焼きが回った二階と麻生
「焼きが回る」を電子辞書で引くと「年を取って能力が衰える」とあった。
この二人はまさにそれ。もっとも麻生の場合若くても問題ありだったけど。
私も含めて高齢者(70才以上)になるとどうしても個人差はあるが、能力と言うか判断力に陰りが出て来る。
麻生は78才、二階は80才を超えているか。
私が二階に抱く印象は「田舎政治家」。和歌山県の御坊市が地元で父親も県議でその地盤を継いだらしい。八尾で父親が大阪府会議員でその後を継いだ維新の松井と同じ。地方議員を家業としている。。
ワイドショーでは麻生を華麗な一族などと持ち上げるが、朝鮮と筑豊の鉱山で労働者の血と汗を搾り取ってのし上がった一族でしかない。
吉田茂は娘の和子を金持の麻生家に嫁がせることで政治基盤を盤石なものにした。それだけ。
ところで今回の統一地方選で御坊選挙区で、二階の支配のもとで多選を続けて来た自民党議員が落選し、共産党議員が当選したという。
背景には二階のそれこそ「焼きが回った」強引な地元引き回しに嫌気がさした保守派が選挙活動に力が入らなかったことがあるようだが、大阪と違って地道に活動してきた共産党候補を当選させた御坊市民に拍手を送りたい。
麻生、二階の退場は目前だ。それは安倍の退場でもある。