編集(←おいらの映画の)と仕事に忙しくて、肝心のインターナショナルプログラムは一本も観れず。
8/30の最終日に、かろうじて観に行けた。
この日のプログラムは、アルフォンソ・キュアロン監督の短編とガエル・ガルシア・ベルナル主演の短編など、普通に客を呼べる特別プログラム。世界の無名監督たちのキラリと光る才能とアイデアを観るのが醍醐味のイベントだと思ってるので少し残念。
そうは言っても、こういうイベン . . . 本文を読む
私の好きな動物ランキング。
1位 ペンギン(皇帝ペンギンとかアデリーペンギンとかヒゲペンギンとか色々いるけど、まとめて1位)
2位 シロクマ
で3位はこないだまではアザラシだったけど、今はゾウになりました。
なお、「象だゾウ」と言ってはいけません。そう言うのは世の中のチャラチャラした奴らです。摩邪さんが言ってました。「犬だワン」「猫だニャン」だから「象だパオーン」と言わなくてはいけません。
話がそ . . . 本文を読む
自分の映画ファン人生に強い影響を与えた映画。
チョウ・ユンファ&ジョン・ウーとの邂逅
この映画を観るまで、香港映画は好きじゃなかった。
もちろん、小学校のころとかTV放映されたジャッキー映画は観たし、放送翌日は学校でジャッキーごっこをやったりした。
しかし、映画にストーリー性とかテーマ性とか求めるようになってくると、ストーリーなし、テーマ=アクションというジャッキーはじめとする香港映画は「格下」 . . . 本文を読む
映画を見まくる生活を20年近く続けていると、「好きな監督」ができる一方で、「嫌いな監督」というものもできてしまう
批評家受けも、一般受けも良く、様々な映画賞を受賞し、ヒットも飛ばし、でも個人的に全然好きになれない監督。
そういう監督で反射的に思いつくのが4人、いや4組ほどおりまして
・コーエン兄弟(ただし「オー・ブラザー」は大好きだ)
・タランティーノ(ただし「フォー・ルームス」の第4話は好きだ) . . . 本文を読む
あまりに素晴らしい映画である。理由はペンギンがかわいいから
映画の作りに関して、疑問や文句は色々ある。でもペンギンかわいいからいいやと思える。
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ドキュメンタリーといっても、人間の書いたシナリオに都合いい映像を選んで編集してある。編集という作り手の作為が漂う。といったって、それは全てのドキュメンタリーに共通なことだけど
この映画であざといのは、途中でペンギンのカップル . . . 本文を読む
中盤の30~40分間、意識を失っていた。その間に、妖怪会議のシーンとかあったのをおぼろげに覚えているが、そのシーンでしか出ない妖怪も結構いたようだ。残念。
オープニングの、廃墟と化した東京に、うおぉぉぉっと驚愕し、「未知との遭遇」のデビルズタワーそっくりの天狗山、字幕スーパーの挿入「小豆は体にいい by じいちゃん」だの、アイデアは素晴らしいと思う。
さんざん盛り上げたバトルを、ギャグ一発で決着 . . . 本文を読む
なんとなく、記憶を辿りながらこれまで見てきた「チョウ・ユンファ大先生」の出演作について書いていこうと思って・・・ブログタイトルにもしちゃってるし。
それで一発目はこんな映画。
相当ゆるめなレビューになった。一発目だしいいか・・・
いつか「男たちの挽歌」の濃い映評を書こうと思ってるのですが、長くなるのが目に見えているので、書きためらっています。
で、こんなものから先に書くハメに
タイトルから判る . . . 本文を読む
**********ストーリー************
ベルリンで天使業を営んでいたブルーノ・ガンツさんは、ある時、人間の女性に恋をしてしまいました。刑事コロンボの励ましなどもあって、天使をやめて人間になることを彼は決意したのです。
そして・・・目覚めると、そこは鍵十字がいっぱい飾ってある部屋でした。何故か鼻の下にチョビ髭がついています。軍人ぽい格好をした部下らしき人に喚ばれて隣の部屋に行くと、数 . . . 本文を読む
スター・ウォーズ・シナリオ検討会議(想像)
監督兼脚本のジョージ・ルーカスと、製作リック・マッカラムの秘密ミーティングで交わされた会話(の予想)
リック・マッカラム(以下RM)「ルーカスさん、大体出来上がりました?」
ジョージ・ルーカス(以下GL)「ああ、できたよ。まったく・・チェックなんていらねーよ」
RM「だってまた"2"みたく、ジャパンの昼メロ並みのラブシーン決定稿にされたらたまんないです . . . 本文を読む
東京映画ツアー。1泊2日で5作品鑑賞。
東京まで来た以上、「はずしたくない」と思うと、安全性を求め、つい巨匠や人気監督の作品に走る。
しかし、はずしやがったよ、エミール・クストリッツァちゃん・・・。まったくもう
(ちなみに後の四本は、「リンダ、リンダ、リンダ」「運命じゃない人」「ヴェラ・ドレイク」「ヒトラー~最期の12日間~」でどれも傑作であったよ)
ロバさん、ネコさん、クマさん・・・と登場する . . . 本文を読む
大好きなマイク・リーの新作を観るため東京まで行ってきた。
ストーリーはなんてことない。起承転結をていねいに追いかけるだけ。だがストーリーなんてものだけでは決して伝えられない面白さが、この映画にはある。
この映画は堕胎がストーリーの骨格となっているけど、堕胎の是非を問う形はとっていない。
監督マイク・リーはそれが良いとか悪いとかはっきり語るわけではない。問題提起とするには、ヴェラの行った堕胎が医 . . . 本文を読む