3社揃い踏みというかなんというか、出ましたので行きます。
ダヴィンチ、本決算(20年12月期)
(括弧内は3Q)
売り上げ、528億(336億)
純利益、-179億(0.35億)
営業キャッシュフロー、-3341億(-3742億)
総資産、1兆1287億(1兆2012億)
純資産、2407億(2928億)
負債、8880億(9084億)
現金、323億(234億)
棚卸資産、1570億(1643億)
短期借入金、199億(264億)
1年以内返済予定長期借入金、3616億(1679億)
売り上げが激減。19年12月期の5分の1以下。これで売上原価は602億ですからね。
それでこの営業キャッシュフローのものすごいマイナス。
アホとしか思えないですよね。
完全な戦略のミスですね。
それでも3Qより現金が増えてるんですね。これが不思議ですけど。
ここの場合は信託販売用不動産が主体で、普通の販売用不動産は19年にはほとんどなかったんですが、1Qでがっつり増やしたと。
その結果がこれです。
んで、これも前に書いたんですが1年以内に返済する予定の長期借入金がどんどんふえてます。
すごい勢いなんですよ。
おそらく、今年いっぱいもたないだろうと。
そういうわけで出走馬にいれてるんですが、ここに来て、さらにものすごい増え方ですね。
時間の問題だと思っています。
が、大きすぎて潰しにくいですね。大きすぎてちょっとぐらいでは救えないともいえますが。
GC注記。
ケネディクス、本決算(20年12月期)
(括弧内は3Q)
売り上げ、1374億(1247億)
純利益、-108億(56億)
営業キャッシュフロー、-568億(-602億)
総資産、2733億(3907億)
純資産、576億(914億)
負債、2157億(2993億)
現金・現金同等物、163億(216億)
現金・預金、119億(143億)
棚卸資産、2093億(3158億)
短期借入金、637億(872億)
1年以内返済予定長期借入金、201億(58億)
ダヴィよりはだいぶましだと思うんですが。
売り上げは3Qと同様に19年12月期とほぼ同じです。
棚卸資産のほうは一気に圧縮してますね。なんか、
ホルダーさんたちで、21年12月期の予想が黒字だから月曜から上がるとか言ってる人たちがいるんですけど、ネタですよね。
最初から赤字予想する会社はありません。
問題は低価法ですね。
12月の下方修正の際に、21年から低価法を用いた場合、70億の減損が生じるといってるんですが、2100億近い棚卸資産が70億程度の減損で済むのかという疑問がありますね。
掲示板のホルダーさんたちは例によって、有料物件が多いからだとおっしゃっておりますが。
現金が2通りありますが、よく見ると現金・預金に信託預金を足してそこから使途制限付きの信託預金を除いた分が、おおよそ、現金・現金同等物となっているようです。
ここは微妙ですけど、社長はずいぶん危機感を持っているようなことを言っていたので、なんとか生き残るかも知れません。
リサ、本決算(20年12月期)
(括弧内は3Qの数字)
売り上げ、2478億(2049億)
純利益、-22億(41億)
営業キャッシュフロー、-179億(-234億)
総資産、1424億(1519億)
純資産、388億(446億)
負債、1036億(1073億)
現金、85億(71億)
棚卸資産、363億(371億)
買取債権、348億(390億)
投資有価証券、326億(398億)
短期借入金、98億(289億)
1年以内返済予定長期借入金、152億(-)
まあ、とにかく今回は投資有価証券の評価損が中心ですね。
あとは、棚卸資産の評価損がね。
「棚卸資産の評価に関する会計基準」の記述はあるんだけど、低価法を採用しているように見える部分はないんですが。
???
よくわかりません。
このほか、セイクレストだとかライフステージだとかいろいろは明日というかもう今日ですが、書くです。
トラコミュ 株ってどうなの!?
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