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姥捨て会議
軽度者の訪問・通所を介護給付の対象外に 財務省が具体化要請 「人材・財源に限りがある」
財務省が主体みたいな見出しで、これでまた「財務省が~」と湧き上がっている人たちが多いようですが、記事の冒頭に
財務省は13日、今後の予算編成を念頭に国の財政を議論する審議会(財政制度等審議会財政制度分科会)を開き、社会保障制度の見直しを俎上に載せた。
とありますね。
「財政制度等審議会財政制度分科会」
こいつらです。
財政審議会
財政制度等審議会 財政制度分科会 委員名簿
これの委員長は経団連会長(笑)
連合の会長もいますね。臨時ではない委員です。
こういう人たちが毎度ヒトデナシ政策を話し合っているんですね。
メンバーを選ぶのは、政権与党でしょ。
要は自民党が選んだメンバーが自民党にとって都合がいい(もちろん経団連にも都合がいい)政策を話し合って、財務省の名で公表しているわけですね。
それをメディアは主語を「財務省が」としてニュースにして、ツイッター(X)などでは「財務省が~」と湧きたつわけですよ。

しかし財務省という組織のトップは財務大臣です。さらにその上に総理大臣がいます。もちろんいずれも長年にわたって自民党です。
以前は多少財務省(旧大蔵省)は政権と独立してはいましたが、安倍が内閣人事局という醜悪なシステムを作ったので、今は全く独立していません。
そうじゃないと、わざわざ公文書改ざんなどという犯罪行為をやったりしません。政権与党のせいなのです。
今回の話も政権与党に都合がいい話だからこうやって出てくるわけですが、例の界隈は「財務省が~」と財務所が黒幕な何か諸悪の根源か何かであるようにいいますね。その陰で自民党や経団連はほくほく。

困ったことに森永卓郎氏が財務省黒幕説を流してますからね。れいわ支持者もこれが好物で「財務省が~」「財務省解体」とか言ってます。
仮に財務省を解体したところで政治の主体が変わらない限り税制も税金の使い道も変わりませんよ。

いや、それよりも「軽度者の訪問・通所を介護給付の対象外に」というのは最悪なんですよ。多くの家庭が大変なことになってしまうかもしれないです。夫婦別姓より家庭、家族の崩壊を招くんじゃないですかね。
この醜悪な政策を話し合っているのは主に上記のような経団連会長などの老人ですからね。そりゃ自分は余裕があるんでしょうけどね。連合の会長もお年寄りですよね。同じお年寄りを苦しめるというか、介護が必要な老人の家族を虐げているんですが、どうもそういうことが分からない若者が大勢いるんですね。
いま政府の予算から老人に賭けるお金を削ったとして、若者に回るとでも思っているんでしょうかね。そもそも若者も老人になるし。
こういうのはすべて格差の拡大につながるんですよ。そうすると経済も悪くなる。
ここを削った分はアメリカから余計な武器を買うとかおかしな企画で大企業におカネを回すとかそういうことに使われるだけなんですよね。
まあ、そういう説明をすべき人たちはたぶんここを見ていないんでしょうけど。

これをもう少しと他にも書く予定があったのですが、ちょっと他のことで時間が・・


今日は時間がきつくて企画を考える時間もないので、ひさびさにこれ。
Chopin - Piano Concerto No. 1

そして
Brahms - Piano Concerto No. 2

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