文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

今の世界でノーベル文学賞に相応しいのは、大江健三郎や村上春樹などでは全くなく、高山正之、彼を措いて他にはいない

2022年12月08日 10時54分31秒 | 全般

昨夜7時のニュースの終わりかけを観た後に、桑子の「クローズアップ現代」が出て来たから、私は即座にBS1にチャンネルを替えた。
そもそも桑子に政治経済や国際政治及び世界を語らせるNHKに、報道機関や公共放送を名乗る資格など全くない。
実質的には国営放送局であるNHKが民放のワイドショーと実態は何ら変わらない事を証明しているだけなのである。
出てきたBS1は、米国制作の、ウォルト・ディズニーのドキュメンタリー。
天と地ほどの違いがあった。
私はディズニーランドには全く興味が無い人間なのだが、ウォルトの心意気にほだされて一度ぐらいは観に行っても良いかな、と思った程の番組だった。
有難い事に、21時から続編の放送。
観終わった後にNHKに戻したら「歴史探偵」が、関ヶ原で西軍についた島津藩が他の有力藩とは違って所領安堵だった理由を解明するとの触れ込みで始まった。
テレビを観ている日は、22時からは、テレビ東京のWBSをながら観するのだが、この日は、そちらは録画して置いて、観続けることにした。
島津が家康からの処罰を免れた理由については、島津藩が島津独特の鉄砲を大量に所有して修練された鉄砲部隊を有していた事に焦点を当てていた。
島津藩は鉄砲を製作するのに必要な鉄、硫黄、硝石の3つが入手できた。
そもそも鉄砲は島津藩の種子島に伝来したもの。
鉄は島津藩の領地の島が砂鉄を産出。
ここまでは良いのだが。
硝石は日本では産出しない、明からの輸入に頼っていた。
薩摩藩は日本で一番明に近い、更には、南端に天然の良港があった。
明との交易で大きな利益を上げていた。

この硝石の件で、私は「あれっ」と思ったのである。
戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之が私達に明らかにしてくれた事実が、NHKの、この番組では全く抜けていたからである。
以下は私が発信した章である。
高山正之が教えてくれている事実とNHKの態様の間には、天と地ほどの違いがある事に読者は愕然とするはずである。
NHKは意図的に、この事実を伝えなかった。
伝えた事は、まるで琉球が日本とは別な国であるかのような放送。さりげなくだが、琉球が島津藩の一部であった事は全く放送せず。

永楽帝は多分、ああ、あの元の大軍もやっつけた東方の雄から祝辞がきたと涙を流して喜んだと思うんだ。

第11代の武宗となった朱厚照(こうしょう)は、さらに酷い無頼の徒で、読書を好まず、ほとんど字を知らなかった

つまり日本は、天皇の国であり、そのような権力者は出てこない。このような愚かな人間が国の最高権力者になることはない。

暴君治下の臣民は、たいてい暴君より更に暴である…暴君の臣民は、暴政が他人の頭上にだけ振るわれるのを願い…それを見物して面白がる"惨酷"を娯楽とし、

まったくいまでも中国はこの通りだよね。易姓革命がいかに悲惨な歴史を展開させるかということです。

 


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