本日の山陰は曇りです、それでも午後からは少し空が見えて日も当たっていましたね。
これくらいの曇りなら過ごしやすくて良いですけどね〜。
さて午前中は昨日に続きまして修理を続行しましょう、まだ途中になっていますのでなんとか済ませておきたいのです
昨日バラバラだったリアウイングを接着しておきました(お客様は昨日のブログもご覧いただければ喜びます・・・笑)ので今日は取り付けからです。
何か強い力がかかったらしくリアウイングステーも若干歪んでいましたが翼端板接着前に確認してありましたのでこの時点での接着は実にスムーズに完了です。
続いての患者さんはテスタロッサでしてサイドウインドウが左右共にばっくりと外れています。
右側は上側のレインドリップもバラバラです。
なかなかここまではならないのですが・・・。
左側はそれほどでもないのですけどね・・・。
まあ一応こちらも全バラして接着し直しておきます。
これくらい酷くウインドウが浮いていますと心配になるのはフロントウインドウです。
よく見ましたが・・・ウインドウの浮きは確認できなかったです、ワイパーも持ち上がっていないですしね。
まあ無理やり外す訳には行きませんからまた次回の修理で良いかな〜。
無理やり外すと窓枠に外側についているエッチング板が歪んでしまいますからね。
サイドウインドウを全部外して剥げてしまったブラックをタッチアップします。
ウインドウを接着しました。
あのバラバラになっていた右側のウインドウは結局エッチングと窓ガラスも剥離していまして一度分解してクリーニングしてから再接着というかなり手間がかかりましたね。
接着剤が硬化したらマスキングテープを外して上側のレインドリップの部品を取り付けます。
これで修理完了ですね。
次の方・・・どうぞ〜!!って
次の方は512BBですね。
これも古いモデルだけに傷んでくるのは仕方が無いですね〜。
フロントウインドウがパックリと外れています。
まだ軽症な方です(笑)
酷いのだとケースの中でワイパーとウインドウが踊っていたりしますからね・・・まあ保管状態にもよるでしょうけど・・・(笑)
ウインドウの下側はちょっと接着剤が生きていまして・・・なかなか外れませんでした。
まあそれでもなんとか分解しました。
接着剤が生きていた下側両サイドと中央の部分は下のフラットブラックが剥げています、いかに接着剤が効いていたかわかる部分です。
窓枠を外した周囲の部分はフラットブラックでリタッチしておきましょう。
まあこのままでも見えないでしょうけど・・・修理=元に戻す事なので元と同じにしておきたいのです
まあ自己満足とも言いますが・・・(笑)
ウインドウを接着したら当分の間マスキングテープで仮固定して硬化したらワイパーを取り付けて完了です。
はい!最後の方どうぞ〜!!
次はムルシエラゴSVです
このミニカー最初はどこが問題なのかわからなかったんですが、よく見ますとワイパーが浮いています。
と言う事はフロントガラスの前側が外れてワイパーを持ち上げているって事ですね。
なので見積もり時にフロントガラスの脱着しか見積もっていなかったのですが・・・
後で気がついたのが・・・右ドアミラーですね。
多分何か強い力で前から後ろに力がかかったんでしょうね〜。
幸にしてドアミラー事態には傷もなくボディの方にも傷はありませんでした。
このドアミラーはなぜこんな事になっても脱落しなかったのかと言いますとドアミラーがボディに直接ついていたら完全に脱落するでしょう。
でもこのミラーはサイドウインドウのエッチング板の上に接着されていたので落下しなかったのです。
と言う事はエッチング板が曲がっているはずなのですが多分ですが三角なミラー取り付け部分のすぐ後ろの細い部分で曲がっているはずなのでこのままゴム系接着剤で接着しておけば次の修理の時にも問題は起こらないはずです。
これって見積もりして無いですからお客様には請求しませんよ・・・サービスです(笑)
たまにこんな事もあります
浮いていたワイパーを外しますと・・・
やっぱりフロントウインドウが浮いていますね。この角度から見ますと良く見えます。
先にフロントウインドウを修理します。
やはり上側は綺麗に接着されていましたが下側の塗料が剥げていない部分は接着が弱かったんですね。
ウインドウの周囲をリタッチしておきまして・・・・
見積もりでポカをしたドアミラーを元通り接着します。
ウインドウを戻してマスキングテープで押さえます。
そして数時間後にマスキングテープを剥がしてワイパーを元通りにしておきましょう。
これで修理完了ですね。
そして厨房係を終わったらまた本業開始です。
今日は変なものを切っていますね・・・透明なアニメセルなんですよ。
下が白いと見難いので下は黒い紙を敷きましてその上でカットしますと見えやすいです・・・これって老眼?(笑)
どこにつけるかと言いますとサイドウインドウのガラスの部分です。
ここはスライドの窓になっていまして上下にはこのように重なった部分があるのです。
本来ですとスライドした部分を再現しますと大変リアルなんですが・・・窓を開けたモデルはその部分から埃等が入りやすくなりますのでここは閉めたままの窓を再現しています。
続いていよいよ懸案のフロントガラスです。
これが合うか合わないかでここからの手数が変わってくるのです。
仮組み時にざっくりは合わせてあるのですが・・・塗装しますと変わってきますしこのレジンモデルはなんだか変形しやすいような気がするのです。
カウルとかでも外して置いておきますとなんだかわずかに合わなくなっていますしね〜腕が悪いのかレジンが良く無かったのか・・・わかりません。
とにかくこのウインドウの合わせだけで3時間もかかってしまいました・・・ふ〜っ疲れました。
続きましてワイパーの仮組みです。
ワイパーはエッチング製なのですが・・・エッチング不良でハーフが周囲に残った状態でして小さいので削るのもまた大変(笑)
まだ仮組みなので塗ってません
ワイパーをつける前にセンター部分の小さな膨らみを取り付けました。
これはウォッシャーノズルですね。
色は指定がなかったのでいつものMFHのインスト確認しますとシルバーなのです。
多分メッキの部品で何かの流用品だと思いますので洋白の丸棒から削って磨いたものを取り付けています。
塗ったワイパーを取り付けました。
少しずつですが完成が近くなってきましたね。
ちょっと見えにくいですが・・・
爪楊枝の先に仮止めして組み立てているのがルームミラーです。
この車はテール部分にスポイラーがついているのでこのミラーが役に立ったのか甚だ疑問ですね。
昔、ノーブルP4と言う330P4のレプリカに乗っていましたがその時もルームミラーで後ろがよく確認できなかった記憶があります。
但し・・視界が原因だったのかリアのアクリルウインドウが曇ったり歪んでいたりしたのかは忘却の彼方ですのでご理解ください。
かと言って・・・左右のフェンダーミラーは?と思われるかもしれませんがリアフェンダーが盛り上がっていまして意外と見えません。
一度は後ろから白いバイクがついてきているのがわからず・・・追い越されてびっくりした記憶があります。
幸にもスピードは出してなかったので切符をもらう事はありませんでしたが・・・変な車が走っていますと白いバイクや覆面さんなどがついてこられますからね〜(苦笑)
さてここで今日の制作時間が無くなってしまいました。
続きは明日ですね、当分の間330P4の集中制作が続きます。