「君との1mの距離。普通の人にはわずかの距離だが、僕にとっては無限だ。だから」
ま、ちょっとうろ覚えですけど、これが彼の全てなんだ。多分
一人の人間が自殺を決意してから実行するまでの映画・・・
非常に重々しく、生きることの意味を問いかける
難しいね。
観ながら頭をかすめた映画「みなさん、さようなら」・・・この主人公はあきらめとそれを上回る満ち足りた感慨があった。
介護する人間の苦悩を描いた「ア . . . 本文を読む
2005/4/20
観てから二週間もたった。
この映画を語るにふさわしい言葉を模索してきたが、思いつかない。
ボキャブラリイが足りない
一つはっきりしてるのは、これはまぎれもなく「最高の映画」なのだ。
感想は小出しにして、時間をかけて完成させようと思う
とりあえず印象的だった台詞
「セックスの時、男は子供になるのよ」
はいそうです。
そして女はセックスの時、母親になる。(こんなこと書いたらマザ . . . 本文を読む
なんというか、観る者を意図的に不快にさせているとしか思えない映画だ。
(だからダメだと言う気はない。意図せず人を不快にさせるのは問題だが、意図的に不快にさせるのは、演出としては上手い)
サディスティックな喜びあふれた演出は、いじめられっ子ではなく、いじめっ子に寄り添って、いじめっ子の視点で物語が展開されていく。
ボコボコにされる側より、する側をメインで描いていく。
いじめっ子の生活、性格、過去に . . . 本文を読む
「お前はお前だ。お前自身以外の何者でもない。」
「お前がお前でしかないことに絶対負けるな」
・・・というあまりといえばあまりに直接的なこのメッセージ。
青春映画の王道といえる、当たり前すぎるメッセージを声だかに大演説。
必要だったのか?
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スティーブ・クーガン「おい、スパイクって誰だ? スパイク・リーか?」
アルフレッド・モリーナ「いやスパイク・ジョーンズだよ」
別に映画史に残る傑作とか言う気はないが、微妙に病み付きになりそうな、それこそカフェインのように中毒でもないけど摂らずにいられないような、怪しい魅力につつまれた映画。
リラックスムービーと銘打たれた本作は、観る側よりむしろ、監督や俳優たちがリラックスするために撮ったのかも . . . 本文を読む
オールタイムベスト洋画第七位
・・・いや、もちろんこの映画が、オールタイムベストに値するほどの素晴らしい映画とは思ってない。
10点満点で8点くらいの映画だ。しかし、こういう8点くらいのハリウッド娯楽アクション/サスペンス/戦争映画のおかげで僕は映画ファンをやっていられるのだ。だから8点くらいのハリウッド映画を代表してランクインさせた。
監督はリドリーの弟、トニー・スコットだ。最近のトニーは面白い . . . 本文を読む
好きな・・・っていうか面白い台詞はありました?私は・・・
「ミルクだ。ふたを付けて」
マザコン・オコチャマ・ダダッコそしてリッチな男の想像を絶する(色々な意味で)物語
本物の感動とは違うが、別な意味で身悶えするほどオモシロイ快作だった。
多分、この映画、ハワード・ヒューズの傍観者を主人公にすれば(ジョン.C.ライリーあたりを)深みが出たと思う。苦労知らずの金持ちに対する批評的な目を加えることがで . . . 本文を読む
黒澤明。
日本の映画監督の代名詞的な存在だ。
ほめる人もけなす人も自然とヴォルテージが上がる。
けなす人たちは言う
「黒澤映画の侍って、何かみんなうす汚いかっこしててさぁ、俺はもっと美しくてかっこいい武士が見たいよ」
「黒澤映画の台詞まわしってわざとらしくない?」
「音質が悪くてさあ、三船敏郎なんて何喋ってんだか、聞き取れないよ」
「勧善懲悪で予定調和で」
もっとコムズカしい批判を読みたければ「 . . . 本文を読む