Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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いよいよ修理最終日です(笑)

2025-01-09 20:08:11 | 修理

本日の山陰は朝から雪が降っています。
朝の時点では身の回りではまだ積雪はありませんが車の屋根の上はそろそろ白く見えてくるかな〜と言う感じでした。

朝、TVを見ますと「不要不急の外出は自粛するように」と宣伝していますし市内の情報端末でも朝から放送がありました。
それが原因かどうかはわかりませんが今日はお客様も少なく、まるでお休みの延長だろうな〜と。

出勤途中のホームセンターで栗の「ポロタン」を2本購入しまして・・・

と言うのも畑の中にある栗の木(ポロタン)が最近元気がないのです。
カミキリムシでも幹の中に入ったのかも知れませんね〜

その代替えに同じ種類の栗を買ってきたわけです。
この「ポロタン」ですが受粉樹が必要なんですが幸いにして普通の丹波栗の木が敷地内にもう一本植っていますので多分これが受粉樹になってくれると判断しました。
但し同じ時期に花が咲かないといけないのですけどね〜まあ近くの山にはいっぱい栗の木がありますから大丈夫でしょう(笑)

それにしても・・・海外持ち出し禁止なんですね(笑)
まあウチの畑に植えるだけですから大丈夫でしょう。

この「ポロタン」は接木苗でして幹の途中にビニールが巻かれています。
下の方からは元気よく芽が出かけています・・・これが実はダメなんです。

この接木苗はこのビニールの部分で2種類の栗をつなげてあるのです。
下に根のついている部分は台木と言われる部分でして根が強く生命力があるものが使われます。
それに比べますと上のポロタンは固有の特性がありますからその分根の張りが悪いのかもしれませんね〜。
台木の部分の新芽を全てカットしておきましょう。

そして畑に植えました・・・
ちょうど雪が止んで晴れたタイミングだったんですよ・・・まるで私に味方をしてくれたような気がしますね。

ついでにイチジクの木を少し剪定したりしましてね・・・。
結構屋外の仕事ができました。

そして本業に移ります。
今日も修理です、ご依頼は結構いただくのですが12月25日から1月10日までは年末年始で宅配便は忙しいので今月10日を過ぎてから送っていただくようにお願いしています。
まあ当方の都合ではなくあくまでも輸送の状況を見ながら・・・と言うことですね。
とりあえず・・・店内掲示のポスターからですね
2月〜3月までの2ヶ月間市内の方が一生をかけて作られたプラモデルを展示いたします。
その予告ポスターですね。
まあ色々な方がいらっしゃいまして・・・模型好きの片鱗を感じていただければと思う次第です。

フェラーリ330P4の3台セットですが最終確認に入ります。
子にアクリル製の黒いベース板は指紋が見えやすいので白い手袋を新しくしての作業です。

まずは裏側を磨きます。
と言うのも裏側は結構深い傷がありましてね・・・全部消すことは出来ませんがそれでもなんとか出来る部分だけでも綺麗にしておきます。

そして元の箱に収めます・・・
上側のクリアーカバーに貼られているマスキングテープは一応はオリジナルのはずなのでそのままにしています。

そして外箱の周囲を守っているエアキャップもオリジナルのシールがついていますのでこれもそのまま元に戻しています。

この部分は開封時に破ってしまうことが多いので案外貴重かも知れませんね。

続きまして次の患者さんですよ。
F40GTEのマリエールですね。
私も持っていましたが・・・どこにいっちゃったんだろう??
ここで気がつくのはカバー部分についているテープの粘着ですね・・・綺麗になるかしら・・・!?

お客様によりますと・・・室内の部品が外れていると言われていましたが・・・確かにその通りですね。
シフトレバーも寝転がっています。

こんな場合、何が問題になるかと言いますと、どこからこの室内のパーツにアクセスするのかなのです。
修理などと言うのは安い方がいいのですよ。
したから分解してバラせば楽なんですがしたから全バラすれば結構な金額になってしまいます。
今回はフロントウインドウの右上が浮いていましたのでこれを外してアクセスすることにしました。
といっても浮いているのは縁のモールが主なんですけどね〜。

早速フロントウインドウを外しまして内部パーツにアクセスしました。
外れていたのはシフトレバー・補器類・補機類を止めている台・そしてロールゲージ1本でしたね。

一番分かりにくかったのはロールゲージでしたね。
他のF40のレース用を見ますと付いていたり付いてなかったりと色々だったのです。

色々調べますとロールゲージは助手席の側のサイドに付けられている斜めの部分と判明しました。
接着痕もありましたから大丈夫と思います。

シフトレバーも接着しました。
このパーツはホワイトメタルのような金属製の部品でしてゴム系接着剤では将来的に支えられないはずなのでエポキシ系の接着剤で取り付けておきました。
少しは長持ちしてくれるかな〜!?
頑張って欲しいですね。

そしてウインドウですが・・・
これが、また大変なのです。
ウインドウの上側にはシールド代わりにステッカーが貼られているのですがモールが外れた拍子にデカールが破れてしまっていました。
まあ取り敢えずモールはガラスに接着しますが破れてしまったデカールは破れ目が見えてしまいます。
デカールの上なのでラッカーのホワイトではタッチアップできません・・・デカールが溶けてしまうからです。
なのでエナメル塗料のホワイトでタッチアップして余分な部分は拭き取っておきましょう。
エナメルシンナーならデカールを溶かす事もありません。

ウインドウを取り付けて見ました。
特にウインドウの縁を削ったり切ったりする様な事はありませんでしたのでよかったですよ。

最終的に確認していましたら・・・
リアウインドウも上側の角の部分が少し浮いていましてお客様のことを考えますと今のうちに補修しておいた方が良いかも知れないと言うことでリアウインドウを外して見ました。
案の定ですが・・・パックリと簡単に外れてしまいました。

そしてリアウインドウを取り付けました。

フロントウインドウは数時間後にマスキングテープを外しまして、ワイパーを取り付けたら修理完了ですね。

それからまた数時間後にやっとリアウインドウのマスキングテープを外しました。
これで完全に元に戻りましたかね〜??

そしてテープの粘着がついていたクリアーのカバーもシンナーで拭きましてコンパウンドで磨きました。

手間はかかりますが・・・避けて通れない作業なのです。

明日は発送ができればいいですね・・・・でも今風も強いし気温も低い・・・明日はどんな1日になるのでしょうか?
楽しみですね。


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