以下は前章の続きである。
どちらが「知的に不誠実」か
朝日はまた、第一次安倍晋三内閣当時の平成19年3月にも、河野氏の言葉を引用して「従軍慰安婦『おわび』見直す声」「河野議長『知的に不誠実』」という見出しの記事を掲載している。
記事は、河野氏がアジア女性基金(理事長・村山元首相)のインタビューに対し、慰安婦の募集に政府が直接関与した資料が確認されていないことを踏まえたうえで「だから従軍慰安婦自体がなかったと言わんばかりの議論をするのは知的に誠実ではない」と語っていたと報じたものである。
当時、これを読んで心底呆れたのを思い出す。
まず、「従軍慰安婦」という言葉は戦後の造語でそういう名称はなかったという人はいても、「慰安婦」自体がいなかったなどという議論がどこにあったというのか。
それを「我が意を得たり」とばかりに報じる朝日は、どういうつもりなのか。
「慰安婦は強制連行ではないという主張」を、「慰安婦の存在自体を否定する妄言」へとすり替えて、貶めようという意図があらわだった。
この記事は、河野氏が河野談話の前提となった元慰安婦16人の聞き取り調査について、こう振り返ったとも書いている。
「明らかに厳しい目にあった人でなければできないような状況説明が次から次へと出てくる」
さて、「知的に誠実」ではなく「史実に正確」でもないのは河野氏の方か、官憲による慰安婦強制連行は史実ではないと主張する陣営の方か。
それは明らかに河野氏の方であり、河野氏と一体化し、河野氏は無謬であるかのような報道を続ける朝日の方である。
河野氏の言葉は、天に唾する類のものである。
ともあれ、前述の吉田清治氏の虚偽証言について、河野氏と親しかった朝日の若宮氏は著書で、誰とは名指しばしない形でこう記している。
「朝日新聞もこれ(慰安婦問題)を熱心に報じた時期があった。中には力ずくの『慰安婦狩り』を実際に行ったという日本の元軍人の話を信じて、確認のとれぬまま記事にするような勇み足もあった」
実は、この文章も知的に誠実ではない。
そもそも吉田氏は軍人ではなく、若宮氏は初歩的・基本的なところから間違っている。
また、勇み足とは「やりすぎの失敗」を意味するが、朝日の慰安婦報道が引き起こした事態は、そんな軽い言葉で言い表せるものではないのではないか。
河野氏は3月5日付の朝日のインタビュー記事で、日本の次の時代を一言で表すよう求められ、こう答えている。
「『坂道』でしょうか。無責任な言い方をすれば、次の時代は『下り坂』かも知れないけど、それでは身もふたもないから坂道。石ころだらけの厳しい上り坂を、足元を確かめながら上っていけるのかどうか」
宣房長官や外相、自民党総裁に衆院議長まで務め、政治の中枢で日本の進路を左右してきた政治家として、本人も認める通り無責任極まりない。
そんなことはないと信じるが、もし、日本が本当に「下り坂」を向かうことになったとすれば、その責任の一端は日本を毀損し続けた河野氏や朝日にあるはずである。
彼らが、どれだけ事実を突きっけられて厳しい批判を受けようと、決して自分が悪いとは思わず非も認めず、人ごとのように受け流していることが悲しく残念である。
以下は前章の続きである。
河野氏と朝日は'同じ穴の狢'
また、河野氏は次のように述べて談話は日本独自で作成したものだと主張し、日韓ですり合わせされていたのではないかとの疑問を明確に否定している。
「談話の発表は、事前に韓国外務省に通告したかもしれない。その際、趣旨も伝えたかもしれない。しかし、この問題は韓国とすり合わせるような性格のものではありません」
だが、これも産経新聞が25年末に入手した外交記録文書によって事実ではないことが明らかになった。
それによると、日韓両政府は談話の内容や字句、表現に至るまで発表の直前まで綿密にすり合わせていた。
例えば談話の原案では「慰安婦の暮集については、軍の意向を受けた業者がこれに当たった」とある部分について、韓国側は「意向」を強制性が明らかな「指示」とするよう要求した。
日本側が「軍が指示した根拠がない」として強い期待を表す「要望」がぎりぎりだと投げ返すと、韓国側は「強く請い求め、必要とすること」を意味する「要請」を提案し、最終的にこの表現を採用した。
まるで日本政府という生徒が提出した答案を、韓国政府という先生が真っ赤に添削してやり直しを命じるようなことが繰り返された末、できたのが河野談話なのである。
それどころか、河野談話と同時に発表された政府の慰安婦に関する調査結果報告(公式事実認定)すらも、韓国の修正要求を大幅に受け入れて作られていた。
いわば「日韓合作」だったのである。
一例を挙げると、「慰安所の経営および管理」の項では、原案の「(慰安婦は)自由な境地とはほど遠いところにあった」という記述について、韓国側が「自由もない、痛ましい生活を強いられた」と書き換えるよう求め、日本側はそのまま受け入れた。
つまり河野氏は朝日のインタビューに対して二重の嘘を述べて自己正当化を図り、そしてそれを朝日は無批判に喜々として垂れ流してお先棒を担いだということになる。
河野氏の行為は国民を裏切ったものだともいえる。
河野氏は朝日のインタビューで「史実に正確かどうか、が大事だと思う」とも語っているが、自分は虚言で史実を歪めようとしてきたのではないか。
本来なら、河野氏にこれだけ真っ赤な嘘をつかれた上に、それを紙面に大きく掲載して恥をかかされたのだから、朝日は河野氏に抗議して、記事を訂正し、読者にお詫びを述べるのが普通だろう。
ところが朝日は、産経新聞の報道を無視して自ら裏を取ることもしなかった。
その後、政府による河野談話の作成過程検証により、産経報道が事実であることが公的に明らかになっても、河野氏と蜜月を続けている。
同じ穴の狢という言葉を思い出す。
河野談話発表翌日の平成5年8月5日付の朝日新聞は、このあたりの事情をこう書いている。
「聞き取り調査が終わった7月30日夜、ソウルで田中耕太郎・内閣外政審議室審議官は『(元慰安婦の)記憶があいまいな部分もあり、証言の内容をいちいち詳細に詰めない。自然体でまるごと受け止める』」
当時の宮沢喜一内閣はただただ早期の政治決着を急いでおり、事実関係の追及や真相の究明など二の次たったことが分かる。
とにかく韓国側と波風立てないよう、言われるままに何でも受け入れるというわけである。
当然、政府のそうした姿勢は、この問題を取材していた朝日記者には分かっており、それを記事にもしているのである。
この点に関しては、産経新聞が平成26年に入手した、外務省が河野談話発表の半年前にあたる5年2月に作成した内部文書でも、同様の見解が記されている。
それには元慰安婦への聞き取り調査に関してこう記されていた。
「必要最小限な形でいわば儀式として実施することを検討」
初めから「儀式」として想定させており、事実関係などどうでもよかったのだろう。
そんなものを根拠とする河野談話で痛めつけられ、縛られてきた国民はいい面の皮である。
この稿続く。
以下は前章の続きである。
なぜか慰安婦問題に言及なし
さて、このインタビューではなぜか全く言及されていないが、河野氏といえば、何といっても慰安婦募集の強制性を認めた平成5年8月の「河野官房長官談話」である。
証拠資料も日本側の証言者も一切ないまま強制性を認め、世界に「日本政府が公式に慰安婦強制連行を認めた」との誤解・曲解を広めたこの談話をめぐっても、朝日と河野氏は「共犯関係」にある。
とにかく何でも日本が悪かった史観を貫く朝日は、慰安婦問題でも職業的詐話師である故吉田清治氏の「朝鮮半島で女性を強制連行して慰安婦にした」という虚言を執拗に記事にし、世界に「性奴隷の国、日本」だとのイメージを広めてきた。
