木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

平安時代とよく似ている令和のこの時代

2024年01月04日 | Weblog
24年新年です。
いつものように元日は実業団駅伝、2、3日は箱根大学駅伝を見ます。
男はもてたいので、バンド活動かスポーツをやります。但し才能や訓練が必要なので誰でも日の当たるところへ行けるわけではありません。
箱根駅伝のランナーになればアップで映りますからもう女性が見逃しません。だからちゃんと女性をゲットして割合若い時に結婚して子供もいたりする。

北陸(石川珠洲・七尾付近)で震度7の地震。元日の4時ごろですからみんなお正月気分だったのでこういうのを青天の霹靂というのでしょうか。死者も70人以上。もっと増えるでしょう。
私は丁度トイレに入って用を足していたところ。かべにしがみついていました。これが入浴中だったらもっと困る。ただこの時間に入浴する人はあまりいないでしょうが。
改めて日本は地震国です。こんなところでタワーマンション建てよう,住もうなどと考えない方がいい。
せいぜい低層のテラスハウスです。
日本のこれからのゆく末を暗示してる気がします。

映画「桜色の風を感じるとき」を見ました。目が見えず、耳も聞こえない福嶋智さんの人生追った映画です(Eテレ)。福嶋さんは成績は優秀だったので今は大学教授です。自分のような障害があっても学べる環境を目指して活動しています。

今年の大河ドラマは「源氏物語」。
私は「カルチャー講座」で全巻口語訳付きで講義を受けました。
平安時代の後半何となく優雅なイメージがありますが、藤原道長栄華の時代、後世の歴史家によると「道長は自家の栄華に腐心した以外何もしなかった」と言います。なんか今の政権与党みたいですね。
日本史辞典を見ると「内裏焼亡」の事態がしょっちゅう出てきます。都の内裏の屋敷付近以外は魑魅魍魎、それこそ「羅生門」の世界です。そこで武士に警護させる。そこから成りあがったのが平家と源氏。警護のために控えているのですが上には上げてもらえない低い身分。
紫式部は中流貴族。宮廷で女房=女官として勤務するのですが、しょっちゅう火事が在るものですから一時避難したところが「蘆山寺」。私が通っていた大学の4階ぐらいから見下ろすと「蘆山寺」がよく見えました。ちょうど2月、大学では大学紛争真っ最中。
マイクでワンワンアジっているそのすぐ裏では「節分の行事」をやってました。鬼の面かなんか付けて舞っていました。その落差に感じ入ったものです。
今の時代でも東京あたりのはなやかな部分と、少し離れたところでは今日の食事を求めて並ぶ人がいる。激動の時代の幕開けを感じます。
コメント
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