京阪神で、僕が宿泊した事が無い、もう一つの魅力のホテルは京都オークラ。
その他のホテルは何かの縁や用事で全て宿泊している。
阪急が一番のはず(これが僕の推測でした)
夜景の上に浮かびながらの浴室と67㎡の部屋からの眺めの素晴らしさは、
世界一と言っても良い物でした。
昭和2年頃は世界一の大都会でも有った大阪の真髄が其処に有りました。
バンコクの「ジ・オリエンタル」や「シャングリラ」ホテルからのチャオプラヤ川の光景は似たような水都の雰囲気を醸し出しますが豊かさ美しさが違います。
大阪を、お笑いの街だとか、世界最貧の街だとか嘲笑して来た者たちよ、或いは、この世界一と言っても過言ではないほどに美しい大阪で、「下品」の悪を働き続けて来た者たちよ。Shame On You(恥を知れ)
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2月18日、15時過ぎ。原広司さんの傑作、空中庭園から。©芥川賢治
誰よりも大阪を愛した芥川は、誰よりも大阪に傷つけられた人生だった。
その様な大阪にしたのが、芥川が、それだけ思い余って、このネットの世界に登場した契機である、梅田・北ヤードに於ける混迷を作り、大阪の大停滞を長引かせていたのに、国を代表するかの如くに云われて来た経済人達。
その大停滞の結果として(朝日新聞を筆頭にしたメディアと、これに同調して来たいわゆる文化人たちが)増長させた「下品」の極みとしての悪に遭遇して、一命まで落としかかったのが芥川。
それでも芥川は使命は果たした。それが下記の本。正に命懸けの日々の中で出版に漕ぎ着けたのである。
最澄は分かっているはずだ。国宝とは何の言いぞ、と。
芥川が、空海と最澄に言いたい事は、我、一隅として、何時も、何処でも、外国でも、国を照らして生き続け、
のみならず、試練に耐え、我が使命を果たしたるなり、と。