韓国大統領、内乱の容疑者として立件不可避(信毎12日付)
政治経験がないのにいきなり大統領になってしまったユン・ソンニョル氏。
激動の歴史を生き抜いてきた朝鮮半島の人々は政治情勢に敏感だ。すぐ街頭に出て主張する。頼もしい限りだ。政治は誰のためにある。一人一人の民のためにある。逮捕され裁判を受けることになるだろう。検察官として汚職やその他不正に厳しく当たってきたとされるユン氏。今度は自分がその洗礼を受けることになる。よいことだ。生きている間に逆の立場を体験する。まだ後半生がそれなりに残されている。現業仕事をしてください。人工美の極致の夫人も共犯として逮捕されるか。国外脱出を試みようとしたが、軍に離反されかなわなかった。
1960年の動乱の時は李承晩大統領は米軍の助けでハワイに脱出した。
そういえば同じ年、日米安保条約改定の下準備のためアメリカから来日したアイゼンハワー大統領の特使ハガチー氏は全学連の学生たちに自動車が取り囲まれ身動きならず米軍のヘリコプターで脱出した。日本も当時は学生達が政治的で元気がよかった。政治的自己主張は忘れてはならない人々の権利だ。
少数与党になった自公。今のうちにとばかり年収の壁は引上げ、ガソリン税率は引き下げ、国民民主党を陣営に引き込む手段に出た。自公国が連立を組めば立憲以下の野党に対抗できると踏んでいる。反自民のポーズだけを取る維新も万博と引き換えに自民に協力するだろう。あなどれない。連合も労働者の組合費と動員力をかすめ取る挙に出るだろう。政治情勢はしばらく流動的になる。国民がこうした悪だくみを見抜いてどこまで追い詰めることができるか。来年の選挙でそうできるか。取り合えず東京都議選。小池の神通力は衰えているので代わって出てくる者に注目。石丸しか思い浮かばないが都民の皆さんこの新自由主義者にだまされないよう。