文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

かくなる上は、次期総選挙で媚中・親中議員に選挙の洗礼を浴びせるしか日本政界再生の道はあるまい。

2024年10月07日 18時14分49秒 | 全般

以下は前章の続きである。
フィリピン市長になった中国女 
国外に目を転じれば、中国による組織的な政界の乗っ取り工作は枚挙にいとまがない。 
今年九月、フィリピンの首都マニラ近郊の市長に就任していた中国の女スパイ、アリス・グォが、逃亡先のインドネシアの首都ジャカルタ郊外で現地捜査当局に身柄を拘束された。
実在のフィリピン人になりすまして市長になった「背乗り」だった。 
六月末、市長の指紋が別の中国人女性のものと一致したことを比捜査当局が突き止めた。
グォは2003年にフィリピンに入国しており、旅券には「1990年に福建省生まれ」と記されていた。
マルコス大統領は、対外工作を主任務とする中国共産党の統戦部がグォを使ってフィリピン政界への介入・浸透を狙っていた疑いがあるとみて、本格捜査を指示していた。 
米東部ニューヨーク州では今年九月、ポータル州知事の補佐官を務めるなど知事の元側近だったリンダ・サン(41)が中国のスパイだったことがわかり、米司法当局が外国代理人登録法違反や資金洗浄などの罪で夫のクリス・フー(40)とともに、起訴する事件があった。 
サンは、州政府で働きながら、中国共産党の秘密の代理人として、台湾当局の代表が州高官と接触するのを妨害したほか、中共に有利に働くよう、州高官の声明を改竄するなどしていた。
見返りにサン夫婦は、中共から高級不動産や高級車をあてがわれていた。 
翻って日本はどうか。
自民党議員の多くがチャイナマネーと在京中国大使館の執拗な恫喝というアメとムチに操られ、偽りの「日中友好」にうっつを抜かしている。
その汚染の度合いは、米国やフィリピンとは比べようがないほど進んでいるとみるべきだ。 
中国の狙いは、中央政界への工作を突破口にした日本弱体化の「頂上作戦」であり、華夷秩序の底辺を支える二流国家として日本を冊封体制に組み込むことである。 
かくなる上は、次期総選挙で媚中・親中議員に選挙の洗礼を浴びせるしか日本政界再生の道はあるまい。
総裁選候補の推薦人を今一度チェックするところから始めたい。
主権者の意識改革が求められる。

 


2024/10/6 in Umeda


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