2012年の劇場での商業映画の鑑賞作品数は外国映画22、日本映画13でした。
映画を撮る奴にかぎって映画を観ないとか言われると返す言葉もありません。
それでも自分の恒例行事なので、自分の映画ベストテン+5を紹介します
2012年の劇場鑑賞映画マイベスト15
1位『私が、生きる肌』 ペドロ・アルモドバル
これが異常者だ。観た後どっと疲れる精神的衝撃度MAXの危険な映画
2位『ミッドナイト・ . . . 本文を読む
おかげさまでいくつかの映画祭に参加することができ、そこで数々の面白い自主映画とめぐり合えました。
すごい才能の持ち主、情熱の持ち主たちに刺激をうけた一年でした
鑑賞作品数33にものぼり全ては紹介できないので、10作品にしぼって紹介してみたいと思います
仇討ち
監督:谷口未央 (富山短編映画祭にて)
別に時代劇ではなく青春もので、剣道に励む中学男子が憧れのおねえさんを傷つけた男に制裁加える話です . . . 本文を読む
12月1日に開催された富山短編映画祭のレポートです。
コンペ形式の映画祭と違い基本的に応募作品は全部上映し、特に賞の類の選出はしないという映画祭。
全国から48作品の応募があり一日で全部上映という駆け足の映画祭。
しかしこの映画祭のために富山に駆けつけてくれる監督たちが多く、映画祭終了後の打ち上げはいろんな監督とお話できて本当に楽しかった。
会場はフォルツァ総曲輪(そうがわ)という、商業ビルの4 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■■□
[6段階評価 最高:■■■■■■、最悪:■□□□□□]
不在の桐島を軸に高校生の様々なグループの本音と建前が垣間見える物語は、社会の縮図を見ているみたい。イケてるグループ、イケてないグループ、マジメ、熱血、それらのグループに馴染んでるフリしてるやつとかいろいろ見えて楽しい。トップと底辺だけでなく、中間層やパイプ役にもバランスよく光を当てている。
異なるグループの2 . . . 本文を読む
巨匠のフリするのをやめてふざけ出したのか、マジで撮ってるのか微妙なリドリー・スコット。けどやっぱトニー・スコットが悲劇的な最期をとげた年にどんなに落ちぶれてもミスター・ブレード・ランナーの兄ちゃんのこんな映画観るのはつらかった。 . . . 本文を読む
ブロガーによる00年代(2000~2009)の映画ベストテン
↑この度、「ブロガーによる00年代(2000~2009)の映画ベストテン」を選出しました。映画好きブロガーを中心とした37
名による選出になります。どうぞ00年代の名作・傑作・人気作・問題作の数々を振り返っていってください
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2012年 公開作品で映画館で観賞した作品のリスト(洋画)
■■■■■■ →生涯ベストクラス
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あのインドのスーパースター・ラジニカーント主演の歌って踊って壮絶アクションさらに特撮スペクタクルの末に、愛と平和を語る、なんでもてんこ盛りすぎなエンターテインメント。元気もらいすぎで疲れるが傑作。 . . . 本文を読む
アスガー・ファルハディ監督のイラン映画。サスペンス、ミステリー、女、階級、信仰と色んな要素がぎっちり詰めつつ1秒も気持ちを途切れさせずにぐいぐい引っ張る正真正銘の傑作。涙の多い映画だったがわざとらしい号泣はしない。表情は崩さずただ涙が頬を伝う。ラストの少女の涙は映画の神髄 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■□□
[6段階評価 最高:■■■■■■、最悪:■□□□□□]
辛いことはいっぱいあってもそれを深刻ぶったりしないで楽しく生きる人たち。その昔「すべてをあなたに」を高く評価したことを思い出しながら、俳優としてはあんま好きじゃないが監督としてのトム・ハンクスは好きかも。褒めすぎ承知でハワード・ホークス映画の後味に似ている
様々な人種のあふれた教室。学ぶことで幸せになる物語 . . . 本文を読む