知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

死刑囚表現展についての記事が・・・

2020年11月08日 | Weblog
「「死刑囚表現展」 相模原殺傷・植松聖の作品に若者が行列」という記事があり、気になって読んでみましたが、世間はこんなもの・・・ということが、より感じられたという感想です。


「死刑囚表現展」 相模原殺傷・植松聖の作品に若者が行列
https://news.yahoo.co.jp/articles/000fb2917c9050275542c3fb2259f6ae11ed71d1


この「表現展」自体は、様々な考え方もあり、否定はしないのですが、前回のここの投稿で書いたように、今回の事件の死刑囚の作品の展示には、大きな疑問があります。

また、今回、それを興味を持って見に行った方がいるということですが、少し違うんじゃあ?と感じました。

こういう並んで見に行った若い方々は、ほとんど興味本位、話題になっているから、面白そう・・・的な感覚でしょう。


実際に、その行った方々に、直接感想を聞いて欲しかったと思いますが、単なる「すげえ」で終わるなら、何が・・・?と聞きたくなりますね。

感覚的には、近所で起こった大火事(自分には被害が及ばない)を見に行っているのと、そう変わらないかも・・・。



世間の方が。この事件に対して興味を持っていただくのは、様々な意味合いでいいとは思いますが、あくまでもこの死刑囚に対する興味で終わっているなら、何の意味もありません。

そういう意味で、マスコミも記事にするなら、その見学者にコメントを求めてほしかった・・・と。

コメント
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