強制連行説に関しては、現代史家の秦郁彦氏をはじめ多くの識者から事実ではないのではないかと疑問の声が出されるようになり、朝日は守勢に立たされる。
その際に拠り所にしたのが河野氏であり、政府の公式見解としての河野談話だった。
朝日は4年1月12日付社説「歴史から目をそむけまい」では、「『挺身隊』の名で勧誘または強制連行され……」と強制連行を事実として断定していたのに、河野談話が出る5ヵ月前の5年3月20日付の社説「日本の道義が試されている」では、強制連行説の旗色が悪くなってきたため、さりげなく強制連行はあったのだろうという推測に後退させている。
そして9年3月31日付社説「歴史から目をそらすまい」では、強制連行の有無は問題ではないと論点をすり替えた。
一方で、同日の紙面には河野氏のインタビュー記事が1面に、こんな見出しで掲載されていた。
「従軍慰安婦問題 強制性の認定は正当」「93年談話巡り河野元官房長官」「証言も重視し総合判断」
また、16面には河野氏インタビューの詳報を「被害者でなければ語り得ない証言」「まず事実認め教育方法は別に議論を」との見出しで載せていた。
朝日は、河野談話を発表した河野氏の証言を用いて自己正当化を図ったわけだが、それでは肝心の河野証言の中身はどうだったか。
河野氏はインタビューで、強制連行を示す文書はなかったと認めた上で、慰安婦募集の強制性については、日本政府が聞き取り調査した韓国人の元慰安婦16人の証言が根拠となったと明らかにしてこう語っている。
「半世紀以上も前の話だから、その場所とか、状況とかに記憶違いがあるかもしれない。だからといって、1人の女性であれだけ大きな傷を残したことについて、傷そのものの記憶が間違っているとは考えられない。実際に聞き取り調査の証言を読めば、被害者でなければ語り得ない経験だとわかる。相当な強圧があったという印象が強い」
この聞き取り調査報告書を政府はプライバシー情報であることなどを理由に非開示としているが、産経新聞が25年10月に入手した。
調査対象の十六人の証言が、たったA4判13枚にまとめられたそれは、驚くほどずさんな内容だった。
証言の事実関係は曖昧で別の機会での発言との食い違いも目立つほか、氏名や生年すら不正確で、名字だけという例もあった。
朝鮮半島では重視される出身地についても、大半の13人が不明・不詳となっているほか、戦地ではなく、一般の娟館はあっても慰安所はなかった地域で働いたとの証言もあった。
この調査報告書を通読しても、軍や官憲による強制連行の証拠とただちに認められる証言はない。
「軍人に連れていかれた」と語った女性は複数いるが、当時、兵隊のような服を着ていた人は大勢おり、本当に軍人だったかは疑わしい。
にもかかわらず、河野氏は、このいい加減で政府文書とも言えないような代物を読んで、「被害者でなければ語り得ない経験だ」と強調しているのだから噴飯ものである。
この稿続く。
以下は、別冊正論に、朝日と河野洋平は'同じ穴の狢'と題して掲載された阿比留瑠比氏の論文からである。
あいも変わらず、朝日新聞と河野洋平元衆院議長の蜜月というか馴れ合い、もたれ合いは続いているなー。
三月五日付朝日朝刊に掲載された国分高史編集委員による河野氏の大型インタビューを読んでの感想である。
テーマは「政治改革のつまずき」というものだったが、案の定、内容は途中から河野氏の独りよがりな自慢話へと流れる。
自分たちが担いだ社会党出身の村山富市元首相を称賛し、こう述べていた。
「村山さんは純粋で使命感を持つ特別な人でした。あの場面で首相に担いだのは本当によかった。後の政府の歴史認識の基本となった戦後50年談話も出せました」
戦後50年談話とは、日本による植民地支配と侵略に痛切な反省と心からのお詫びを表明した「村山首相談話」のことである。
社会党左派の首相が自らのイデオロギー色を濃厚に反映した一方、語句の対象は曖昧で何を指しているかもよく分からない談話だった。
この意味不明の談話がその後、日本外交の手足を縛り、中国や韓国などに外交カードとして利用されてきたのは事実だろう。
だが、それも安倍晋三首相による明確なメッセージ「戦後70年談話」で上書きされ、今はほぼ無効化されたといえる。
にもかかわらず、河野氏が村山談話を持ち出すのは、実はこれが自らの手柄だと考えているからだろう。
河野氏は平成21年7月29日付朝日朝刊でこう告白していた。
「村山・河野・武村(正義・新党さきがけ代表)の三者が手を握り、戦後50年の村山首相談話を作った」
村山氏や河野氏は、この談話によって日中・日韓関係が良くなったと盛んに自賛してきたが、それは全く事実とは異なる。
実際は中韓が談話を根拠に、歴史問題に関してより高圧的になっただけだといえる。
時代錯誤の防衛論
話を今回のインタビューに戻すと、朝日の国分氏が「穏健なハ卜派は自民党から消えてしまったのでしょうか」と尋ねたのに対し、河野氏は安倍首相に言及してこう答えている。
「例えば安倍さんはずっと憲法改正にこだわっている。平成以降、自民党のほとんどの首相が国会演説で改憲に触れなくても党内から少しも不満は出なかった。改憲勢力が党内にずっといるのは間違いないが、安倍さんがあんなに力んで改憲を言うのは驚くべきことです」
まるで安倍首相が憲法改正を唱えるのは自民党の歴史上、異質な行為であり、党内の改憲勢力は少数派だと言わんばかりだが、本当にそうだろうか。
自民党は昭和30年の結党以来、憲法の自主的改正を「党の使命」として掲げてきたではないか。
むしろ、河野氏のようなガチガチの護憲派が自民党に入り、あろうことか総裁まで務めたことの方が異常事態なのである。
党の使命を果たそうとしているのは安倍首相であり、使命を無視してきた河野氏が胸を張る姿も、その言葉を喜々として伝える朝日も滑稽でグロテスクだと感じる。
インタビューで河野氏は、次のように時代錯誤の防衛論も語っている。
「いまの国会審議で一番気がかりなのは急激に積み上げられた防衛予算です。専守防衛という憲法の精神にもとづいて、日本がこれまで持ってこなかった空母まがいの船を持つという。(中略)平成の30年間、水際でかろうじて食い止めてきたものが、次の世代で大変なことになる可能性もなきにしもあらず」
現在の日本を取り巻く安全保障環境が、これまでになく厳しいという現実は全く見えないのだろう。
親中派の代表格とされ、北朝鮮にも宥和的な河野氏が両国の急速な軍備増強に目をつむり、日本の防衛費だけ監視している問に、極東情勢がどうなったか全く自覚していないとしか思えない。
それどころか、米国と同盟を結ぶ韓国ですら全く信用できず、中朝側の陣営に入ろうとしているのが現状である。
河野氏の論理は、日本さえおとなしくしていれば世界は平和だということになる。
憲法前文とも通底するが、河野氏は日本を中心に世界は回るという一種の「天動説」を信じているのかもしれない。
そしてこんな稚拙な意見を、朝日がさも良識ある大物政治家の重みのある言葉であるかのように世間に振りまく。
そして河野氏は白身の主張が広まることを喜ぶという構図である。
河野氏と朝日、互いに補い合う共棲関係にあるかのような連携プレーである。
もっとも他紙の先輩政治記者によると、河野氏は自民党総裁時代、毎朝のように迎えの車の中で朝日の社説を読み、その日のあいさつや演説で引用していたという。
朝日の主筆を務めた故若宮啓文氏が河野氏のアドバイザーだったことも有名な話である。
朝日にとって河野氏は、自説を伝えるのに使い勝手のいい都合のいい政治家でもあるのだろう。
