Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

グルーブレッスンで思うこと

2011-09-29 12:27:02 | 運動
昨日のグループレッスンで思ったこと。

いかに「きっちり」「ご自身」で、自分の身体を使っていただけるように、指導者側はアプローチできるか。

たとえば、フレックスをするなら、前脛骨筋が収縮していることを感じて頂きたいし
その時に反対側の下腿三頭筋の伸び感もご自身で感じて頂きたい。
伸び感と収縮感を判別できられない方もおられるし。

この「感じ」を自分で感じ取れるようになるためには、「きっちり」「自分で」使ってみなければ絶対に判らない。
でもですね…。使ってみたことのない方は
「どこがきっちり(自動ROMの限界)」なのかは、やったことがないから判らない。
それを、インストラクター(トレーナー)側が教えもしていないのに
「ちゃんとやってください!!」
なんて、絶対に言ってはいけないこと。
…でも、こんな方は残念ながら多いけど…

パーソナルではワンツーマンなので、クライアントの方の状態や、こちらの手技を用いて、他動的にもアプローチしていくので見落とさないし、改善も早い。
だけど、グループでは「ご自身(セルフ)」でやっていただくしかない。
…そこがグループレッスンのデメリットでもあるのですが…

だからこそ、トレーナー側は「そこが自動ROMの限界なのか」どうか、見極める目が必要だと思う。
見極める目を持つためには、私自身が「きっちり」「自分」で使うことできることが大前提でしょう。

本当に身体って、人生…人の生活…仕事と一緒だと思う。
何気なくしか身体を使わなければ、どこを今自分が使っているのか判るはずもなく
ただ、漠然と何気ない身体の使い方しかできなくなってしまう。
人生も、ただ漠然と日々を過ごしていたらどうなるか…