世の中というものは、概ね何事もなく過ぎていく。どんな激動の時代でも、ヒートアップした状態が途切れることなく続きはしない。比率にすれば特に何も起こっていない時間の方が圧倒的に多いはずだ。1%の緊張と99%の弛緩。大抵の映画ではドラマ性を高めるため、1%の緊張を選びとってそれらを繋げていく。だが人間が考え、次の行動や、自分の目指す方向、悩み、悲しみ、喜びは99%の弛緩した時間の中で蓄積されていき、1% . . . 本文を読む
小津は、天才なんである。
これまでに観た小津作品全リスト
(映)→映画館で鑑賞、(V)→VIDEO, DVD, 衛星放送などで鑑賞
★★★★★★(最高)
★☆☆☆☆☆(つまんない)
学生ロマンス 若き日 (映) ★★★☆☆☆ (白黒サイレント)
一番の見所・・・パンするカメラ
非常線の女 (映) ★★★★★☆ (白黒サイレント)
小津のフィルムノワール。超おもしれ
生まれてはみたけれど . . . 本文を読む
勝手にランキングシリーズ第二弾
最初に注意しておくが、「泣きまくった映画=生涯のベスト映画とは限らない」
以下は、鑑賞しながら溢れ出た涙の推定累計量の多い順である。
何度も繰り返し見てその都度泣いた映画が有利だ
順位 タイトル (監督名) [鑑賞回数] {累計涙量(注…推定かつ過剰申告)}
1位 チャンプ (フランコ・ゼッフィレリ) [2回]{250cc}
2位 愛を乞う人 (平山秀幸) [1 . . . 本文を読む