後ろを振り返ると、客室乗務員の一人が、スプレー式の殺虫剤を、両手に構え、まるで、二丁拳銃みたいにして、噴霧しているではありませんか、蚊が死ぬ前に人間が危ないのではないかと思いました。すぐ出発して、わずか30分でグアムに到着しました。この30分の間に、さすが、ファッシヨンショーはありませんが、酸素の説明、救命胴着の説明がありました。それに、飲み物サービスもあります。こんなに忙しくて、よくやるなあと、おもいました。程なく、グアム、空港到着です。名古屋空港に比べ、滑走路が長いので、片桐機長でおなじみの、逆噴射もなく、すんなり飛行場に到着しました。空港の建物の中に入り、入国審査を受ける為に、2列に並んで、そのときを、待ちました。ふと左の方を見ると、人が2,3人しかいないカウウターがありました。これはいいわ、と思いつつ、急いで、一番左のカウウターに急ぎました。パスポート等を提出すると、英語で意味はわかりませんが、すごい剣幕でおこられました。間に入ってくる単語で、NO,NO,NOだけわかりました。私たちは、とぼとぼとまたもとの列に並びなおしました。今度は、一番後ろです。一番後ろにならんで、しょんぼりしていました。ふと、顔を、あげて、左のカウンターを見ると、なんと先ほどの、検査官が手招きをしているではありませんか、波賀研二の友人ではありませんが、てっきり、どこかへ連れて行かれると、思いました。つづく
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