個人的評価: ■■■■■□
[6段階評価 最高:■■■■■■、最悪:■□□□□□]
不在の桐島を軸に高校生の様々なグループの本音と建前が垣間見える物語は、社会の縮図を見ているみたい。イケてるグループ、イケてないグループ、マジメ、熱血、それらのグループに馴染んでるフリしてるやつとかいろいろ見えて楽しい。トップと底辺だけでなく、中間層やパイプ役にもバランスよく光を当てている。
異なるグループの2 . . . 本文を読む
巨匠のフリするのをやめてふざけ出したのか、マジで撮ってるのか微妙なリドリー・スコット。けどやっぱトニー・スコットが悲劇的な最期をとげた年にどんなに落ちぶれてもミスター・ブレード・ランナーの兄ちゃんのこんな映画観るのはつらかった。 . . . 本文を読む
あのインドのスーパースター・ラジニカーント主演の歌って踊って壮絶アクションさらに特撮スペクタクルの末に、愛と平和を語る、なんでもてんこ盛りすぎなエンターテインメント。元気もらいすぎで疲れるが傑作。 . . . 本文を読む
アスガー・ファルハディ監督のイラン映画。サスペンス、ミステリー、女、階級、信仰と色んな要素がぎっちり詰めつつ1秒も気持ちを途切れさせずにぐいぐい引っ張る正真正銘の傑作。涙の多い映画だったがわざとらしい号泣はしない。表情は崩さずただ涙が頬を伝う。ラストの少女の涙は映画の神髄 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■□□
[6段階評価 最高:■■■■■■、最悪:■□□□□□]
辛いことはいっぱいあってもそれを深刻ぶったりしないで楽しく生きる人たち。その昔「すべてをあなたに」を高く評価したことを思い出しながら、俳優としてはあんま好きじゃないが監督としてのトム・ハンクスは好きかも。褒めすぎ承知でハワード・ホークス映画の後味に似ている
様々な人種のあふれた教室。学ぶことで幸せになる物語 . . . 本文を読む
監督キム・ギドク、制作キム・ギドク、脚本キム・ギドク、撮影キム・ギドク、美術キム・ギドク、編集キム・ギドク、主題歌歌唱キム・ギドク、劇中映画キム・ギドク、主演キム・ギドク、共演キム・ギドク。そんな映画。エンドクレジットは一枚でなくロールにしてほしかった。 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■□□
[6段階評価 最高:■■■■■■、最悪:■□□□□□]
---twitterに投稿した自分の感想まとめ---
「クライマーズ・ハイ」以来久々の原田眞人監督。ちなみに妻は「ラストサムライ」以来だって(笑)。あいかわらず日本映画の正統かつ本流でありながらも、そこかしこにオシャレ感漂う。黒澤木下より市川崑寄りの正統さ。漠然すぎてすんません。
父「『処女の泉』ってお前、 . . . 本文を読む
ラストいいねえ。まっすぐに歩くエイビリーンをクレーンからの俯瞰ショットでとらえるショット。彼女の未来には色々困難は待ち構えているのだろうけど一人の人間として誇りをもって生きていくのだろう。そんなことを感じさせる。 . . . 本文を読む