安倍元首相撃たれて死亡
私はこのブログで彼のことをさんざバカだの無能だの公金横領男だのと呪ってはきたが、このような最後をしかもこんなに早く迎えるとは予想しなかった。
犯人の男は「安倍元総理に個人的な恨みはない。むしろこの政権の仲間である宗教政党に恨みがあった。その幹部を撃とうと狙っていたが隙がなかった」と供述しているという。
母親がこの宗教にのめりこみ多額の寄付をしているとも。
震撼すべきはこれら宗教団体の幹部達だろう。
「宗教と政治の分離」は民主主義の根幹で建前ではあるが、なぜかこの政党はスルーされていて、与党自民党もこの政党の拠って立つ宗教団体票がなければ与党ではいられない。
この30年小泉純一郎がアメリカ仕込みの竹中平蔵の経済政策そのまま丸呑み、国民を見捨て大企業本位の株主資本主義で突っ走ってきたツケがこういう形で突き付けられた。
狙撃犯は41歳。「就職氷河期世代」でもある。
だから自分たちだけ金儲けして我が世の春を謳歌してきた連中はわが身にその怨嗟が降りかかってきたと頭の利く連中は自覚しただろう。マスゴミも同罪だ。
マスゴミは政権トップとつるんでごちそうにあずかってきた。これもポケットマネーではなく「官邸機密費」だ。ジャーナリストたるもの政治家からごちそうになってはいけない。
思えば安倍晋三も岸元総理の孫になど生まれて周りにちやほやされて勘違いしなければ平凡な一生を送れただろう。
ただし祖父の岸信介は稀代のワルだ。安倍晋三はこの世から消えることによってこの悪しき政治の潮流を断ち切ったことになる。岸の親族はいるが、これからこれほどの権力を持つことはないだろうし、持たせてはならない。