが、利用者にも少し感ずかれており、少々悩みどころではありますね。
それについては、また機会があれば書いてみたいと思います。