木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

政治的主張は国民の権利

2024年12月12日 | Weblog

韓国大統領、内乱の容疑者として立件不可避(信毎12日付)
政治経験がないのにいきなり大統領になってしまったユン・ソンニョル氏。
激動の歴史を生き抜いてきた朝鮮半島の人々は政治情勢に敏感だ。すぐ街頭に出て主張する。頼もしい限りだ。政治は誰のためにある。一人一人の民のためにある。逮捕され裁判を受けることになるだろう。検察官として汚職やその他不正に厳しく当たってきたとされるユン氏。今度は自分がその洗礼を受けることになる。よいことだ。生きている間に逆の立場を体験する。まだ後半生がそれなりに残されている。現業仕事をしてください。人工美の極致の夫人も共犯として逮捕されるか。国外脱出を試みようとしたが、軍に離反されかなわなかった。
1960年の動乱の時は李承晩大統領は米軍の助けでハワイに脱出した。
そういえば同じ年、日米安保条約改定の下準備のためアメリカから来日したアイゼンハワー大統領の特使ハガチー氏は全学連の学生たちに自動車が取り囲まれ身動きならず米軍のヘリコプターで脱出した。日本も当時は学生達が政治的で元気がよかった。政治的自己主張は忘れてはならない人々の権利だ。

少数与党になった自公。今のうちにとばかり年収の壁は引上げ、ガソリン税率は引き下げ、国民民主党を陣営に引き込む手段に出た。自公国が連立を組めば立憲以下の野党に対抗できると踏んでいる。反自民のポーズだけを取る維新も万博と引き換えに自民に協力するだろう。あなどれない。連合も労働者の組合費と動員力をかすめ取る挙に出るだろう。政治情勢はしばらく流動的になる。国民がこうした悪だくみを見抜いてどこまで追い詰めることができるか。来年の選挙でそうできるか。取り合えず東京都議選。小池の神通力は衰えているので代わって出てくる者に注目。石丸しか思い浮かばないが都民の皆さんこの新自由主義者にだまされないよう。

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ドラマ「ダウントンアービー」

2024年12月11日 | Weblog

今日は一日中エアコンつけっぱなし。
エアコンは入れる時に電気は食うが、後は付けたり消したりしない方がいいと聞いたのでそうしてる。

ドラマ「ダウントンアビー」を見る。
19世紀イギリスのダウントンという村の領主であり中級貴族の一家。時代の変革はヒタヒタと押し寄せていて、当主一家も使用人達もその気配は感じている。イギリスは究極の階級社会。使用人達にもその習性がしみついている。それでも時代と共に使用人達の考えも変わっていく。ドラマなのでそういうところが丁寧に描かれる。
次代の変革を象徴するのは一家の運転手で二女と結婚したトム。彼の友人には変革を目指して行動する者達がいる。トムは共感しながらも実際の活動はしていない。彼の夢は村の農場を小作人にも与えて「共同農場」を作ることだ。マルクスの共産主義思想を育んだお国柄。共産主義は決して権力者の独裁を目指したわけではない。あくまで平等と共同。リーダーは必要だが話し合いで落としどころを見つける。日本でも江戸時代の農村社会はそうだった。これに反対する勢力の暴力的行動に対抗するための行動だという要素の方が強かった。
イギリスの属国のようにされたアイルランドでもこのせめぎあいがあった。それを描いたのがケン・ローチ監督の「麦の穂を揺らす風」。

被団協に「ノーベル平和賞」。
一歩前進だが、核保有国は減るどころか増えている。使うことはできない兵器なのに保有国は手放さない。その道筋をつける組織が国連なのだが自国第一がそれを邪魔する。

 

 

