ども。
悪徳似非経済評論家のおいらです。
今日のミニ薀蓄コーナーは、ソルベンシー。マージン比率。
先日(10日)ですね、大和生命がいきなり朝に破綻しましたが、こういうところの場合ですね、ソルベンシー・マージン比率というのが重要なんですね。ひひひ
ソルベンシー・マージン比率 - Wikipedia
こんな感じです。
大災害など、いざという時の支払能力ですね。
200%を切ると、指導が入るそうですが、200%は甘いといわれています。
現在の日本の生命保険会社の平均は900%と言われています。
現在といっても、2007年末ぐらいの話ですが。
↓こんなのもあります。
ソルベンシー・マージン比率 - 各社
下のほうに2008年3月期とかいてますが、おそらく2007年末あたりの数字です。
(2007年のと同じなので)
それと、大和生命の数字だけ異常に低いですが、これは今年の9月末の数字です。つい最近のです。
大和生命は時期を合わせると555%です。
他と比べてこの数字が突出して悪いというわけではありません。
まあ、それでもこれを見ると、大和生命が一番危険だったようです。
日経平均で含み益がゼロになる水準も、ソルベンシー・マージン比率も一番よくないですからね。
日研平均との絡みでいうと、次に危険なのは、アリコ、次が朝日生命ですね。
一方、ソルベンシーマージンでは朝日生命が一番危険、次が三井生命です。
それと、ソル・マー比率は、含み益が減ると下がります。もちろん現在のように含み損を抱えているところが多くなっている場合、どこもかなり下がっているでしょう。
あと、上の画像には出てませんが、マスミューチュアル生命保険というところが、同時期で528.4%だそうです。
これは、一応、同じ時期の大和生命より低い数字です。
マスミュー、朝日、三井の次に低いのは、ジブラルタ生命保険です。902.9%。
マスミューは酷く危険そうですが、んと、資産の持ち方が大和生命と違います。
大和生命は有価証券の中でも「株」の比率が高くて、そのため株価の急落で一気に逝ったという感じです。
それと、どうも会社内が非常におかしかったようです。
社長がかなり腐っているという話は、昨年あたりから噴出していたみたいです。
働き盛りの中堅どころがごっそりやめてます。
まあ、大和の場合は潰れるべくして潰れた気がしますね。
表に出ている各社の数字が、最近のものではないので、他が安心とはいえませんが、大和生命はかなり特殊なのかもしれません。
ええとですね、生保の会社の数字を調べようと思ったんですが、あまりに資料が膨大なので、頓挫してまふ。
ソル・マー比率の特に低いマスミューだけ見ました。
他のところも見たら書きます。
あ、それと保険会社は、もう一つ格付けも重要だといわれています。(保険会社に限らないけど)
それで見ると、やはり朝日生命、三井生命の二つが低いです。
ソル・マー比率と同じやん。。。。
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トラコミュ 株ってどうなの!?
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