転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

ルカデッキへの道

2005-05-10 01:13:58 | コラム
デッキ診断でしばしば見かけるフレーズの一つに、
「麓でルカを強化して云々」というものがあります。
確かに戦闘を仕掛けさえすれば攻耐ともに+6される「お手軽さ」は便利ではあるのですが、
強化ルカが使えるのは次のターンになってから、という点に注意しなければなりません。
また次のドローが未知の状態で移動値が1しか無く、
移動事故の原因になるかも知れないルカを引く余裕が果たしあるのか、
といった問題もあります。
勿論「麓による本体及び支援モンスターのループがメインで、ルカは隠し味」という使い方もありますが
(というか麓デッキを回している人はほぼこのパターンのはず)、
強化ルカでの戦闘をメインにするなら魔神以外の育成手段を使った方が有効なのはまず間違いありません。

という訳でルカ強化手段としての本命から大穴までを考えてみたいと思います。
--
本命: 現世の歩兵
…移動値4、強化量も4と非常に使い勝手が良いのが特徴です。
しかし1回で強化量4という数字はやはり心もとなく、
また配置後発動ということで、3積みしても思った程相乗効果を得られない、
といった問題もあります。

対抗: 守護天使
…強化量4という数値は現世と同じですが、
こちらは手札に抱えさえすれば即強化という速効性が特徴です。
3枚手札にあれば+12、と相乗効果も得られ、
「援護効果」なのでエレフォートや契約の証などの「マップ上弱体化」にも強い、
といったメリットもあります。
欠点は手札を圧迫することと、「白焼き」に非常に弱いことです。
前者はハンドコストで何とかしのぐことは出来ますが、
後者はデッキ構築が悪いと手詰まりになる恐れがあるので要注意です。

穴: メタルハーン
…青マス配置限定、ハンドコストあり、強化対象は攻撃値のみ、
と「微妙VR」扱いされやすいカードですが、
そのターンのうちにいきなり強化出来るメリットは非常に大きいです。
ハンドコストや強化モンスター選択などの時間のロスにだけは注意したいところです。

大穴: 時空の歩兵
…「がっかりVR」の代名詞ともいわれる時空の歩兵ですが、
持ち札全体を強化できる能力は侮れません。
強化量がたったの+1でも、
現世その他の育成手段との相乗効果を考えると馬鹿には出来ません。
古代や未来と違ってデッキリセットにも強く、
「配置『後』発動」なのでマップ切り替え後も効果が持続する点にも注目です。
移動値1は重いのですが「テレポネオン」でサーチできるというメリットもあり、
使い方次第ではとんでもない破壊力をもたらすことでしょう。

--
以上、ルカ強化の手段を考察してみましたが、
このことはルカに限らず、
育成シナジーの乏しい精霊族や海洋族などをメインに使う場合にも当てはまります。
デッキ構築の参考になれば幸いです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする