最近本業?である映画批評をサボってクラシック音楽感想文ブログと化しておりますが、それはいよいよ今週に迫ったベルリンフィル川崎公演でクラシック熱が上がってるからです
今回はショスタコーヴィッチの有名な戦争ボレロの第7番のバーンスタイン×シカゴ響の最強組み合わせ版 . . . 本文を読む
【8番 「1000人の交響曲」】
最初から最後まで歌詞によって埋め尽くされる。それでも「交響曲」と呼ぶ。マーラー本人が交響曲と言ってるんだから仕方ない。
なんでも歌声や歌詞ですらも楽器の一部だと考えてのことらしい
声はともかく歌詞が楽器ねぇ・・・天才の考えることは良くわからん
どのみち日本人の私にはドイツ語の歌詞は全く意味が入ってこないので、単純に美しい声とオーケストラのハーモニーを楽しむ
副題 . . . 本文を読む
【マーラー交響曲5〜9番 概説】
交響曲5番~7番というのは、作曲家にとって調子の上がるナンバーかもしれない
ベートーベンなら5番「運命」、6番「田園」、7番も有名
チャイコは6番「悲壮」
ショスタコーヴィチなら5番「革命」、7番「レニングラード」
ああ、ブラームス、4番が最後とは・・・
そんなわけでマーラーも5番、6番、7番はノリノリである
といっても7番くらいから、迷走が始まったとも言えて . . . 本文を読む
マーラー交響曲1番〜4番の感想
第1番「巨人」
まだ20代のマーラーが初めて書いた交響曲。その後のマーラー作品と比べるとその青臭さが異質すぎてこわい。しかし結局一番楽しく聴けるのがこの1番だ。
「巨人」というタイトルに似合わず、巨人がのっしのっし歩いてる感があるのは第3楽章くらいで(別にウルトラマン的な意味での巨人てわけじゃないんだろうけど)、他は楽しいフェスティバルっぽい
第1楽章のカッコー . . . 本文を読む
グスタフ・マーラー(1860-1911)
2017年のクラシック異常ハマりのきっかけは、1月ごろふとマーラーの交響曲を聴いてみよう!と思いついたのが始まりだった。ほんとに特に理由はなかった。
実はこの年までマーラーはほぼ聞いたことが無かった
(いちお映画ファンなので、「ヴェニスに死す」でマーラーの第5番のアダージョをさんざん聞かされたつらい思い出はある)
なんかベートーベン、チャイコフスキーと . . . 本文を読む
チャイコフスキー 弦楽セレナード
通称 チャイコの弦セレ
夏頃になんか知らんが突然聴きたくなって緊急購入
ひと昔前に、スタッフサービスのCMで第1楽章の冒頭部分が使われていたので聴いた覚えある人多いでしょう。
チャイコフスキーがこれを作曲したころは、ロシア帝国政府から対ナポレオン戦争勝利を記念する曲の作曲を依頼されていた。
今でこそ名曲の誉れ高い「大序曲1812年」であるが、チャイコはめちゃめ . . . 本文を読む