9日
コスモスイニシア
現金が切れそう。
1年以内に返済予定の借金が、現金の27.6倍。(以下「例の倍率」といいます)
GC注記付き。(財務制限条項に抵触)
あの、「例の倍率」は、GC注記のついたところでは、ほとんどの場合、ほんとうはすでにテンパッているので、あくまでも参考です。
10日
シノケングループ。
少しましになったお。
例の倍率、16.7倍。
アーネストワン
自己資本比率は高いけど、なぜか現金が大幅減。
例の倍率、22.3倍。
有楽土地
なぜか負債が増えてます。
そのうち危険水域に達するかも。
例の倍率、14.4倍。
ニチモ
決算、出ませんでした。
13日に悲しいお知らせのIRが出ました。。。。
12日
グローベルス
例の倍率、13.3倍。
GC注記付き。(返済期日の延長)
アゼル
例の倍率、28.4倍
GC注記。(財務制限条項に抵触)
アーバネット
例の倍率、7.2倍。
価値開発
例の倍率、5倍。
ジョイント
例の倍率、7.8倍
東京建物
例の倍率、11.8倍
ダヴィ
例の倍率、18.2倍。
GC注記。(??? にやり)
ケネ
例の倍率、5.3倍。
GC注記(財務制限条項に抵触)
リサ、
例の倍率、3倍。
セイクレスト
例の倍率、11倍。
超ものすごく激しいウルトラ債務超過。
GC注記(一応、支払いが遅れてる)
ライフステージ
例の倍率、39倍。
債務超過。
監理ポスト。3月18日がリミット。(浮動株の時価総額)
GC注記(支払い遅延、財務制限条項抵触)
もうね、、、無理です。
エムジーホーム
例の倍率、31.4倍。
GC注記(???)
ウィル
例の倍率、22倍
やや現金が増える。
あれ?注記がついてない。
フージャース
例の倍率、一応、10.6倍
GC注記(返済期日の延期)
セントラル総合開発
例の倍率、10.5倍。
債務超過すれすれ。
アーバンライフ
例の倍率、15.5倍。
現金増加するも借金も増加。
ラ・アトレ
例の倍率、15.4倍
現金半減。
コマーシャルアールイー
例の倍率、一応、4.5倍。
GC注記(返済期日の延期、財務制限条項抵触)
4.5倍は、ここの場合、あまり意味がなくて、持ってる現金以上の金額の支払いを待ってもらっている状態です。
エスグラント、
報告書遅延。
明誠監査法人辞任。
と、こういうわけですが、エスグラントは終わった感じですね。
明誠が辞任するというのは、かなりのサプライズなんですが、どうなるんでしょうか。
あとは、ライフステージも終了ですね。
粘っても上場廃止が待ってますし。
アゼルとかもちょっとね。セイクレストはなんで存在しているのか、謎ですし。
あと、ダヴィは有価証券報告書出す前に、一悶着あるのではないかと。
日本エスコンが下方修正だしてますね。
それと、不動産ではないけど、東邦グロが、決算出してません。
知らん顔して16日に出すのでしょうか。
それと、これも不動産ではないけど、ゼンテックが遅延。ここはウイングパートナーズですからね。
エスグラントといい、新たな展開を見せるのか注目です。
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ええとですね、継続企業の前提に関する重要な疑義がつくのは、どういう場合かということを昨日まで(13日)は非常に大雑把にしか見ていなかったのですが、実はかなりはっきりとした根拠があるのではないかということで、その「GC注記」がついた企業の開示を見てみたのです。
決算短信などで並んでいる数字を見ると、GC注記がつくところとつかないところではどののように差があるのかよく分からないわけですよ。
そんな中、コマーシャルアールイーがこれに関して非常に詳しく書いてあったと。
なるほど、と思ってフージャースを見ると、かなり大雑把で決まり文句的なことばかり書いてあったのですが、説明の最後に出てました。
ようするに、返済期日が過ぎたものでも取りあえず待ってもらって、お金が出来たら返すような状態と。
ケネは財務制限条項に抵触するという話でGC注記。
他のところもほぼそのいずれかでした。
で、非常にわかりやすいのはニチモの過去の開示。
11月14日の開示では、
2008/11/14
継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ
平成20 年9 月期 連結財務諸表
当社グループの当連結会計年度において、不動産市況の急激な悪化により売上高が35,387 百万円と前連結会計年度66,511 百万円に比し大幅に減少いたしました。また、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用を行い4,637 百万円の評価損を売上原価に計上したことなどにより、当期純損失は10,256 百万円となりました。その結果、連結貸借対照表の純資産が前連結会計年度11,947 百万円に対し当連結会計年度は1,243 百万円となりました。これらの状況から、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しております。
こうなっています。ところが、あとから追加の訂正が入って、
2008/12/25
有価証券報告書に記載する「継続企業の前提に関する事項の注記」に関するお知らせ
なお、キャッシュ・フローの厳しい状況を勘案して、販売未了物件の一部借入金について金融機関と合意のうえ、平成20 年11 月末日の返済期日を延期しております。
こういうことですよね。具体的に「返済期日を延期しております」と書いています。
有価証券報告書では、11月14日の記述は通用しないということでしょう。
なんかやる気なさそうなライフステージの開示でも、注記がついた時は非常に細かく書いてました。
さて、ここでダヴィです。
2月13日の記述。
当連結会計年度(自 平成20年1月1日 至 平成20年12月31日)
当社グループは当連結会計年度において、重要な当期純損失を計上しており、当該状況により継続企業の前提に関する重要な疑義が存在しています。しかしながら、当連結会計年度末時点において債務超過の状況にはなく、向こう1年間の資金繰りに懸念はありません。
はっきりいって、純損失で疑義がつくなら、13日に決算を発表したところは全部つきますよね。
返済日を延期したり、というのはないかもしれないけど、赤字だけで疑義がつくわけないだろうと。
しかも、「向こう1年間の資金繰りに懸念はありません」って。
だったら疑義はつかないだろうと思うのはわたしだけ?(ダイタヒカル)
特に具体的な記述がないところでは、昨日の分では他にエムジーホームがありますが、それでももう少しましなこと書いてます。
営業キャッシュフローとか営業損失とか、資金繰りが不透明とか。
ダヴィの場合、年間の売り上げ(20年12月期)は500億円程度しかないのに、これから1年以内に返す借金は4000億近いわけです。
どう贔屓目に見ても不透明だと思うんだけど。
ていうか普通に見たら、お先真っ暗。
こういうことについて具体的な策が示されていないから、疑義がつくのではないですかね。
ええと、有価証券報告書の提出は当然まだです。(3月いっぱいかな)
ニチモみたいに訂正が出なきゃいいけどね。
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