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イカレタ国アメリカ

2024年12月09日 | Weblog

韓国政治混乱続く。
ワイドショーはユン大統領の夫人キム・ゴンヒさんの収賄事件を取り上げていた。高級バッグを受け取ったというもの。バッグなど山のように持っているだろうにそれでも新しい物を見ると欲しくなるのか。私など一つあれば十分という性格。ましてや高齢だから使いきれない。バッグも装身具もあの世に持っていけないのよ。
私の愛読するブログ「世に倦む日々」では背後にアメリカがいるとみている。アメリカはとにかく左派勢力を追い落とし、台湾からも親中派を追放し、中国を親米に変えたいという野望を持っているという。そのためには中国を囲む諸国を親米で固めたい。そんなこと考えるより自分の国の問題を何とかしろと言いたい。貧困に犯罪、銃規制、やることいっぱいあるじゃないか。
韓国の混乱は元はと言えば日本にある。特に明治以降、日本は朝鮮を植民地にし、かの国を蹂躙してきた。その反省を全くしていないのが自民党の右派。今の世の中、地球環境の危機の中、資本主義のやりたい放題では地球はもたないということは正常な頭の持ち主ならわかること。わからないのはトランプとその支持者だけ。トランプは高齢です。もう政治生命はそんなに長くありません。なだめて檻におしこめておくしかありません。家族も見放しています。どうしてこんなイカレタ男が権力を持つのか。アメリカ全体がイカレタ国だということ。

 

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軽薄のきわみ。新自由主義の政治家や経済学者

2024年12月08日 | Weblog

紅葉と雪景色が同居している。
「関口宏のこれからどうする」は「結婚」。
欧米は形式にこだわらないが、日本は周囲がこだわる。それで当人同士が二の足を踏む。これがなくなればハードルがさがるという。それと出産費用や住宅費を援助すれば、収入がそれほど高くなくても結婚し子供をもてる。自公や役所のやることはいつもピントがずれている。議員も役人も高学歴だが現実の生活の苦労を知らない連中ばかりだからこうなってしまう。小選挙区制度は即刻やめなければだめだ。供託金も高すぎる。議員のレベルがさがっていて、しびれを切らした国民が自公を少数与党に追い込んだのだが、いつまでもぐずぐず居座っていたい自公。韓国なら国民が許さないところだけど。

「国立大学がピンチ」(東京マガジン)。
2004年の国立法人化が契機。竹中・小泉の新自由主義コンビが国立大学も自分たちで儲けることを考えろと進めた法人化。
東京医科歯科大や東京工業大は苦慮しているという。広大なキャンパスを利用して儲けることを考えろというのだが、不動産屋の真似事など研究者にできるわけがないし、またさせるべきではない。
小泉も竹中も軽薄のやきわみ。竹中など経済学者でもなんでもない。税金が安いと言われている国にいけばいい。日本ほど自由なところはないはずだ。小泉も今からでも遅くない現業仕事をしろ!公園清掃、特にトイレ掃除。何の能力もない進次郎を世襲で国会議員にするな!病気のためたった数か月しか首相を務めなかった石橋湛山は息子も娘も世襲で政界に押し込むことはしなかった。恥を知れ!
今国立大学は文科省に出す書類に追われ研究どころではないという。そんなところに追い込んだ見識ゼロの下村博文や萩生田紘一。下村は落選したが、萩生田は八王子で勢力を持っていて辛うじて当選。次回は落選させてください。八王子市民の方々。

 

 

