フィクサーもドリームワークスも未開の領域へと、ジャパンCGアニメは進みだした。 . . . 本文を読む
グリフィスだエイゼンシュテインだと、原始的映画ばかり続けて観たので、口直しに「新作」を観ようと思いヒッチコックの「見知らぬ乗客」を鑑賞。
良い、面白い、興味深い・・・と思ったところは、トリュフォー著「ヒッチコック映画術」でほぼ語られていたので、同書の193ページから200ページをもって私の感想の代わりとする、と言ってしまうと身も蓋もないので、頑張って「ヒッチコック映画術」のパクリにならないように . . . 本文を読む
D.W.グリフィス監督「國民の創生」映評 3回目
【後編部分について】
[物語]
リンカーンの暗殺で権力を思いのままに操れるようになったストーンマンは、混血の政治家サイラス・リンチを手先に南部の支配を進める。だがそのリンチはストーンマンの権力を利用してやがては自分が権力の座に就こうと画策していた。
ストーンマンとリンチは、北部から黒人たちを送り込む。南部の白人からは選挙権を奪い、黒人に選挙権を与 . . . 本文を読む
D.W.グリフィス監督「國民の創生」映評 2回目
【前編部分について】
[物語]
南北戦争の勃発前のこと、北部の政治家ストーンマンの息子フィルは、親友の南部の名家キャメロン家の長男ベンを訪ねる。
フィルはベンの妹マーガレットと愛し合い、ベンはフィルが持参した彼の妹エルシー(リリアン・ギッシュ。可愛い!)の写真を観てまだ会わぬうちから一目惚れしてしまう。そうしていたら南北戦争が起こって、キャメロン . . . 本文を読む
発明王エジソンによる「映画の発明」が1891年。アメリカ人はこの年を「映画元年」としたがる。
リュミエール兄弟がパリで史上初の「映画上映会」を開催したのが1895年。アメリカ以外の国では一般にこの年が「映画元年」とされる。
アメリカ暦で映画世紀24年、フランス暦で映画世紀20年にあたる1915年に、史上初の長編映画(100分を越えるという意味)がアメリカで作られた。それがD.W.グリフィス監督の「 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■■□
[6段階評価 最高:■■■■■■(めったに出さない)、最悪:■□□□□□(わりとよく出す)]
2009年現在において、最も新作が期待されるアニメ作家は誰か?と問われると、私は「原恵一」か「今敏(こんさとし)」か、「細田守」のいずれかと答える。(これに「新海誠」を加えて四天王としたいところだが)
子供映画を隠れ蓑に大人向け映画を作る原恵一と、一度はアニメを卒業した . . . 本文を読む