今まで隠してきましたが…ってわけでもないですが、実は私ピアニストのアリス紗良オットさんが好きで5月のコンサートのチケット取れちゃったもので、コンサート演目のアルバムを緊急購入して予習しております。好きって言っても、ピアニストの目利き(耳利き?)できるほど、ピアノ演奏知らないし、他のピアニストの方の演奏聴きまくってるでもないのですけどねアルバムはショパンの24の前奏曲を数曲ずつのブロックにわけて . . . 本文を読む
映画館で観た2019映画リストともしびギルティ バーニング劇場版運び屋ブラッククランズマングリーンブックバイスザ・フォーリナー女王陛下のお気に入りCOLD WAR あの歌、2つの心海獣の子供新聞記者ジョーカー主戦場天気の子ターミネーター ニューフェイトフラグタイムワンスアポンアタイムインハリウッドEXIT幸福路のチー家族を想うときスターウォーズ スカイウォーカーの夜明け偏愛ビジュアリスト「老ナルキ . . . 本文を読む
2019.11.22
コンヘボ&パーボ・ヤルヴィのコンサート、熱く感動しました!CD買ったらサイン会に参加できるよ、というAKBみたいなやり口にわかっちゃいるけど買ってしまい、パーボさんにCDにサインしてもらいました!パーボさんはエストニア🇪🇪の方なので、サイン会で並んでる間にエストニア語の「ありがとう」をググりました。Aitähと言います。アイターか?発 . . . 本文を読む
ロシア革命で一旦祖国を離れながら何故か社会主義ソビエトに戻ってきたプロコフィエフが、手掛けたヤケクソ気味に壮大な社会主義プロパガンダ曲。
10月革命20周年ということは1937年か。スターリン独裁体制が確立し、ドイツではヒトラーが独裁しており、第二次大戦の2年前の非常にキナ臭い時期。
オーケストラと合唱に加えて、マシンガンの音が鳴り、レーニンの演説が拡声器で怒鳴り散らされるという椎名林檎も真っ青 . . . 本文を読む
【交響曲第6番】
雰囲気的に1番と3番の中間くらいの印象。
3から始まるドラマチックエリアを一旦5番で大団円的にまとめて、さてこれからどこへ向かおうかと考えて、まずは初心に戻ったような。
だからこの6番も力みのない軽めの曲なのだが、こういう曲こそむしろシベリウスの真骨頂な感じもあって、だからこの人はある意味難しい。
癒しナンバーでありながら3番ほど何も考えてない感はなく、どこかしら切迫感があって . . . 本文を読む
【交響曲第3番】
心を絞り出すようにして作った印象のある1番と2番とうってかわって、気分転換のように軽い気持ちで作ったような箸休め的ナンバー
ベートーベンの6番、マーラーの4番的な位置付けか。
軽い曲だが、ダメとかヌルいとかつまらんとかそんなことは全くなくて、むしろシベリウスの中では好きな方だ。優しさと楽しさがあふれモーツァルトの交響曲のような穏やかな気持ちに浸れる
なんとなく思うに、1番2番で . . . 本文を読む
2017年にふとマーラーを聞いてみようと思い立ったところから私の人生3度目のクラシックブームが始まった。
それはクラシック音楽を題材にした脚本を書いて撮り始めることに繋がった。
そのブームは2018年も終わろうとしているいまなお続いている
2018年はシベリウスとチャイコフスキーを集めようと思い、毎月1枚〜2枚とCDを買い揃えていった
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シベリウス
19世紀から20世紀にかけてのフィ . . . 本文を読む
サイモン・ラトル指揮、ロンドン交響楽団のコンサート
サントリーホール 2018.9.25
曲目
ヘレン・グライム 「織りなされた時間」
グスタフ・マーラー 交響曲第9番
アンコールなし
若干空席がある。9割くらいの客の入り
去年のラトル×ベルリンフィルはほぼ満席だったので、ベルリンフィルとロンドン響の人気の違いかもしれない
前にも書いたけど映画音楽っ子の私にとってはベルリンフィルよりロンドン響 . . . 本文を読む
ブラームス交響曲全曲、といっても4番までしかないけど、一旦コンプリートしたので、備忘録的に感想を記す
実はブラームスの音楽にはあまり触れることなくこの歳まで生きてきた。
「チャップリンの独裁者」でチャップリンの床屋が音楽にあわせて散髪するシーンの「ハンガリー舞曲」くらいしか知らなかった。(私の音楽知識のほとんどは映画から学んだ。)
2017年、無性にクラシック音楽にくるって、これまで避け . . . 本文を読む
サイモン・ラトル指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 日本公演 (ミューザ川崎シンフォニーホール 2017/11/23)
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サイモン・ラトル指揮のベルリンフィル日本公演に行ってきた!!