この稿続く。
以下は10/22の産経新聞に、国民の幸せ祈る世界史の奇跡と題した特集に、悲惨な過去超越した大御心、と題して掲載されたケント・ギルバート氏の論文からである。
私のような外国人にとって、天皇はとても分かりにくい存在です。
その理由は、天皇というのが世界の中で極めて特殊であり、昔も今も日本にしかない唯一無二の存在だからです。むろんローマ教皇とも、欧州の王室とも違います。
歴代中華王朝の皇帝や、世襲の独裁者とも違います。
比較対象として、他に類推する存在がないのです。
天皇について、なかなか理解できない米国人ですが、過去に一度、天皇の大御心に直接触れる機会がありました。
昭和50年9月、昭和天皇と香淳皇后両陛下が戦後初めて米国を公式訪問なされました。
当時、天皇に対する米国民の感情は、決して良好とは言えませんでした。
戦後30年たっても米国民はパールハーバーを忘れてはおらず、天皇の戦争責任を問う声は今よりもはるかに大きなものでした。
そんな厳しい世論の中、昭和天皇はホワイトハウスでのフォード大統領夫妻が主催した歓迎晩餐会で、次のようなお言葉を述べられたのです。
「私は多年、貴国訪問を念願にしておりましたが、もしそのことが叶えられた時には、次のことを是非貴国民にお伝えしたいと思っておりました。と申しますのは、あの不幸な戦争の直後、貴国が、我が国の再建のために、温かい好意と援助の手をさし延べられたことに対し、貴国民に直接感謝の言葉を申し述べることでありました。時代は移り変わろうとも、この貴国民の寛容と善意とは、日本国民の間に、永く語り継がれていくものと信じます」(高橋紘 『昭和天皇発言録』小学館)
陛下のお言葉に対して、会場からは大きな拍手が巻き起こり、晩餐会は予定の時間を大幅にオーバーして深夜にまで及びました。
かつての敵国の元首が初の訪米で何を語るのか。
注目の中で述べられたのは、意外にも、米国民への感謝の言葉だったのです。
ちなみに、お言葉にある「我が国の再建のため」の「温かい好意と援助」というのは、米国が占領期間中に日本に供与した対日経済援助のことを指します。
占領期の約6年間で日本が米国から受けた経済援助の総額は、約18億㌦(約6480億円)に上り、この援助がなければ日本の復興は考えられなかったと言われています。
その恩をいつまでも忘れることなく、感謝の意を述べられた天皇に米国民はいたく感動し、それ以降、天皇の訪米に否定的だったマスコミ報道も好意的に変わったといいます。
当時のニューヨーク・タイムズ紙は、社説の中で「30年前の仇敵、勝者と敗者はきょう、政治、経済上のパートナーとなった」と評しました。
戦争という悲惨な過去をも超越し、天皇の大御心に米国が包まれたことを象徴する報道でした。
2千年以上も万世一系の血を受け継ぎ、世俗の権力から一定の距離を置きつつ、ひたすら国民の安寧を祈り続ける天皇。
なぜこのような体制が生まれ、脈々と続いてきたのか、はっきり言って謎です。
戦後のGHQ占領期以外には、他国の支配を受けた歴史を持たない、日本という特殊な国だからこそ紡がれた「奇跡」としか言いようがありません。
以下は10/22の産経新聞に、国民の幸せ祈る世界史の奇跡と題した特集に、「無私」だからこその「無敵」、と題して掲載された石平氏の論文からである。
私が初めて日本の「御代替わり」の光景をこの目で見たのは、来日1年後の1989年、平成元年のことである。
当時は画面越しに御代替わりにまつわる一連の行事を拝見したが、厳かな儀式と天皇陛下の高貴さに深い感銘を受けた。
私の出身国である中国は、日本よりもずっと長い歴史と伝続があるはずだが、今となってはその悠長な歴史は単なる『過去』でしかない。
ましてや過去の王朝が今も国民から尊敬され、万世一系の伝統を保つことなど到底有り得ない。
それに比べ、日本の天皇と皇室は、神武天皇の建国から数えて126代、2600年以上の歴史を紡いできたのである。
長くても数百年しか続かない中国の王朝と日本の皇室は何かどう違うのか。
来日以来、私の疑問だったが、それを自分なりに理解するきっかけは、来日5年後に初めて訪れた京都御所の一般公開だった。
御所の中を拝観して、まず驚いたのは質素さである。
雄大さや豪華絢爛さで言えば、はっきり言って、かっての中国皇帝の住居だった紫禁城の比ではない。
それともう一つ。
日本の最高位である天皇が暮らす施設の割に無防備さが際立っていたことである。
深い外堀と高い城壁に囲まれた紫禁城がまさに難攻不落の要塞であるのに比べ、京都御所は軍事的襲撃を防ぐ機能がほとんど備わっていない。
言葉は悪いが、コソ泥でもあの低い塀を乗り越えて簡単に侵入できてしまうだろう。
考えてみれば、500年以上にわたり、歴代天皇が御所に住まわれたはずだが、襲撃された事実は見当たらないあの大乱世の戦国時代でさえ、どこかの軍事勢力に攻撃されなかったのである。
つまり日本の天皇と皇居は、誰かに攻撃される心配がまずないのである。
もっと言えば、少なくとも日本国内において、天皇に「敵」はいないということを意味する。
では、なぜ敵が存在しないのか。
それは、中国皇帝の在り方と比較すればよく分かる。
歴史上、中国の皇帝は常に敵の存在におびえ続けた。
紫禁城や北京の周囲を囲む分厚い城壁や、皇帝自らが国の軍隊を直轄下に置いて権力基盤としたことはそれを物語る。
しかし、それでも中国皇帝は「万世一系」にはならない。
一つの王朝が立つと長くて数百年、短くて十数年、必ずやどこかの地方勢力や民衆の反乱が起き、滅亡を繰り返したのである。
その理由はひとえに皇帝による「天下国家の私物化」であり、民衆への抑圧と搾取だった。
これに対し、日本の天皇は天下国家を決して私物化しようとしない。
ましてや、民衆を抑圧と搾取の対象にしているわけでもない。
天皇は常に国民の幸せを祈り続けており、国民にとってはいわば「守り神」であり、感謝と尊敬をささける至高の存在でもある。
言い換えれば、天皇は「無私」だからこそ「無敵」であり、日本国が多くの苦難を乗り越えて一つのまとまりとして存続できた理由なのだろう。
私たちはいま一度、天皇の歴史とその有り難さに思いを寄せて、皇室の永続と弥栄を心からお祈りしたい。
以下は10/24の産経新聞に、「いじめセンセイ」には甘いのう 、と題して掲載された宮嶋茂樹さんの論文からである。
ホンマ、どないかしとるど、わが故郷・神戸は…まあ正確にいうたら、不肖・宮嶋が生を受け、18年の歳月を過ごしたんは、神戸と塑戸内海に囲まれた明石やけどな。
何って…22年前に、日本全国を震撼させた「サカキバラ事件」と同じ神戸の須磨で発覚した教師同士の「いじめ」のことやんけ。
ある意味、22年前の事件よりもタチの悪い、身の毛もよだつ暴力をセンセイがやっとったんや。
加害者センセイ4人のうち1人は女性教師やて。
それも、いじめは昨年から続いとったんやで。
兵庫県警も何やっとんの?
報道によれば、暴行容疑で捜査する方針やというけど、あれだけ証拠そろっとんのやで。
いつ事情聴取するの?
同じ神戸市に本拠を置く暴力団が同じことやってたら即逮捕やで。
それやのに、加害者のセンセイ方は、逮捕もされん、教師も辞めん。
それどころか、名前も顔も出さん。
匿名で、白々しい“謝罪のコメント”出して終わりか。
おざなりの言葉からは「反省」のカケラも感じられんわ。ほれで、今は優雅に「有給休暇中」やて?
ほんでしばらくして、ほとぼりさめたら、シレっと他の学校で教壇に立つんやろ。
兵庫県警も暴力団には強気やけど、センセイには甘いのう。
これって…法の下の平等をうたったケンポー違反とちゃうか?
