2020/8/5に発信した章である。
日本国民のみならず世界中の人たちに再読の要がある。
コロナ問題で中国の責任を問うメディアが少ないように、日本にはかなり「中国ウイルス」に侵されている人たちがいる。
中国はウソつきの天才だ。尖閣諸島に石油が眠っているからといって虎視眈々と狙っておきながら、周恩来は領有権問題について「今、話し合うべき時ではない」と誤魔化して、明確な返答を出さなかった。
ニューヨーク・タイムズは米中同レベルの喧嘩はやめようと書く。このことでトランプを引きずり下ろし、中国を責任ある国のように装わせる。これって、実に巧妙なデマ記事だね
ヒラリーも、トランプ大統領が「中国ウイルス」と言ったことに対して、「レイシズムだ」と北京の肩を持っています。よほどクリントン財団にチャイナマネーが入っていたんでしょうね
毎日新聞も中国に取り込まれている。事実、毎日は『チャイナ・ウォッチ』を毎月第4木曜日に折込みで配布していたのです。
ところが、ある日突然、外国人記者や宣教師が日本の悪口を言い始めた。日清戦争に「旅順虐殺事件」(1894年)という話が出てきたのがきっかけだ。
「日本人も支那人も奇異だが、支那人は気持ちの悪い奇異だ」(ニューヨーク・タイムズ)などと書いたが、日清戦争以後は日本をそう取り上げず、たまに取り上げれば酷評ばかりする
クリールマンはこのあと、米西戦争でも…現場にも行かずにデマを書き飛ばし…ウソを書くために生涯を費やしたような記者だ(笑)
外国のジャーナリズムは、国益のためなら大きなウソをついてもいいと思っている。ところが、日本の場合は、国益を損なうためにウソをつく(一同爆笑)
相手国をいかに誹謗中傷して貶め、国威を挫き、金にしていく中国流の大外宣を描いているけれど、その大もとは、スペインに行き着く
イギリスやオランダ、フランスなどが植民地獲得に乗り出したが、そこにスペインが大きな壁として立ちはだかっていた。では、どうしたらスペインを追い落とせるか。それでラス・カサスの告発本が利用された
悪政に間違いないだろうけど、こういう残虐さはラス・カサス本でオランダに伝わっていた。キリスト教を追い出した日本の悪口話に、ラス・カサスの話を混ぜ込んだのだと思う
輝かしい大帝国がここまで落ちぶれてしまったのは、ラス・カサスの報告書を利用した宣伝戦に敗れたからだ。
ヨーロッパ諸国のプロパガンダ戦略だった…残酷な処刑方法を描いた銅版画までつくって、挿し絵にしている…それを真似たのが、『ザ・レイプ・オブ・南京』(アイリス・チャン)だ(笑)
世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている
「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。
この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された
ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね
それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ
岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。
その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ…やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。
堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる
南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。
そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。
米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。
本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。
本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています
今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている…今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっている
文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。
やっぱり「私がラス・カサスです」という日本人が、たくさんいるんだね(笑)。しかも各界に存在している。特に朝日は完全に中国・朝鮮の犬となり果てている。
吉田清治を復活させ、吉見義明の軍の関与説を引っ張り出し、その間に堤岩里教会事件まで取り上げた。こうした反日的な記事の連打で、拉致問題がいつの間にか後方に追いやられてしまった。
松井やより氏と本多勝一氏はいみじくも「かつて日本は東アジアで20万人の女性を強制連行したのだから、拉致問題のことは言えないでしょう」と、同じような趣旨の発言をしています。
その前後で植村の記事がある。朝日は確信犯的に政治的に動いて、宮澤喜一という愚かな首相を取り込んで拉致事件を葬り去ろうとした。
そして拉致疑惑が言えないよう近隣諸国条項…近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」という規定をつくらせた
日本の新聞はそういうところをもっと勉強しなければいけないのに、むしろCPIに率先協力する。まるで反日国家への奉仕団みたいに見える。
現象だけを追うと、どうして韓国人はここまで汚いやり口をするのか、平気でウソを言うのかと思う。中国人も同じだ。中韓は、米国との間で日本を貶めることが了解済みになっている
ヒラリーなんて国務長官時代、「米国のあらゆる文書・声明で、日本語の〝慰安婦〟をそのまま翻訳した単語を使ってはならない。〝強制的な性的奴隷〟という表現を使うべきだ」と言っている
プロパガンダで手を組んでいるのは、何より日本が恐いからだ。ところが、日本人は無邪気にも「何もしていないのに、どうしてここまでイジメられるんだろう」と思っているわけだ(笑)
そんな誹り程度で頭を下げ続けていたら、スペインのように気力・体力が失われかねない。謝罪男〟も(笑)。心して掛からねばなりません。
政治家や霞が関、メディアで働く人はこういった知識を入れたうえで職務をまっとうしていただきたい…そうすれば〝反日謝罪男〟もやすやすとパフォーマンスできなくなる…日本の子供たちのために切に願います
2024/8/8 in Fukuyama