いつかベルリンフィルのコンサートに行こう、という長年の夢がかなった
思えばクラシックに開眼したのと同時期にカラヤンが他界。それでもカラヤンとベルリンフィル最高、とクラシックのCDを買いまくる私的クラ . . . 本文を読む
「証言・フルトヴェングラーかカラヤンか」(川口マーン惠美著)より
正確な引用ではないけど
「カラヤンのベートーベンってテンポ速いでしょ。あれはね、カラヤンは早く家に帰りたいからだよ。カラヤンは誰よりも早く会場を出て、観客がまだ拍手しているころにはもうタクシーに乗ってたんだ」
と、これはベルリンフィル団員のジョークも入っているのだろうけど。
私は高校のころにカラヤンのベートーベン3番5番6番を買い、 . . . 本文を読む
5月に庶民のくせに頑張ってベルリンフィル公演のチケットを買った。念のため書くと正規ルートで、発売日の「10時打ち」で。
公演の曲目はストラビンスキーの「ペトルーシュカ」とラフマニノフ3番と、新曲だった。
それで、とりあえず予習と思い6月にストラビンスキーのCDを買う。
三大バレエ曲始めストラビンスキーの代表作が2枚組でまとめられたお得版だ。
ストラビンスキーは20世紀の作曲家で、名前からなん . . . 本文を読む
かなりしびれるのである。
4章構成で
第1楽章20分
第2楽章 4分
第3楽章13分
第4楽章12分
...第2楽章なんでそんなに短くしたんだろう?いるんだろうか?と思いつつ、その短い第2楽章があんまりにもかっこよくてつい何度も聞いてしまう
しかしこの殺伐感
ショスタコ節全開ではないか
この前の第9番は、ソビエトの戦勝を記念する記念碑的大作に違いないと、ソ連のお偉方の期待パンパンにさせておきな . . . 本文を読む
1945年4月。ソ連軍はついにベルリンに進軍。ヒトラーは自決し、ナチス政権は崩壊。ヨーロッパにおける戦争は終わった。
だがソビエトは第二次大戦参加国中で死者数は最多、国土は荒廃し、総力戦でからくも勝利したような状況だった。
そんな時にソビエトの大作曲家ショスタコーヴィチは「交響曲第9番」を発表した。
第7番から始まる戦争交響曲三部作の完結編である!
これはソビエトの偉大な勝利を讃える壮大かつ荘厳な . . . 本文を読む
激渋の第8番
結構この8番をショスタコの最高傑作に上げる人も多い。が、しかし、5番や7番のような華はない。暗く渋い。
いやしかし思う。
5番7番のピカピカした感じに比べ(いや、そんなところも含めて好きなんだけど)8番ははるかに作曲者の深い深い感情や気持ちが渦巻いている。
5番7番ってのは寿司屋のネタで言えばトロやウニだ。みんなそれが目当てだ。美味い。嬉しい。
けれど、トロやウニは美味くて当然。 . . . 本文を読む