新潟県十日町市から長岡市に至る地域に伝わるお蕎麦です。
特徴は
①「へぎ」と呼ばれる木製の器に盛られています。
②一口大に丸められています。
これは水から上げるときに、手を振りながらまとめるので「手振りそば」とも呼ばれています。
こちらでは酒宴の席でも蕎麦を食べるので、時間が経って乾いて固まっても食べやすいように。
私は茹でたてが圧倒的に好きですけどね。
③つなぎに海藻の「ふのり」を使っています。
ゆでて裏ごししたふのりを混ぜ、蕎麦にコシを出します。
この地方では、昔から織物が地域の産業でして、製造過程でこのふのりを使ったのが起源らしいですね。
長野の信州蕎麦も有名ですが、十日町の人が食べると「コシが無い」と言い
長野の人が十日町の蕎麦を食べると、コシが強いので「ゴムを食べているみたい」と言います。
私はもちろん十日町の蕎麦が大好き
ツルツル感とシコシコ感がたまりません