本日の山陰は曇り時々雨でしたね〜。
雨は強くは降ってないのですが時々パラパラだったです。
時々雪も混じっていましたが・・・平地(当方のお店の周囲では)白くなることはありませんでした。
ただし午前中にパン屋さんにパンの端の部分(小鳥の餌なんです)を買いに行ったのですが少し奥の方の山々は白くなっていましたね〜。
帰ってから明日からの雪に備えてストーブ用の薪を運びました。
また明後日からのギャラリー展示の為の準備もやっておきましたよ・・・雪が降りますと除雪の作業もしなければなりませんからね先の天候を読みながら準備をしておきました。
さて今日も早めに本業に取り掛かりましょう。
修理の相談はいっぱい来ていますので早めに進めておかないとね。
1/18の288GTOですが・・・
本体のおおまかな修理は終わっているのですが、少々気になる点がありましてね。
それは下の写真なんですよ〜、わかりますかね??
エンジンフードに後ろ側についているエンブレムなんですが・・・斜めについているのです。
これはですね、取り付け位置が分かりやすくするためにエンジンフードに溝がつけてあるのです。
多分実車をご存知ない組立工のお姉さんが溝に入れて斜めに接着してしまったのかな??(笑)
せっかくなのでエンブレムを一旦外しまして、付け直しておきました。
気になるのは「私」なのでこの部分の修理代は請求しません(爆笑!!)
まあ新年ですからお年玉ですよ、たまには嬉しい事があっても誰も怒らないでしょ(笑)
288GTOはワイパーも取り付けてやっと元通りですね。
数日置きまして異常なければ発送作業に移ります
1/43のポルシェ930ターボもリアワイパーを元に戻しまして修理完了ですね。
数日経過観察となりました。
赤い方の930ターボもワイパーをつけまして完成かな〜
コチラも経過観察ですね。
こちらのポルシェも大丈夫そうなのでワイパーをつけました。
少し強力な接着剤を使おうかと思ったのですがそれを使いますと再び修理が不可能になってしまうのでやはりやめておきました。
その代わりと言っては何ですが・・・もう少しボディ形状に近いRになるように曲げを調整しておきます。
これで結果が良ければいいですね・・・私も少しずつですが勉強させていただきます。
続きましての患者さんですが・・・
330P4の3台セットです。
実に懐かしいですね・・・私の所でも確か購入した事があるような気がします。
もうすでにお客様のところに行っていますので手元にはありませんが・・・。
でも何やら不穏な空気が・・・(笑)
なんかバラバラになっていますね〜。
外れた部品はマスキングテープに全て止められている・・・はずなんですが、実は何点かない部品がありましてね修理には大変苦労しました。
まず一番破損がひどい24号車を仮組台に固定します。
3台セットの中央と言うのもあります、と言うのが左右を挟まれていましてねピンセットが入りにくいのです。
最初に修理をしたのはフロントのインテークなのです。
中央にはボディカラーの縦の補強があるのですがこれが外れています、外れたら原因を探らないとただ付けただけでは修理になりません。
インテークのメッシュをピンセットで押して見ますと中央が外れてくの字型に膨らんでいるのです。
恐らくボディが収縮してエッチングのメッシュが収まらなくなった・・・中央に溝が切ってあるのでその部分が弱かったから中央部分でくの字に曲がってしまい結果的に中央の縦の補強を押し出して壊してしまったのではないかと・・・
仕方がないのでメッシュの中央の部分を少しカットして付け直しています。
ちょっと見えにくいですがサイドウインドウの左右も浮いていましたので一旦外して付け直しています。
すでに接着中なのでマスキングテープで仮押さえしています。
切っても継ぎ目は縦の補強が入りますから見えなくなります。
これでいいかな!?
続きましてリアフードのウインドウですね。
これも外れてバラバラになっていました、ウインドウと枠もバラバラでしてウインドウガラス自体はミニカーについたままでしたが前側の中央が浮いていましてねそのまま枠をつけるだけでは収まりそうになかったのです(笑)
ウインドウを一旦外しまして枠を取り付けます。
実はこの部分は大変難しい部分なのです。
理由は・・・この部分のゼッケンはリアのウインドウとその枠そしてリアカウルにまたがって貼られているのです。
なので枠の部分が外れてしまいますとデカールは3分割に切れてしまいまして細かくバラバラになった部分もありますから修復作業は大変難しいです。
ボディに取り付けてもこのように隙間ができてしまうのはデカールが切れてしまったからなのです。
仕方がないので・・・エナメルのグロスホワイトで切れたデカールをタッチアップしています。
余分についた塗料は綿棒にエナメルシンナーをつけて拭き取ればデカールには悪影響を残さないはずなのです。
このミニカーはフロントフード内のオイルクーラーも外れていましてかなり強い力で影響があったと考えられますね。
フロントスクリーンは縁のエッチングだけが外れていましてね、接着したいのですがウインドウ本体も浮いていますから全部治さなければエッチングの枠を付ける訳にもゆきませんよね。
今日の作業はここで時間になりました続きは明日ですね〜。
お楽しみに!!