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あみものと手仕事と旅の記録

ケータイ・マナー in Thailand

2006-07-07 01:43:29 | すいかの芽
「タイ人は仕事中に私用電話を平気でする=日本育ちから見たら考えられないが、これが異文化だ」というテキストを読んだことがありました。実際にこちらに来てみたら、デパートや商店で従業員が、どう考えても友達としゃべっているとしか思えないという場面に遭遇すること日常茶飯事。でも所詮他人事なので「あ、ほんとにあるのねー」くらいに受け止めていました。

が、先日、ついにそのマナーの"被害"を受けました。
ええ、ええ、タイ語学校の授業中に。

先週から教えてもらっているB先生。悪い人ではないけど、わたしたちの授業がものすごくどーでもいい様子。細かいこと言い出すとキリがないけど、そのひとつが授業中にしきりに携帯電話をチェックしていること。「時計代わりに使ってるんでしょ」と楽観的に考えていました(先生の位置から掛け時計がバッチリ見えるのですが)。

ある日「明日、単語のテストするから」と言われて、「テストでもないと単語も覚えられないから、いい機会だ」と一夜漬けして授業へ。当のB先生、教室に入って来たときから普段以上に携帯電話を気にしているのが丸分かり。わたしたちにテスト用紙を配って、いくらも経たないうちに電話が鳴りました。「出るのか?まさか出ないよね」と思っていたら、

  出た  しかも教室内で。

すぐに外に出て行ったけど、全然戻ってくる気配なし。テスト問題で分からないところがあって(ただの単語テストではなかった。これまたどうなの?)、クラスメイトのベトナム人と「これ、どーすればええん?」と困っていたのだけど、廊下から聞こえる話し声が止むことなし
結局帰って来たのはゆうに30分を越えてからで、テストの分からないところは空欄のまま提出(正直、どうでもいい気分になっていました)。

前に教員をしているタイ人の友達に電話をしたら「授業中やから」とすぐに切られたことはあったので(というか、仕事中にオンにしてることが不思議でしょうがない)、タイ人みんなが仕事中に私用電話をする、と一般化するつもりはないのですが。でも、

 「わたし、お金払ってこの授業を受けているのです。それも日本円に換算しても、とんでもなく高い授業料。その分、キッチリ教えてもらわないと困る」

って言ってやろうかと思いました。あ、言いませんよ、この先長いし。
でもこの先生は二度とごめん。

あー、愚痴ってしまった
やっぱりタイ・ネタは切り離したほうがいいかなー。