学校も警察も手出せん、まさに「聖域」やとしたら、センセイをきっちり叱るべきは日教組やろ。
わざわざ沖縄の辺野古まで行って、海上保安官や警察官に対して、「強制排除」やの「暴力」やのと、訴えとるヒマあるんやったら、センセイの悪質極まりない暴力や、いじめを何で糾弾せん。
被害者のゼンセイは、筆舌に尽くしがたい、いじめを受け続けとったんやで。
辺野古のテント村に陣取っとる方々は、地元警察署の警察官らの顔写真、まるで公開指名手配犯みたいにして張り出しとったやん。
なんでアンタら、あのいじめ教師らの顔写真は公開してくれへんの?
以下は10/24の産経新聞に、絶体絶命の中国経済、と題して掲載された石平さんの論文からである。
中国国家統計局が18日に発表した2019年7~9月期の国内総生産(GDP)は、前年同期比6.0%増で過去最低を更新した。
もちろん、ここでの「最低」は実際の「最低」でもない。
政府公表の18年の経済成長率は6.6%だったが、中国人民大学の向松祚教授が明らかにしたところでは、この年の本当の成長率はわずか1.67%。
だとすれば、今年7~9月期の本当の成長率は1%すれすれのところに落ちているはずだ。
数十年間にわたった鳴り物入りの高度成長はほぼ終わったとみていい。
これまでの中国経済は、個人消費率が37%前後という絶望的な消費不足の中で、輸出と固定資産投資の拡大で何とか高度成長を牽引してきた。
しかし、10年以来始まったインフレの中で労働力コストが高騰した結果、安さで勝負する中国の対外輸出品は競争力をなくし、昔のようには売れなくなった。
そして折からの米中貿易戦争が追い打ちをかけた結果、以前は毎年25%以上の伸びを誇った中国の対外輸出は今年の9月には何と3.2%の減となった。
中国国内の表現で言えば、高度成長を引っ張ってきた輸出という1台の「馬車」が完全に止まった。
もう1台の「馬車」である固定資産投資の場合、「止まった」とは言えないが、昔と比べればずいぶん弱まった。
これまでに民間の不動産投資や政府の行う公共事業投資はすべてやりすぎて飽和状態となっているから、投資の拡大は失速するしかない。
10年までに毎年25~30%まであった固定資産投資の伸び率は今や5%台、昔の勢いはもはやない。
輸出も投資も落ちた中で、消費が伸びていれば経済成長
は何とかなるが、残念ながら以前からずっと弱かった消費は昨年からさらに冷え込んできている。
自動車市場の1つを取ってみても、全国の新車販売台数は昨年7月から連続15ヵ月の前年同期比減。
車市場の崩壊が始まった。
経済成長を牽引する消費と輸出と投資の拡大という「3台の馬車」は3台ともに駄目になっているから、経済は成長しようがない。
そして、輸出と投資の縮小は失業の拡大と賃下げに直結して消費のさらなる冷え込みを誘い、消費のさらなる冷え込みが産業のさらなる衰退を招く。
こうした悪循環の中で中国経済のさらなる落ち込みはもはや避けられない。
来年あたりからは確実にマイナス成長となっていくのではないか。
経済の衰退に伴う社会危機の拡大はなおさらの大問題だ。
貧富の格差が広がって国民の不平不満が募る中、そして2億6千万人の「流動大口(出稼ぎ労働者)」がいる中で、経済のさらなる減速によって失業が拡大し、低所得層の収入水準がより一層落ちていくと、社会的不安の拡大は避けられない。
行き場を失った億単位の出稼ぎ労働者(すなわち流民)の動向によって、中国社会の安定は根底からひっくり返される危険性があるのである。
それから、中国の進める国際戦略としての一帯一路構想やアジア支配のための軍事拡大戦略はすべて、経済成長という土台の上に成り立つものだ。
この土台自体が崩れていくなら、習政権一枚看板の「民族の偉大なる復興」は夢のまた夢に終わる。
今月1日に建国70年の華やかな記念式典を行ったばかりの中国は、経済・社会の危機に直面しているのだ。
今後、下り坂をひたすら転落していく宿命にあるのだろうが、この巨大帝国の末日を見届けたい、と思う。
こんな会社に全国放送の免許を与えている私たちの在り様を思えば、と題して2015-12-05に発信した章を再発信する。
先日、テレビのニュースで以下の事件の顛末が流れた時、私は、直感的に、これはおかしいと感じた。
戦後の世界で最高のジャーナリストである高山正之は、今月号の月刊誌「正論」で彼が連載しているコラムの中で、以下の様な記事を書いていた。彼の多くの記事がそうであるように、この記事もまた、日本人の大半が知らなかった事実を伝えてくれているのである。
私は、高山正之の感覚と私の感覚は、全く一緒であると言っても過言ではないと思ってもいる。
先日も言及したが、彼こそ、来年度のノーベル文学賞を受賞すべき世界で、唯一無二のジャーナリストであり、真実のみを見事な文章で伝える作家であると私は断言する。
前文略
*~*の文章は私
軽薄な女は軽薄な男に惚れやすい。
結婚して子供ができると軽薄な男は家を出ていく。
女は目覚めて「この子と生きよう」とは決して思わない。
女の性か業は別の男と生きる道を女に選ばせるものだ。
新しい父はなさぬ仲の子には一般にきつく当たる。
いい見本がある。高崎山の猿だ。
旧ボスを追っ払った新ボスはメス猿が抱える赤ん坊猿に「鋭い歯と爪で即死させる」(竹内久美子)。
赤ん坊猿が死ぬとメス猿は途端に発情して新ボスと交尾する。
しかし人間はボス猿よりたちが悪い。
西東京市の女の家に転がり込んだ無職男、村山彰(42歳)は女の息子14歳に1年半にわたって暴行し「24時間に内に死ね」と命じて「耐え難い絶望感を抱かせ」(判決文)自殺させた。
法廷で村山は「実の母が息子を庇おうともせず殴った。そっちが真犯人だ」(日本テレビ)と責任をなすり付けた。
女の業に付け込んで非道三昧。
その上にこの言い逃れをして判決はたった6年。
世の中にはもっと考えさせる事件もある。
20年前、大阪市住吉区の住宅の車庫から出火した。
母子と内縁の夫で在日の男は逃げ出したが入浴中の長女、青木めぐみさん(当時11歳)が焼け死んだ。
捜査の結果、貧しい暮らしなのに、その年の1月に4千万円のマンション購入を決める一方、長女に千五百万円、長男に2千万円の生命保険を掛けていたことが判った。
出火原因にも疑問があった。
長女の生命保険を請求した母と内縁の夫が事情聴取され、殺人と現住建造物放火、詐欺未遂で逮捕された。
当初は2人とも犯行を認めた。
内縁の夫は長女への強姦行為も認め、ともに無期懲役の判決が下された。
しかし公判時から2人とも放火殺人を否認、無実を主張し始めた。
内縁の夫は支援者への手紙で「子供を救えなかった自責の念と、性的虐待をした重い自責の念とが心に取り憑いて」と、その事実を認めている。
母親も支援者あてに「警察から娘への性的虐待を知らされた」「娘の体から夫の精液が検出されたと聞かされた」と綴っている。
2人の無罪申し立てについて弁護側は「自供にあるようにガソリンが撒かれている状態で着火すれば爆発的に燃え上がる」として再審を請求。
大阪高裁は先日、火災の再現実験などから放火殺人は無罪の可能性があると判断。
検察側の抗告を退けて再審を決めた。
2人は即日、釈放された。
新聞はまるで無実の死刑囚の冤罪が晴れたかのようなはしゃぎようで出所した2人の写真を並べて、母に「娘がこの青空のどこかから『ママよかったね』といっている声が聞こえる」と語らせている。
2人が主張するように放火はしていなかったとしても母親は死んだ娘が本気でそう言ったと思っているのだろうか。
母親は支援者の手紙に「車庫でちょろちょろ燃えている火を見て桶に水を汲みそれをかけたらぼあっと広がった。びっくりして119番して」それから息子を連れて逃げた。
風呂場にいる娘を避難させることは気づかなかった。
自分が連れ込んだ男が娘を辱め続けたことも気づかなかった。
でも保険金をかけたことは覚えていたというのか。
その疑問は来年開かれる再審の法廷で明らかにされるが、新聞はなぜこうしたところを故意に伏せ、お祭り騒ぎに徹するのか。
*あなたが…
この現今の世界で最高のジャーナリストの見事な記事を読んで、さっきのTBSの「報道特集」を観ていたら、
この会社=放送局が、どれほど酷い会社かは、嫌でも分かるはずだ。
こんな会社に全国放送の免許を与えている私たちの在り様を思えば、誰もが、私と同様に暗澹とした思いにかられるだろう。
芥川龍之介は、「外には黒洞々たる夜があるばかりである…」と書いたのだが、私は、彼とは違って暗澹たる思いにとどまっている人間ではないのである。
TBS=毎日のあまりにも酷い幼稚さと、その悪辣さ…
見せかけのモラリズムで報道している所が、実は、最低の悪であることも彼らは気づいてもいないのである。
私は強烈な怒りを覚えている。
読者諸兄も全く同様であると思う。
もしあなたが、まともな日本国民であるならば。*
要するに、あれって、ババアのモテ自慢だったと気が付いたわけ(笑)。と題して2019-06-21に発信した章を再発信する。
以下は日本国民全員及び世界中の人たちが知るべき事実が満載されている月刊誌WiLL7月号からである。
今回は特にフィンランドの女性大統領に贈る。
深田萌絵…早稲田大学政治経済学部卒。現在はコンピュータ製造開発業に従事。
竹内久美子…1956年愛知県生まれ。1979年、京都大学理学部卒。同大学大学院博士課程にて動物行動学を専攻する。
上野千鶴子変態フェミニズム論をコテンパン
世のフェミニズムは男女の表層をとらえたものが多いけれど、上野流もその一つ。
さしずめ“おまんこ女性解放論”ですかナ!?