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韓国政情不安

2024年12月05日 | Weblog

韓国の政治がゆれています。
検事出身で政治経験のないユン・ソンニョル大統領。側近や党の重鎮らの言うことを聞かず自ら苦境を招いている。
エリートにありがちな体質。韓国では何といっても検事が権力を持っている。韓国ドラマでさんざん見ました。令状一つで政治家も実業家も引っ張られていきます。もちろん冤罪の宝庫。金で手を回しそれに転ぶ「悪徳検事」はいます。あと出世の約束。日本でもありました。「官邸の門番」と言われた黒川某、今は調子よく企業の顧問弁護士でもやっているのでしょう。刑事事件を起こしたわけではないので弁護士資格までははく奪されていない。
韓国人はおとなしくない国民性。みなすぐ街に出て叫びます。古代では中国大陸の民族に痛めつけられ、近代になってからは日本。そのせいで南北に引き裂かれています。アメリカの支配下にありますが、アメリカは日本ほど重要視していません。日本は今の政府はアメリカの言いなりで金は出すわ、土地は提供するわ、アメリカ兵士の不祥事には手を出さないというか手を出せないと信じ込んでいます(自公政府)。こんな国は日本だけ。
解説では自ら身を引くしかないと言っています。そうなるでしょう。
妻の不正疑惑に野党側が予算案を減額して可決したことで「戒厳令」と出たのでしょうが、政治は行き詰ったときには相手の言い分も聞いて妥協点を見つけるもの。司法もそうでしょうが、妥協しないので有名な人物だった。

秋篠宮家へのバッシングがやまない。
私の見るところそれは紀子さんへのもの。まず秋篠宮、当時は礼宮へは紀子さんの方から近づいた。わざわざそんなことをする者はいない。皆とんでもないと固辞するのにそういうことを国民は見抜いている。国民は皇室廃止までは思っていないが、あざとさが見えると引くのである。そして真子さんの結婚への批判もやまない。これも小室圭さんが普通の家の息子なのに真子さんに近づいたことへの不信だ。まことにやっかい。このような状態で永久に存続することはできないだろう。「自然消滅」の時がやがて来るだろう。

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辻元さんを女性総理第一号に

2024年12月03日 | Weblog

久しぶりに辻元議員の国会質問を見た。
ベテラン議員の域に達した辻元さん。落ち着いていて「総理!総理!」と小泉氏を叫んで引き留めようとしたあの元気?はなくなったようだけど説得力は増した。「石破の敵じゃない」。
「うどん屋の娘」だそうだが、自民党議員は男も女も中流以上の家庭で育ったしかも高学歴だ。片山さつきなど60近くなって少女メイクで見苦しい。猪口邦子さんも火事で夫と娘を失ったのは誠に気の毒だが、落ち着いた議員の雰囲気はなかった。自民党の女性議員は普通の女性よりはるかにいいものを身に着け、イヤリングやネックレスで身を飾っている。辻元さんはピアスはしていたが他に装身具は見当たらなかった。服も黒っぽいものでピンクで飾る片山さつきとは対照的。日本にも女性の首相をというなら私は辻元さんを一番に推したい。地域交通を守れというような質問をして「鉄オタ」だという石破総理を皮肉っていた。自民党はすっかりこの日本にいらない政党になったと思う。

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周囲の景観にも目を

2024年12月02日 | Weblog

老朽マンション減税拡充へ(信毎トップ)。
区分所有のマンションなんて買うものじゃないと前から思っていた。良質の集合住宅は賃貸にして貸し出すのがよいと思う。できれば公営で。
便利な大都市こそそうするべき。ヨーロッパの大都市、例えばパリなどではみな賃貸だ。内部は自分の趣味で改装するが、外装は業者が受け持つ。そうすることで景観が保たれる。
民間業者に開発を好き放題にさせてはいけない。東京などどんどん景観が崩れていっている。住民が景観を守るという風に考えないから火事など起こってもなすすべがない。
首長の考えも大事だ。小池一派に好きにさせていると東京はどんどん魅力を失っていく。来年の都議選は大事だ。将来を見通せる議員を選ぶことが大事。強欲なオヤジを選ばないよう、棄権はだめ。

 

 

 

 

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マイナカード、切り替え急ぐ必要なし

2024年12月01日 | Weblog

マイナカードの駆け込み申請増、対応追われる市町村(信毎トップ)
すぐ使えなくなると誤解した人が多いという。新しい紙の保険証は発行しないが、今ある保険証はそのまま使える。窓口で「もうこれつかえませんよ」と言われたら変えればいいのだ。窓口の担当が丁寧に教えてくれるはず。高齢者がパソコン画面の前で茫然とする必要はない。
私には厚労省や総務省に踊らされた河野太郎のどぎつい顔が浮かぶ。これ以上ないほどの世襲議員のくせに自分はそこらの世襲とは違う有能なんだと見せたいどうしようもない奴。落選させてやればいいのだ。マイナカードで利益を上げようとしている企業の陰謀にのらなくていい。

