不動産の決算発表については次回詳しく書く予定であります。
来週は東邦グロの決算発表も予定されています。
13日だお。
それで、ふと思い出したんですが、前回の決算は発表こそしたものの、その後、報告書が出せず、一時は監ポの宿に泊まることに。
オリックスに一括売却されちゃえ!(関係有りません)
報告書の提出が遅れた原因について、当初は人工島の件でどうたらこうたら言ってたんですが、あとから違う説明が出たわけですね。
9月30日に不動産の売却を行ったものの、その売却額が今日(11月28日)決まったので、それを報告書に入れるのが間に合わず、遅れます、という話でした。
なんだか、超おかしな話ですけど。
9月30日に売却したものの値段が、11月28日に決まるのか、という話は、一応おいといて、この不動産がおかしいという話は以前も散々書いたんですが、やはり粉飾をしていたのではないかというのが現在のわたくしの結論であります。
東邦グロの決算を見ると、前期(2008年3月期)末、今期の1Q、2Q(の最初に出した決算)でいずれも販売用不動産が、3億865万円になっていたのです。
販売用不動産といいながら、まったく金額が動いていないということは普通に考えると売ってないということになるわけですよね。
それで、「なんなのこれ?」ということは当時も書いたんですが、それを売ったという話になったと。
そして、その評価損が2億1365万円だということも開示されたわけです。
普通に考えて、分けわかんない数字ですが、これだけを見ると、おそらく3億865万円分の物件を全部売却したんだろうと。そしてその売却額は差額の9500万なのだろうと。
そう考えますわね。簿価の3割ってのもアホみたいな話ですが、まあ、東邦グロだし、不景気だし。
ところが、あとから訂正された決算には、まだ販売用不動産があったのです。
その金額は9500万円。
減少した分が2億1365万なわけですよ。
つまりですね、簿価2億1365万の物件を売ったら、2億1365万の評価損が出たと。
決算短信は、1000円単位ですから、残った販売用不動産は95,000となってます。
普通、そんなことはありえないわけですね。
当時も、おかしいいおかしいとさんざん言ってましたが、おそらくですね、今思えば、とっくにそんなものはなかったのだろうと。
それがばれちゃったんであわてて訂正したんでしょう。
だって他に考えれらないよね。
資金を得るために売却したとか言いながら、計算上では500円未満で売ったことになるわけで。
さすがのフロンティア監査法人も粉飾は見逃せないでしょうからね。
他にここのすごいところは、前々期は売り上げの2倍の赤字、前期は6倍、今期は中間までで売り上げの3倍の赤字を出している点ですが、
特に注目は四半期連結損益計算書です。
売上高、4.54億、売上原価、4.23億はいいんですが、
販売費および一般管理費が、7.29億。
何に使ってるのだ?銀座で夜毎豪遊でもしてるのかと。
ええ、そんな素敵な東邦グローバルですが、今度の決算は素直に出るんでしょうか。
とても気になります。
トラコミュ 株ってどうなの!?
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