組体操「子どもの権利条約」違反?
国連委員会が審査対象にという記事が1月12日の新聞記事にありました。
教師の残業時間も問題になっています。これ以上学校に負担をかけるようなことはやめた方がいい。文科省はそのようには今まで動いてこなかった。むしろ逆。教師の事務量を増やすようなことばかりに熱心だったように思う。
『日本の同時代小説』斎藤美奈子(岩波新書)を読んでいます。
私は70年代から80年代ぐらいまでは小説をよく読んでいましたが、2000年代に入ってからは殆ど読まなくなりました。だから新聞の紹介記事などで書名を知るぐらいで内容は知らないものばかり。そんなにディストピア化しているとは知りませんでした。しかし世の中がどんどん悪い方向に行っているのですからその反映である小説がそうなるのは当然と言えば当然。
高齢者となった今、家にある昔の本を読んでいます。もうそんなに残されている時間はありませんから本当に必要だなと自分が感じるものしか読みません。小説は真っ先に切り捨てられる分野です。
最近で記憶にある小説は『火花』と『スクラップアンドビルド』たまたま家に芥川賞受賞作品掲載の「文藝春秋」があったので読んだだけ。
「火花」はお笑い芸人である又吉直樹氏が書いたことが話題になりよく売れたようですが特に感心しませんでした。
2作品ともそれなりに小説を読んできた目からみると「凡庸」の一言につきます。
私は今の世の中がスポーツとお笑いにしか興味がないかのような風潮に違和感を覚えます。それがマスコミの誘導なんでしょうね。
古代ローマ時代の「サーカスとパン」を望んだ大衆と同じです。パンは大切ですが。