呪いの祝辞
深田
竹内さんの『「浮気」を「不倫」と呼ぶな』(川村二郎氏との共著ノワック)を読みました。
面白かったです。
だから、今回の対談はとても楽しみです。
竹内
こちらこそ。
深田さんのブログやツイッターを見て精力的な方だなと感心していました。
深田
最近、「昭和のフェミニスト」を自称して、フェミニズムもブログで書いています。
今、巷で話題になっている、上野千鶴子氏の東大入学式の祝辞(4月12日)がおかしいと思っています。
あれって、「ギリシヤ神話に出てくる不和と争いの女神エリスが、式典で得意の呪いの言葉を吐く」みたいな印象を受けました(笑)。
竹内
入学式に列席した学生のうち、女子学生は20%に満たないくらいでしょう。
完璧に男子を無視した祝辞ですよね。
「あなた方は厳しい戦いを勝ち抜いてきた」と言われたら、そうかなあと(笑)。
深田
「息子は大学まで、娘は短大まで」と大卒以外の女性は翼を折られた被害者だ、みたいなことも述べていますが、学歴自慢しながら短大を見下しすぎですよ!
自分で考えて短大を選んだ女子たちの意志の力の否定です。 だいたい、上野さんの話はいつもひねくれている。
以前の祝辞では、「あなたたちは所詮、親が金持ちで、親の力で塾代を払ってもらったから合格できたんだ」と。
竹内
上野さんの批判は見当違いですよ。
親が高収入ということは、一流大学を出て、一流企業に勤めているから。
その地頭が遺伝しているだけ。
深田
これは手厳しい(笑)。
竹内
塾に行かせたり、家庭教師をつけて努力させたとしてもさほど、学業が伸びるわけではありません。
昔、家庭教師のアルバイトをしながら、つくづくそれを感じました。
人間の性染色体は女で「XX」、男で「XY」でしょう。
男子であれば、「Y」を父親から、「X」は母親由来のものを受け継ぐ。
そして女子は父親の「X」をそのままと、母親由来の「X」を受け継ぎます。
この「X」に、知能に関する遺伝子がたくさん含まれています。
深田さんも25歳で突然早大に合格でしょう。
深田
そういえば、私の母は勉強しないのに、いつもトップだったと叔父に聞きました。
竹内
だから、その遺伝子を深田さんも受け継いでいて地頭がとてもいいんですよ。
深田
東大に入る学生を見ていると二種類いると思います。
一つは趣味で勉強していたら合格するタイプ、もう一つが死に物狂いで勉強して合格するタイプ。
後者は卒業後もずーっと「東大で……」と大学の話ばっかりしてひねくれている印象を受けます。
血のにじむ努力を何年もして東大に入学して、一流企業に入社した夕イプは学歴自慢にしがみつく。
竹内
おっしゃる通り、努力せずに合格した人は性格が素直。
深田
努力だけではダメなんだなあ(一同爆笑)。
竹内
先天的な面はどうしようもありません。
東大生にモテ自慢
深田
以前、私は上野さんの著作をいろいろ読んでいた時期があって、上野流フェミニズム論に傾倒していました。
そんな中、作家の遙洋子さんの本を読んで驚愕したことがありました。
遙さんは、東京大学大学院で上野さんのゼミを受講していたそうですが、上野さんは学生たちに向かって「あなたたちの年齢のころ、私はセックスばかりしていた」と言ったとか。
私はこの話の真意がどこにあるのか、十年以上考え込んでいました。
竹内
そんな長い時間?‥
深田
そう(笑)。
今回の祝辞で、ようやく一つの結論に達したんです。
上野さんは京大卒で東大コンプレックスがあり、東大女子に向かって「お前たちは魅力がないから、合コンでもモテないんだぞ」とマウンテイング(自分の優位性を相手に示そうとする行為)したかったのだと。
要するに、あれって、ババアのモテ自慢だったと気が付いたわけ(笑)。
でも、上野さんは男性とは結婚しない。
「セックスの使用権を、なぜ一人の男性に独占させなければいけないのか」と、こう来るわけです。
普通にモテてるだけではなく、自分は引く手あまたの“イイオンナ”なのだと!(一同爆笑)
竹内
京都精華大学で教鞭をとっていたときも、女子学生に向かって「おまんこ、と叫んでも誰も何の反応も示さなくなるまで、わたしはおまんこと言いつづけるだろう」と話したとか(一同爆笑)。
深田
それが女性性の解放だと思っているのかな。
変態ですよ!
