毎年毎年イーストウッドイーストウッドってよく飽きないなあ・・・と陰口叩かれかねない状況になってきたのですが、そんなこといったって面白いんだもん。権力・権威・力ある者に悪態ついてぶいぶいいわしていた70年代~80年代を過ぎて、権力・権威への不審と怒りを露にしつつ、既成概念に唾はき、社会より国家より愛より神より、個人を追い求めてる気がするイーストウッド。本作では国家のためでなく、仲間のため戦った人たち . . . 本文を読む
兄弟の確執という暗く地味なテーマを、起承転結の明瞭なストーリーと法廷サスペンスの面白さでくるみこみ、派手さはないものの今年度屈指のサスペンスドラマに仕立て上げた。絶妙な伏線の展開で真相を徐々に明らかにしていく展開の妙も良いが、加えて終盤での主役二人の演技合戦も堪能させてくれる。ほぼ満腹の映画。ほぼというのは、映像へのこだわりがもう少しあれば良かったな・・・というとこが少々残念。美しい映像とかかっこ . . . 本文を読む
世界五大映画祭といえば、カンヌ、ベルリン、ベネチア、蓼科、うえだ・・・ですが、私の監督作「猫とり名人」はそのうち二つで評価されました。
さて、一つは蓼科、もう一つはどこでしょう? ヒントはこの記事のタイトルにあります!!
というわけで「猫とり名人」が、うえだ城下町映画祭の審査員賞(永井正夫賞※)を受賞しました!!
ちなみに「その悩み何バイト?」も応募したのだけど、そちらは落選。残念。
※永井正 . . . 本文を読む
「オーメン」がリメイクされ、「スーパーマン」の続編が作られ、地味にリチャード・ドナー感謝イヤーの様相を呈している2006年(私はどっちも見てないけど)。そしてついにリチャード・ドナー御大自らが新作を引っさげて乱入。この調子でいけば「グーニーズ・リターン」(主題歌シンディ・ローパー、出演キー・ホイ・クワン他)とか、「陰謀のセオリー2」&「同3」の連続制作も夢じゃない!!
そして満を持して「リーサル5 . . . 本文を読む
気早いかもしれませんが、恐らく11月には「山路ふみ子映画賞」が発表され、映画賞レースがスタートします。
日本映画ブロフェッショナル大賞と日本映画批評家大賞がなんか知らんけど5月か6月ごろ発表になるので、実は一年間の半分は映画賞の季節だったりするんですが・・・
当ブログでは今年も以下の映画賞について、可能な限り調べて発表し、最終的に全部の結果を独自集計して勝手にベストランキングしちゃいます。
今年は . . . 本文を読む
え?新作撮ってたの?しかも本国では2~3年前の話
イングマール・ベルイマンの新作!!「サラバンド」!!
「ある結婚の風景」の続編!!
超見てえ・・・
でもいまんとこ公式HPみるかぎり上映予定は東京・大阪と地方映画興行の雄山形フォーラムとその系列の東北地方の映画館のみ
東京渋谷では10月21日からだけど、10月後半~11月中旬は金がないか忙しいかどっちかなのだ
松本でやるのかな?
やんないだろう . . . 本文を読む
知ってか知らずか、私の思い込みか、これまで見てきた様々な映画が頭をよぎる
ストーリーの基本ラインは「フルモンティ」と「リトルダンサー」足したような感じ(ってことは「ウォーター・ボーイズ」にも似てるんだ)。女の子たちが何かに挑むってところで「スウィング・ガールズ」な感じもする。このままこの町で決まりきった人生送るのやだなあ・・・ってのもよくある設定だが最近だと「シムソンズ」がそれだ。
ダンスに反対し . . . 本文を読む
私の監督作品「猫とり名人」が、小津安二郎記念・蓼科高原映画祭の短編コンペに入選しました。
二年連続二回目の入選。
映画祭は11月3日~11月5日。
短編映画祭の審査委員長は吉田喜重監督だ。(「秋津温泉」「エロス+虐殺」「鏡の女たち」)
入賞するといいな
蓼科高原映画祭のWeb Site . . . 本文を読む