千葉県流山市公立幼稚園廃園問題(東京マガジン)。
国の支援で保育士などを増やして入りやすいと評判になり、流山市に引っ越してまで入園したのに、支援がなくなったとたんに行き詰って廃園騒動に。少子化対策として打ち出したのにすぐこういうことをする。税金の使い方が間違っている。自公は少数与党になったのだから国民の意見を聞いて一つ一つ施策を改めなくてはいけない。「石破なにやってんだ」と言いたい。いいブレーンがいないというのがもっぱらの評価だが、自公も政権を維持したいなら助けるべきでしょう。自分のことしか考えないこんな連中すぐ政界から追放だ。税金の無駄遣いである。



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国民の健康と安全を守らない自公政府の退陣を一日もはやく。

2024年11月30日 | Weblog

紅葉が最後の輝き。近所のお寺。
もうじき雪が降る。そうすれば楽しみは終わり。その代わり今度は雪景色が楽しめる。私の住む所は雪はさして深くない。住みやすいところだ。
猪口邦子さん宅の火事はどうして?と不可解。おそらくキッチンなどは電気ですべてが動くようになっているはず。娘さんもいたというのに。田舎暮らしの方がいざとなると融通がきく。
土曜日の日テレ「ウェ―ク」はちょっとした生活の知恵を教えてくれる。例えば商品のタグは台紙を取りタグ紐のつなぎ目に勢いよく当てるとハサミなしでとれる。今度やってみよう。ラップのつなぎ目がわからなくなってしまったときは片方を握りくるくると逆にまわせばよい。セロテープを当てればわかるが手近にセロテープがない場合、やってみよう。ティシュボックスの一枚目のテイッシュを取り出すときは取り出し口を指で押す。納豆のパックに穴をあけはしでフイルムごと押し出すと手を汚さず開けられる。納豆はあまり食べませんが今度やってみよう。

発がん性があるとされるPFASが水道水に含まれるとして全国的に問題になっている。企業や米軍の泡消火剤が河等を通じて水道水に流れ込んでいるのではと疑われている。今の日本政府は米軍にも企業にも対応が消極的。こんな国民を守らない政府には一日も早く下野してもらいたい。

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映画は地元との協力で成り立つ

2024年11月29日 | Weblog

猪口邦子参議院議員の自宅マンションで火事。
夫と娘が犠牲に。最新の設備が整っている住まいだろうに。こうした高層高級マンションの落とし穴か。
猪口氏の夫は80歳を過ぎていて足が悪かったというが、30代の娘も一緒にいたというのにどうしたのか。

長野市映画祭に行ったのに定員オーバーで入れず
木下恵介監督の「野菊の如き君なりき」。以前にも見ているがもう一度見れば何か発見があるかと思ったのだが。シネコンの100席程度のスクリーンだったので、そんなに客が入ると思っていなかったのだろう。後期高齢者の観客にとっては劇場で見られるのはこれが最後と思ったのだろう。
映画を見に行く基準は作品そのものもだが、やはり自分の知っている地元の風景が出てくるというのが決め手になる。
木下監督は信州の風景を愛していて、よく登場する。「野菊のー」では長野市の北部名家小坂家の屋敷付近が使われた。また黒澤明監督の助監督を務めた小泉たかし監督はやはり北信濃の風景が好きで「阿弥陀堂だより」と言う飯山の古寺の何もない日常を描いた映画で全国的にはどうか知らないが地元の観客で映画館がにぎわった。製作に協力した人もたくさんいたのではないか。映画は大勢で作るものである。「私たちの作品」という感覚が映画の原動力である。

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