竹内
私自身の話をすると、高校生の頃まで、女性に生まれて悔しかった。
兄が三人いて、「私も兄のような男性だったら、もっといろいろなことができるのに」と。
大学入学後、家庭教師をして世間が見え始めると、「あれ? 女が裏で男を操っているんだな」ということがわかってきたんです。
要するに、女性が男性を立てておだてて、うまくコントロールしているんだと。
それがわかってから「女に生まれてラッキー!」と思えるように。
動物の世界でも同じで、メスがオスを選ぶのが大原則です。
深田
そう、セックスの選択権は女性側にある。
この稿続く。
無知と悪意が朝日に匂い立たないか。と題して2019-07-11に発信した章を再発信する。理由は言うまでもない。日本国民全員が知らなければならない真実だからである。
私が高山正之と櫻井よしこさんの連載コラムを読むために毎週、週刊新潮を購読している事は既述のとおり。
高山正之は今週号でも彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであることを遺憾なく証明している。
読まれた人たちは皆、彼は凄いと思ったはずである。
櫻井よしこさんもまた、国民栄誉賞に値する人である事…故・渡部昇一氏と共に、朝日新聞が日本を支配していた時代から、今まで、正に、孤軍奮闘して、この新聞の異常さ、その反日思想による捏造報道の数々を正し、中国や朝鮮半島の反日プロパガンダに与し続けて来た実態を批判し続けて来たのである。
先ずは、高山正之の見事な論文を日本国民全員と世界中の人たちに届ける。
*~*は私。
朝日に匂う
高山正之
それがたとえ悪妻であっても先立たれると夫はなぜか生気を失い、妻のあとを追うように亡くなる。
しかし逆に亭主が死んでも大方の妻はむしろ生気に満ちて、夫のあとを追うようなことは絶対しない。
日本人の平均寿命は男が80歳、女は87歳。煩わしい亭主が逝ったあと7年間も妻は心安らかに過ごしていることを示している。
なぜ男が早死にするのか。
それは男であること、すなわちY染色体をもつが故にそう決まっている。
悲しいが、それが定めなのだ。
以下は竹内久美子、メアリー・バトンとのインタビューで教わった話だが、人は受精卵の時点ではみんな「女」だった。
その証拠が男の胸にある乳首だ。
乳も出ないし性感帯でもない。
何の役にも立たない代物だが、これが男になる前には女だったことの証なのだ。
ではいつ男が男になるのか。
受精して細胞分裂が始まって6週間、Y染色体にある性決定因子によって精嚢が機能し始め、男のホルモン、テストステロンを大量に噴出する。
それがシャワーのように脳から体の隅々に至るまでテストステロン漬けにして「お前は男だ」と言い聞かせる。
男性器もそれで発達する。
ただ先天性の同性愛者の男性器は正常な男性より一回り大きくなる。
なぜ神さまがそんな無駄をしたのかはまだ分かっていない。
心身ともに男として生まれた者は常に脳からお前は男だ、もっと男らしく振舞えと叱咤され、女にはない髭や体毛が生え、筋肉ももりもりしていく。
マッカーサーは最初の妻に「昼間は将軍でも夜は二等兵じゃないの」と嘲られたが、男はそうやって夜昼なく頑張りを求められる。
実はその頑張りを支えるのもY染色体で、細胞のがん化を防ぎ、動脈硬化を防ぎ、脳に付くアミロイドプラークも除去してくれる。
おかげで男は病気もせず頑張り続けて美しい妻も娶れ、子も生せる。
しかし生殖適齢期を過ぎるとY染色体は徐々にその機能を低下させていく。
ために動脈の硬化が始まる。
脳にプラークが溜まってボケが始まり、がん細胞ものさばり出す。
頑張り続けた疲労も溜まってくる。
ピンピンコロリとは、元気にやってきて家庭の粗大ごみになる前にころりと逝く理想の生き方を言う。
Y染色体の衰えはまさにそれを実現するための自然の摂理に思える。
男として頑張り続け、ベストを尽くし、しかし役目が終わればさっと散らされる儚い生き様を日本の男は桜の花に譬えた。
十分生きて還暦を迎えた本居宣長は「敷島の大和心をひと問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠んだ。
西行も「願はくは花のもとにて春死なんその如月の望月のころ」と詠った。
男の哀しさがよく出ている。
そんなY染色体だが、実はその遺伝子の塩基配列が民族によって異なることが分かってきた。
東大理学部の大学院生らが先日発表したY染色体の配列図によると現在の日本人と縄文人は同じ。
つまり三内丸山遺跡の昔から1万有余年の間、日本人はずっと日本人のままだった。
この縄文人因子を支那人や朝鮮人のそれと比べると共通するところがほとんどなかった。
大発見だろう。
司馬遼太郎は「朝鮮人と同祖」と言った。
江上波夫も「騎馬民族が渡来して大和朝廷を作った」と言ったが、それが全くの嘘っぱちだったわけだ。
日本史では弥生文化は渡来人によると教えるがそんな渡来人はいなかった。
民族の同一性については従来「女性のミトコンドリアを元に検証したが、それは子供だまし。Y染色体が決め手」と長浜浩明『日本の誕生』も書いている。
それにしても日本人は凄い。
早々にY染色体の哀しさを知り、それゆえに桜を愛でるだけでなく、民族の純血を守る手段として皇統をY染色体でつなぐ男系としてきた。
*先日、京大卒業生に相応しく素晴らしい学者となった竹内久美子さんと深田萌絵さんの対談特集で、その事を知った私は、高山正之と全く同じ感慨を持ったのである…それにしても日本人は凄い。*
今、共産党と朝日新聞が女系天皇を推奨する。
日本民族を汚すにはそれが一番と考える。
無知と悪意が朝日に匂い立たないか。
無知と悪意が朝日に匂い立たないか。と題して2019-07-11に発信した章を再発信する。理由は言うまでもない。日本国民全員が知らなければならない真実だからである。
私が高山正之と櫻井よしこさんの連載コラムを読むために毎週、週刊新潮を購読している事は既述のとおり。
高山正之は今週号でも彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであることを遺憾なく証明している。
読まれた人たちは皆、彼は凄いと思ったはずである。
櫻井よしこさんもまた、国民栄誉賞に値する人である事…故・渡部昇一氏と共に、朝日新聞が日本を支配していた時代から、今まで、正に、孤軍奮闘して、この新聞の異常さ、その反日思想による捏造報道の数々を正し、中国や朝鮮半島の反日プロパガンダに与し続けて来た実態を批判し続けて来たのである。
先ずは、高山正之の見事な論文を日本国民全員と世界中の人たちに届ける。
*~*は私。
朝日に匂う
高山正之
それがたとえ悪妻であっても先立たれると夫はなぜか生気を失い、妻のあとを追うように亡くなる。
しかし逆に亭主が死んでも大方の妻はむしろ生気に満ちて、夫のあとを追うようなことは絶対しない。
日本人の平均寿命は男が80歳、女は87歳。煩わしい亭主が逝ったあと7年間も妻は心安らかに過ごしていることを示している。
なぜ男が早死にするのか。
それは男であること、すなわちY染色体をもつが故にそう決まっている。
悲しいが、それが定めなのだ。
以下は竹内久美子、メアリー・バトンとのインタビューで教わった話だが、人は受精卵の時点ではみんな「女」だった。
その証拠が男の胸にある乳首だ。
乳も出ないし性感帯でもない。
何の役にも立たない代物だが、これが男になる前には女だったことの証なのだ。
ではいつ男が男になるのか。
受精して細胞分裂が始まって6週間、Y染色体にある性決定因子によって精嚢が機能し始め、男のホルモン、テストステロンを大量に噴出する。
それがシャワーのように脳から体の隅々に至るまでテストステロン漬けにして「お前は男だ」と言い聞かせる。
男性器もそれで発達する。
ただ先天性の同性愛者の男性器は正常な男性より一回り大きくなる。
なぜ神さまがそんな無駄をしたのかはまだ分かっていない。
心身ともに男として生まれた者は常に脳からお前は男だ、もっと男らしく振舞えと叱咤され、女にはない髭や体毛が生え、筋肉ももりもりしていく。
マッカーサーは最初の妻に「昼間は将軍でも夜は二等兵じゃないの」と嘲られたが、男はそうやって夜昼なく頑張りを求められる。
実はその頑張りを支えるのもY染色体で、細胞のがん化を防ぎ、動脈硬化を防ぎ、脳に付くアミロイドプラークも除去してくれる。
おかげで男は病気もせず頑張り続けて美しい妻も娶れ、子も生せる。
しかし生殖適齢期を過ぎるとY染色体は徐々にその機能を低下させていく。
ために動脈の硬化が始まる。
脳にプラークが溜まってボケが始まり、がん細胞ものさばり出す。
頑張り続けた疲労も溜まってくる。
ピンピンコロリとは、元気にやってきて家庭の粗大ごみになる前にころりと逝く理想の生き方を言う。
