いや、今日もおかしなことばかりで驚きます。
しかし右ひじが痛いので、手短に。
最初は「別に普通に考えればわかること」というタイトルで普通に考えればわかることがなぜ自称専門家にはわからないのかという話などを書こうかなと思いつつt、
途中で、本邦では「専門家」がシーライオニングをしかけているという話をしようと思ったんですが、なんとあのGoToトラベル、割引対象となる事業者の登録は今日開始なのだそうでもう何がどうなっているのかニッポソすごいと思ったあげく、やっぱり聖路加国際病院にしました。
別に聖路加国際病院批判ではないので念のため。
「偽物の安心」批判で何とか食いつなぐ反検査カルトですが、その一角である坂本史衣先生が所属する聖路加国際病院がなんと「偽物の安心」を売り物にしていたんですね。
PCR検査結果証明書
海外渡航先当局から新型コロナウイルス感染症PCR検査結果証明書(陰性証明書)の提出が求められる方(高校生以上)に証明書の発行を開始します
それもなんと「精度が低い」と訴え続けるPCR検査です。
これは大変なことです。
「PCR検査での陰性は陰性証明にならない」んですよね。そうです。それは正しいです。
なのに陰性証明書を出すんですよ。おカネ取って。
これはマルチン・ルターの出番ではないでしょうか。
免罪符ではなくて本当は贖宥状だそうですが(カトリックの人の前で「免罪符」という言葉を使うとめっちゃ怒られる場合があります)、
「金を払って偽物の償いをするなど許せん」と宗教改革を進めたルターよろしく、坂本先生も「病院改革」を進めてはいかがでしょうかね。
偽院生が出るというのはつまり「検査で陰性の結果が出ることは、必ずしも感染していないことを意味しない」ということですよね。
誰でもわかります。
だから陰性の証明にはならないことも明らかです。
ただ言えることは、検査しないよりはましだということですね。圧倒的にまし。
感染直後以外はまず大丈夫でしょう。
それだけの話です。
発症してから一定の期間が過ぎると、検査をしても陰性になってしまう可能性が高いのですが、一方で、誰かにうつす可能性もほぼないというこデータも出てきてますね。
と書いたら、さらに発見。
CDCデータ
発症後6日経つと感染しないみたいと言っているようです。
この場合は感染の心配より本人の体の状態を気にすればいいのですが。
まあ、そこは陰性証明書の話とは別ですね。
先日の荻上チキの番組では、
荻上チキラジオ
「日本の検査数は不足してない。必要なところで効率的に検査、そして治療という体制ができているから、日本の死亡者数は少ない。
盲滅法PCR検査をすれば偽陽性、偽陰性が一定数出るし、アメリカやブラジルのようになる」
峰とともにこんなこと言ってましたね。
まず事実関係として「日本の検査数は不足してない」って明らかに嘘ですよね。
必要なところにすらまるで足りていません。
そして効率的にできているという時点で感染症対策になっていません。
先日もまるで検査陽性率を誇るようなあほ発言をしていましたが、検査対象を絞って陽性率を高く保つようなことをしてたら感染者が増えるにきまってるじゃないですか。
検査を絞った結果が自粛地獄ですよ。また倒産続出。
断続的に自粛等はやらなければいけないとしても、程度問題ですからね。
ところで、この坂本さんは何の専門家かというとですね、もちろん検査の専門家ではなくて、
情熱大陸
感染管理専門家/坂本史衣 院内感染をどう防ぐのか 「私が医療現場を守る…」
院内感染などを防ぐための人なんですね。
厚労省の仕事もしていましたね。
こっちのプロです。
つまり
神戸の病院
院内感染発生した「救命救急1位」神戸の病院 対策を公開し教訓に
こういうことを避けるプロなんですね。
日本は、院内感染による死者の比率が異常に高いんですよ。
まず医療関係者の死者が多い。
そして入院患者や介護施設などでの大量の集団感染と死者が比率として非常に多いんですね。
なんで専門外の検査の件でテキトーなことを言って、専門のお仕事のほうはしないのでしょうか。
というのもこのひとまた「専門家」は偉いアピールに必死なんですよ。
一番ダメなパターンなんですが、実は本業もだめなのではないかと疑ってしまいますね。
今日も特に理由ないです。
Bach - Concerto for two violins
これ画面をみたら、いくつの場庵のための協奏曲か、最初わからんですよね。


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