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あみものと手仕事と旅の記録

スコータイ(4)漆喰美術

2006-07-15 14:21:20 | タイ国内旅行0607
スコータイ遺跡の寺院のほとんどが屋根と壁がない状態ですが、それは「タイが暑くてオープンエアの方が快適だから~」なわけではなくて、いろいろな理由で崩れてしまったからです。
これは貴重な残存している壁の一部。宗教的シンボルや自然などをモチーフにした漆喰芸術(っていうのかな?)が見られました。残存している支柱や仏塔なども、ほとんどが漆喰で塗り固められていたと考えられているそうです。
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スコータイ(3)シーサッチャナーライ国立公園

2006-07-15 04:11:20 | タイ国内旅行0607
スコータイ県に到着して、初めに入ったのがอุทยานประวัติศาสตร์ศรีสชนาลัย(Si Sachanalai Histrical Park)。スコータイ王朝は、今のカンボジアとビルマ(ミャンマー)にやられっぱなしだったタイ族の初めての国家だと言われています。スコタイ王朝は数百年で滅びましたが、その短期間にタイ文字の原形やスコータイ様式の手工芸・美術など、独自の文化を築きました。

これは公園内の寺院。蓮の蕾型をした仏塔(写真左奥)はスコータイ時代の建築様式なのだそうです。
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スコータイ(2)道中の風景

2006-07-15 03:27:08 | タイ国内旅行0607
「連休にスコータイに遊びに行くんだよー」とタイ人の友達に話したら、「洪水に気をつけろ」と言われました。「あー、まあ確かに雨季だしね(チェンライ辺りですでに100人くらいが土砂崩れの犠牲になっている)」とよく意味が分かっていませんでした。
チェンマイを出発して2時間ほどすると、写真のような地平線まで見渡す限りの平野が広がっていました。チェンマイ県を中心とするタイ北部は、周囲を山に囲まれた盆地というのが典型的な風景です。スコータイも北部に分類されているのですが、普段見慣れている景色と違って広々としていました。

幹線道路から離れたところ何ヶ所かで、平野が水浸し=洪水状態になっているのを見て、「ああ、友達が言っていた"洪水注意"ってこのことね」と納得したのでした。通りがかった集落では、雨季の洪水に適応するための典型的な高床式家屋が多く、それぞれの家屋で、雨季に水を蓄えるための大きな水がめ(大人2人は入れるくらいの大きさ。川から離れているので、乾季は主にこの水を生活用水として使う)が置かれていました。久しぶりにチェンマイ県外へ出て、タイの地勢の多様性とそれに合わせた生活様式があるのだということを実感しました。
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