Y染色体の衰えはまさにそれを実現するための自然の摂理に思える。
男として頑張り続け、ベストを尽くし、しかし役目が終わればさっと散らされる儚い生き様を日本の男は桜の花に譬えた。
十分生きて還暦を迎えた本居宣長は「敷島の大和心をひと問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠んだ。
西行も「願はくは花のもとにて春死なんその如月の望月のころ」と詠った。
男の哀しさがよく出ている。
そんなY染色体だが、実はその遺伝子の塩基配列が民族によって異なることが分かってきた。
東大理学部の大学院生らが先日発表したY染色体の配列図によると現在の日本人と縄文人は同じ。
つまり三内丸山遺跡の昔から1万有余年の間、日本人はずっと日本人のままだった。
この縄文人因子を支那人や朝鮮人のそれと比べると共通するところがほとんどなかった。
大発見だろう。
司馬遼太郎は「朝鮮人と同祖」と言った。
江上波夫も「騎馬民族が渡来して大和朝廷を作った」と言ったが、それが全くの嘘っぱちだったわけだ。
日本史では弥生文化は渡来人によると教えるがそんな渡来人はいなかった。
民族の同一性については従来「女性のミトコンドリアを元に検証したが、それは子供だまし。Y染色体が決め手」と長浜浩明『日本の誕生』も書いている。
それにしても日本人は凄い。
早々にY染色体の哀しさを知り、それゆえに桜を愛でるだけでなく、民族の純血を守る手段として皇統をY染色体でつなぐ男系としてきた。
*先日、京大卒業生に相応しく素晴らしい学者となった竹内久美子さんと深田萌絵さんの対談特集で、その事を知った私は、高山正之と全く同じ感慨を持ったのである…それにしても日本人は凄い。*
今、共産党と朝日新聞が女系天皇を推奨する。
日本民族を汚すにはそれが一番と考える。
無知と悪意が朝日に匂い立たないか。
無知と悪意が朝日に匂い立たないか。と題して2019-07-11に発信した章を再発信する。理由は言うまでもない。日本国民全員が知らなければならない真実だからである。
私が高山正之と櫻井よしこさんの連載コラムを読むために毎週、週刊新潮を購読している事は既述のとおり。
高山正之は今週号でも彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであることを遺憾なく証明している。
読まれた人たちは皆、彼は凄いと思ったはずである。
櫻井よしこさんもまた、国民栄誉賞に値する人である事…故・渡部昇一氏と共に、朝日新聞が日本を支配していた時代から、今まで、正に、孤軍奮闘して、この新聞の異常さ、その反日思想による捏造報道の数々を正し、中国や朝鮮半島の反日プロパガンダに与し続けて来た実態を批判し続けて来たのである。
先ずは、高山正之の見事な論文を日本国民全員と世界中の人たちに届ける。
*~*は私。
朝日に匂う
高山正之
それがたとえ悪妻であっても先立たれると夫はなぜか生気を失い、妻のあとを追うように亡くなる。
しかし逆に亭主が死んでも大方の妻はむしろ生気に満ちて、夫のあとを追うようなことは絶対しない。
日本人の平均寿命は男が80歳、女は87歳。煩わしい亭主が逝ったあと7年間も妻は心安らかに過ごしていることを示している。
なぜ男が早死にするのか。
それは男であること、すなわちY染色体をもつが故にそう決まっている。
悲しいが、それが定めなのだ。
以下は竹内久美子、メアリー・バトンとのインタビューで教わった話だが、人は受精卵の時点ではみんな「女」だった。
その証拠が男の胸にある乳首だ。
乳も出ないし性感帯でもない。
何の役にも立たない代物だが、これが男になる前には女だったことの証なのだ。
ではいつ男が男になるのか。
受精して細胞分裂が始まって6週間、Y染色体にある性決定因子によって精嚢が機能し始め、男のホルモン、テストステロンを大量に噴出する。
それがシャワーのように脳から体の隅々に至るまでテストステロン漬けにして「お前は男だ」と言い聞かせる。
男性器もそれで発達する。
ただ先天性の同性愛者の男性器は正常な男性より一回り大きくなる。
なぜ神さまがそんな無駄をしたのかはまだ分かっていない。
心身ともに男として生まれた者は常に脳からお前は男だ、もっと男らしく振舞えと叱咤され、女にはない髭や体毛が生え、筋肉ももりもりしていく。
マッカーサーは最初の妻に「昼間は将軍でも夜は二等兵じゃないの」と嘲られたが、男はそうやって夜昼なく頑張りを求められる。
実はその頑張りを支えるのもY染色体で、細胞のがん化を防ぎ、動脈硬化を防ぎ、脳に付くアミロイドプラークも除去してくれる。
おかげで男は病気もせず頑張り続けて美しい妻も娶れ、子も生せる。
しかし生殖適齢期を過ぎるとY染色体は徐々にその機能を低下させていく。
ために動脈の硬化が始まる。
脳にプラークが溜まってボケが始まり、がん細胞ものさばり出す。
頑張り続けた疲労も溜まってくる。
ピンピンコロリとは、元気にやってきて家庭の粗大ごみになる前にころりと逝く理想の生き方を言う。
Y染色体の衰えはまさにそれを実現するための自然の摂理に思える。
男として頑張り続け、ベストを尽くし、しかし役目が終わればさっと散らされる儚い生き様を日本の男は桜の花に譬えた。
十分生きて還暦を迎えた本居宣長は「敷島の大和心をひと問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠んだ。
西行も「願はくは花のもとにて春死なんその如月の望月のころ」と詠った。
男の哀しさがよく出ている。
そんなY染色体だが、実はその遺伝子の塩基配列が民族によって異なることが分かってきた。
東大理学部の大学院生らが先日発表したY染色体の配列図によると現在の日本人と縄文人は同じ。
つまり三内丸山遺跡の昔から1万有余年の間、日本人はずっと日本人のままだった。
この縄文人因子を支那人や朝鮮人のそれと比べると共通するところがほとんどなかった。
大発見だろう。
司馬遼太郎は「朝鮮人と同祖」と言った。
江上波夫も「騎馬民族が渡来して大和朝廷を作った」と言ったが、それが全くの嘘っぱちだったわけだ。
日本史では弥生文化は渡来人によると教えるがそんな渡来人はいなかった。
民族の同一性については従来「女性のミトコンドリアを元に検証したが、それは子供だまし。Y染色体が決め手」と長浜浩明『日本の誕生』も書いている。
それにしても日本人は凄い。
早々にY染色体の哀しさを知り、それゆえに桜を愛でるだけでなく、民族の純血を守る手段として皇統をY染色体でつなぐ男系としてきた。
*先日、京大卒業生に相応しく素晴らしい学者となった竹内久美子さんと深田萌絵さんの対談特集で、その事を知った私は、高山正之と全く同じ感慨を持ったのである…それにしても日本人は凄い。*
今、共産党と朝日新聞が女系天皇を推奨する。
日本民族を汚すにはそれが一番と考える。
無知と悪意が朝日に匂い立たないか。
国連が看過し続けて来たから…橋下徹を始めとした日本の弁護士達全員が看過して来たからである事、と題して2019-08-18に発信した章を再発信する。
以下は2019/6/30に徳間書店から「韓国とメディアは恥ずかしげもなく嘘をつく」と題して出版された、戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之の最新刊からである。
日本国民全員が必読の書であり、今すぐ最寄りの書店に購読に向かわなければならない。
世界中の人にとっても必読の書であるが、これについては私が、拙い英語力で恐縮ではあるが、できるだけ、世界中の人たちに知らしめたいと思っている。
この章では特に例えば児童虐待については、日本の比ではない米国を、高山は教えてくれているが、
米国に限らず世界中の国の児童虐待の実態は日本の比ではないと私が推察している事は既述のとおりである。
にも拘わらず、千葉県の野田市で一人の児童の虐待死事件をもって、国連が、待ってましたとばかりに、日本に対して人権勧告をなすのは何故か?
日本の比ではない米国の児童虐待について、米国民が、わざわざ国連に出向いて、自国の人権違反を告訴に行った等と言う話は誰も聞いたことがない。
人口13億人で国連常任理事国の中国或いは同様に国連の常任理事国で大国面をしているロシアなどからは誰一人としてそのような行動を取る事もできない。
何故なら取ったら即死刑を含む重罪に処されるからである。
刑に処される前に暗殺されているだろう。
それが現実である事を、弁護士資格を持っているからなのか、今、目の前に在る現象だけを見て物を言い続けている橋下徹も知らなければならない。
日本にだけ、自国を貶めるために、わざわざスイスのジュネーブに事務所を置いて、事あるごとに自国の攻撃をしている人間がいるのは何故なのか?
