東アジアの新時代
私はそれは紛れもなく朝鮮半島から始まると思う。
今日本は安倍政権のもと、マスコミはこぞって「韓国たたき」をやっているが、ではほかのアジアの国々、アジア・太平洋戦争で日本の侵略を受けた東南アジア諸国は日本の言い分が正しいと思っているだろうか。そんなことはないと思う。
日本が戦後「平和憲法」のもと、真摯に反省の姿勢を示した場合に限りそれらの国の人々は日本を許す気持ちになったのでは・・・。
その意味からいうと歴代の自民党政府は真の信頼を受けて来なかったと思う。
特に安倍首相の祖父岸信介は満洲国建国の計画者として骨の髄まで侵略主義者だった。東京裁判でA級戦犯として東条英機らと共に処刑の運命にあった。それを救ったのがアメリカの中央情報局CIAだ。以後CIAのエージェントとして日本の政治にその影響力をおよぼしたわけで、ここまでの経過は日本でもよく知られていることだ。
安倍もその岸の孫としてCIAにとっては使い勝手のいい使い走りである。
しかし太平洋戦争敗戦から70年以上、アメリカ言いなりの日本でいいのか。
小泉・安倍政権で日本の従米度は増した。米軍は使い勝手のいい軍事基地として日本国土を蹂躙している。
アメリカは自国の力が衰えば衰えるほど日本に無理難題を押し付けて来る。
韓国もアメリカに抑えられている国ではあるが、そこから脱出しようと頑張っているのが文政権だと思う。朝鮮は昔から中国大陸、日本、アメリカの理不尽な支配に耐えてきた歴史を持っている。日本はとてもかなわない。
朝鮮・韓国と張り合うのではなく過去の反省の上に友好関係を持つのが日本の行く道だ。