なんだか急にジョン・ウーを見たくなって、ソフトを持っていない幾つかの作品を配信で鑑賞。
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【狼の映画史的な位置づけ】
「狼・男たちの挽歌最終章」は、原題「喋血雙雄 The Killer」という。「男たちの挽歌」シリーズとは全然関係ないが、邦題で勝手にシリーズにされてしまった。まあ、スピルバーグの「続・激突!カージャック」とかセガールの「沈黙の~」とか邦題にはよくあることだ。 . . . 本文を読む
第二作で急遽登場したルンさん。ホーさんの恩師(黒社会の恩師ってことだが)にして、義を貫く熱い男。
演じるのは、ディーン・セク(セキと表記されることも)。制作ツイ・ハークと監督ジョン・ウーのいわば恩師に近い、映画会社シネマシティの当時の社長である。監督やプロデューサや実業家など俳優でない人が堂々主役をやるのもめずらしくない香港映画ではあるが、ディーン・セクが主役並みに見せ場満載、名台詞もことごとく彼 . . . 本文を読む
兄弟の物語創作において、理想の兄貴を演じたティ・ロンの功績に匹敵するくらい、レスリーの分別のない若さゆえのがむしゃらさで突っ走る青二才な弟キャラの功績も大きい。ここでは2003年に亡くなったレスリーの思い出に浸りつつ挽歌2における彼の暴走ぶりを検証してみたい . . . 本文を読む
「男たちの挽歌2, 英雄本色2, A Better Tomorrow 2 」
ついにこの作品の評を書く時が来たようだ。
「挽歌2」は書きたいことがいっぱいあるので、出演者ごとに記事を分けて書いていきたい
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『男たちの挽歌2』出演者別映評
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暇かつ挽歌が好きなら読んでみてください。
ところで長い映評のプロローグとして最近発売された「挽歌」デジ . . . 本文を読む
自分の映画ファン人生に強い影響を与えた映画。
チョウ・ユンファ&ジョン・ウーとの邂逅
この映画を観るまで、香港映画は好きじゃなかった。
もちろん、小学校のころとかTV放映されたジャッキー映画は観たし、放送翌日は学校でジャッキーごっこをやったりした。
しかし、映画にストーリー性とかテーマ性とか求めるようになってくると、ストーリーなし、テーマ=アクションというジャッキーはじめとする香港映画は「格下」 . . . 本文を読む
なんとなく、記憶を辿りながらこれまで見てきた「チョウ・ユンファ大先生」の出演作について書いていこうと思って・・・ブログタイトルにもしちゃってるし。
それで一発目はこんな映画。
相当ゆるめなレビューになった。一発目だしいいか・・・
いつか「男たちの挽歌」の濃い映評を書こうと思ってるのですが、長くなるのが目に見えているので、書きためらっています。
で、こんなものから先に書くハメに
タイトルから判る . . . 本文を読む