医クラ一味の一人が「なぜ国民民主は人気がないのか」という話をしているんですね。政策は悪くないのに(彼らに劣ってはそうなのでしょう)
まああるわけないんですが。
野党のふりをしているから注目するのはまず野党サイド(反自公維)の人々ですけど、中身が自民党に近いし何より反共だから普通に敬遠せざるを得ないです。前原みたいな奴にはもううんざりですからね。
そうではない人たちだと、まずまるっきりの無関心層は国民民主なんて知らないです。
次に、それより少しは政治に関心を持っているつもりの普通の日本人にとっては支持率が低い(知名度も低い)政党なんて、ほぼどうでもいいんですよ。
そしてガチな「普通の日本人」(つまりネトウヨ)にとっては、少数派はやっぱりどうでもいいんです。
「なぜ国民民主は人気がないのか」と言っているそいつ自身が、「政策はいい」といいながら国民民主を支持する気は一切ないわけですよね。
彼らは権威とか権力とか多数派とかそういうものにつくわけですからね。
「長いものには巻かれろ」というのが座右の銘のような人々。それだけで生きているのですね。
自分で物事を判断するということを避ける生き物ほどこの傾向が強いんですよね。
判断を避けるということは当然善悪の判断はしない。なんなら真偽の判定もしない。
「偉い人が言ったことが事実」「みんながそう言ってるから正しい」ということになる。
もちろんそういう人は倫理が欠如しているわけですね。
弁護士のヤシローが「ひるおび!」でデマを垂れ流して、その言い訳が閣議決定に基づくとか言っているわけですね。
単に事実関係なら、そんなものに頼るほうがおかしいのですが、倫理が欠如していて自分で真偽の判断ができない(笑)の、そうなるのです。
こういった判断の放棄は、つまり責任の放棄でもありますね。
閣議決定で事実であるかどうかを確認できるのは、バカな内閣がそう思っているかあるいはそう国民に思ってほしがっているということだけですね。
それ以外のことは一切事実とは無縁です。そのうち本当に「2x2は5である」ってやりそうですからね。
まあ、だいたいそれに近いことはやってますけどね。「『そもそも』には『基本的に』という意味がある」なんてことを閣議決定しているぐらいで、確実に小学生のほうが賢いですよね。
アイヒマン的な「悪の凡庸さ」は思考停止とされていますけど、やはり判断の放棄、判断することによって生じる責任の放棄でしょうね。
ヤシローがいくらバカだとしてもアベやスガのように台本がないと何も言えない(そして台本すら読めない)のと違って、自分で話ができるわけですね。
司会のめぐみがいないときはヤシローが代わりにやる。
頭はそれなりに回るのだから思考力がまったくないはずもないし、停止していると言えるかどうか。まあ、そのあたりは「言い方」の問題ですが、少なくとも厳密ではないですよね。
アイヒマンなんて相当に頭はいいはずですからね。
判断と責任の放棄だと思います。
まあ、バカには楽ですよね。もともと思考力がないネトウヨなんて最初からそうでしょうし。
そして日本にはこういう人が非常に多いんですね。
ケインズの美人投票という言葉は何度か使っていますけど、これは実に日本人向けですね。
美人コンテストで誰が一番美人かを投票するのに、自分が一番美人だと思う人に投票するのではなくて、1位になりそうな人に投票するというやつ。
まあ、美人コンテストの可否はとりあえず置いておいて、美人かどうかってそんなものは本人の主観しかないわけで、自分で美人だと思う人を選べばいいんですが、そうしないで「クイズ100人に聞きました」方式の答え方をするやつですね。
株を買ったりする場合には、儲けたいのであれば自分が好きな株を買うのではなくて上がりそうな株を買うとか下がりそうな株を空売りするとかになるのでそれはわかりますし、かつての「クイズ100人に聞きました」ならポイントを稼げるのでもちろん当てにいきますけど、美人投票で1位の人に投票したからといって特典があるわけでもなかったら、ばかみたいなわけですよね。
できれば正社員になりたい派遣労働者が、世論調査で一番人気があるからといって選挙で自民党(大阪だと維新の会)に投票しても、相変わらず竹中平蔵に搾取され続けるだけですし、なんならさらに搾取がひどくなるのですが、一番人気なのでなんとなく安心するんですかね(笑)
馬券と違ってそこで当たっても仕方ないんですよね。むしろ損しますけども。
この多数派についておけば安心というのは、これも何回か話をしていますが、小4の時の担任が算数の時間にしばしば口頭で問題を出して回答も3つか4つを口頭で言ってその中から正しいと思うものに生徒がそれぞれ挙手する、ということをやっていたんですね。
基本的に話を聞いていないわたくしには結構アレだったんですが(笑)、問題がわかっているときは、だいたい確信して正解と思うものに挙手するわけです。
それがときどきその答えで手を挙げたのが自分ひとりだけという場合があったんですが、最初はちょっとドキドキしたものの、まあ、普通に確信があるから手を挙げているんだし、当然正解になるわけですね。(まあ、一人正解だとやや気分がよいですし)
しかし、基本的に聞いていないことが多いのでどんな問題が出たか分からずにみなが手を挙げる様子を見て問題が出ていることに気がつく場合もあるわけです。
そうするとさすがに正解がわかるわけもなくて、それではどこで挙手するかというと、多くの人が手を挙げている選択肢になんとなく一緒にあげるわけですね。
外れても目立たないし(笑)、みんなで一緒にバカで終わると。
バカを隠すならバカの中というか。
わからないとそうなってしまうし、それで偽物の安心が得られるわけです。
「専門家が特異度99%と言っているから99%なんだろう」というのも、同じですね。そもそもその人が何の専門家なのかも調べないで、「バズフィードメディカルが専門家と言っているから専門家なんだろう」ぐらいの世界ですけどね。
偽物の安心(笑)
マーク・ボランの命日なんだけど映像を探している時間がなくなった。
T REX Teenage Dream
T. Rex - Jeepster
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