そんな態様の国に日本は何時から、どうして成ったのか、
例えば、それを考えることを知性という事を、橋下徹は知らなければならない。
韓国は何故あのような態様なのか?
それは、私が、こうして登場して以来、世界で初めて言及し続けている事実…
韓国が戦後のドサクサに李承晩が始めて以来、今に至るも続けている反日教育という名のナチズムを行い続けている事を世界が看過し続けて来たからである事、
国連が看過し続けて来たからである事、
橋下徹を始めとした日本の弁護士達全員が看過して来たからである事、
朝日やNHKは看過し続けて来ただけではなく、彼らの代理人を務め続けて来た事。
多くの政治屋達もしかりである事。
韓国の反日教育が止まらない限り、韓国との友好などはあり得ない事を知るべき時はとうに来ているのである。
大阪の地下鉄等や案内板等に韓国語を記載する事が、どれほど彼らを増長させることになるか、その程度の見識もない人間が、政治や外交に口を出してきた事を彼は恥じなければならない。
私は韓国には行ったこともないし、韓国が反日教育を止めない限り絶対に行かないと決めている人間だから、自ら確認した事はないが、
韓国の地下鉄や案内板等に、日本と同様に、日本語表記が成されている事はないはずだろう。
今の日韓関係の真因は、そこに在る事を知るまでは、
橋下徹は日韓関係について口を出すべきではないのである。
否、君は、君に政府の対応について批判させたい、TBSやテレビ朝日等の思惑通りに喋らされている=誘導されている=利用されている事に…もし本当に日本国の事を考えて発言しているのなら、今の様な態様の電波芸者は、即刻辞めるべきだろう。
この事については後述する。
児童虐待もチンパンジー並みになりさがった
雑誌『正論』平成30年7月号に尊敬する長谷川三千子、竹内久美子のセクハラ対談があった。
中でチンパンジーと人の違いについて動物行動学者の竹内が「人間の女はいつでも交尾できる」のに猿の雌は「乳飲み子がいて授乳している間は発情も排卵も止まる」と説明していた。
だからチンパンジーのハーレムでボスの交代があると新ボスはメスが抱いている元ボスとの間の子の喉を切り裂きさっさと殺していく。「子を失ったメスは悲嘆することもなくたちまち発情して新しいボスの子を孕む」のが動物界の姿だと。
それが人間と野獣の違いというか果たしてそうだろうか。
東京・目黒区で5歳の船戸結愛ちゃんが父、雄大(33歳)と母、優里(25歳)に殺された。
雄大は結愛ちゃんとは生さぬ仲。サルで言えば元ボスの子だ。
雄大は結愛ちゃんが3歳のころから躾と称して拳で顔を殴り、年の瀬の寒空に外に放置した。
香川県の児童相談所職員が虐待と認定して二度も保護していた。
雄大の虐待は東京に移ったこの冬まで続き、午前4時に起こして平仮名の勉強をさせ、できなければ殴りつけた。
食事も与えず、しばしば裸足でベランダに締め出した。
衰弱の果てに3月、結愛ちゃんは死亡。
その足はしもやけに侵されていた。
「あしたはできるようになるからもうおねがいゆるしてください おねがいします」。
平仮名書きの親に宛てた手紙が痛ましい。
雄大の行動を見るとほとんどチンパンジーと変わらない。
いや、猿より酷い。
竹内久美子の別の本によると新ボスは乳飲み子の喉を一閃、切り裂き、即死させる。
しかし雄大は2年もじわじわ時間をかけて苛め殺した。
その間、生みの親の優里も雄大と一緒に虐めた。
こっちも猿以下だ。
新ボスの関心を惹こうと発情しながら我が子を虐めていた。
この手の、つまり子持ち女のところに転がり込んだ再婚男の継子殺しは驚くほど多い。
数年前、西東京市の村山彰(逮捕時41歳)は妻の連れ子、由衣翔君(当時14歳)を虐め続け、「24時間以内に自殺しろ」と脅して首つり自殺させた。
刑はたった懲役6年だった。
90年代、大阪市で小学校6年生の女の子が自宅で入浴中、火事で焼け死ぬ事件があった。
警察は在日の父が生さぬ仲の女の子を凌辱していたこと、さらに女の子に1500万円の生命保険を掛けていたことを掴んで両親を逮捕。
二人は保険金目的で娘を焼殺したと自供、服役していたが、弁護側の冤罪申し立てがあって今は出所している。
「転がり込んだ男」がかなりの確率で子供を殺している。
結愛ちゃんのケースでは香川県の児童相談所も同じ視点で見守り、警察に虐待を通報していた。
しかし香川の児相から連絡を受けた品川の児相はそれを無視した。
言い訳がいい。
今から義理の娘を殺そうと思っている「親が嫌がったから」と。
まるで福田康夫みたいな言い訳の結果、雄大に結愛ちゃんを殺させた。
今度の事件の教訓ははっきりしている。
香川県の児相や大阪の警察が見立てたように再婚男は極めて危険ということだ。
因みにいうと児童虐待では米国は超先進国で、子供の虐待も台所のレンジに「押し込んで焼き殺す」とか「年端のいかない我が子にブロージョブ(囗淫)をさせる」(米精神分析学者ジュディス・ハーマン)とか、凄まじい。
それで例えばカリフォルニア州では児童虐待を厳罰にし、それを見た者に警察への通報義務を課している。
子供の泣き声を聞いて黙っていたら、罪に問われる。
それがいかに徹底しているか。
日本人夫婦がロサンゼルス・トーランスのスーパー前に車を停め、後部シートに赤ん坊を寝かしたまま車をロックして小半時、買い物をした。
買い物を終えて駐車場に戻ったら、車の周りは黒山の人だかりだ。
車の中では赤ん坊が火のついたように泣いていた。
パトカーも駆けつけ、両親はその場で育児保護放棄の現行犯で逮捕された。
この話には続きがある。
赤ちゃんは保護され、病院で診察を受けた。
検診でお尻に青あざが見つかり、虐待と判断した医師からの通報で、両親は重犯罪の幼児虐待の罪で勾留された。
蒙古斑を理解してもらうのに随分時間がかかった。
日本は米国よりはましだが、世間も「再婚男はほとんど殺人犯」くらいの認識をもって泣き声があったら即通報したい。
以下は6/24に発信した章を再発信する。その理由は京都大学を卒業した世界有数の世界有数の動物行動学研究家である竹内久美子さんから日本国民は今こそ学ばなければならないからである。
Y系天皇論
深田
とは言え、上野さんの頭の中は「性」だけで占められすぎ。男子学生に対して「ナプキン」「タンポン」の話を吹っかけてくるんですから(笑)。
「おまんこと言え」に続いて羞恥プレイが続く。
それ、本当に学問なの?
竹内
上野さんは2012年のツイートで「皇室典範は国連女性差別撤廃条約に違反している」とイチャモンをつけています。
深田
男系であることがおかしいと。
竹内
決して性差別によって男系が継承されてきたわけではありません。
性染色体の「Y」をつないでいるのです。
生殖細胞がつくられるとき、メスの「XX」は対になっているので、途中で「交差」という現象が起きます。
染色体のどこかにランダムに切れ目が入り、互いの中身を交換してから次のステップに進みます。
でも、「XY」は対ではないので、多くの場合はそのままの形で受け継がれていきます。
極端なことを言えば、現天皇は神武天皇の「Y」をそのままほとんど変化することなく受け継いでいるのです。
その他の染色体に乗っている遺伝子については、ほんの数世代でほぼ消え去るのに対して、男系でつなげれば「Y」は永久といっていいくらいに元のままに保存されるのです。
深田
そういうことでしたか!
竹内
「Y」を一貫してつなげているのは、まさに日本の皇室だけ。世界の王室を見渡しても、存在していません。
だから羨望の的になるわけです。
マスコミは女性天皇論や女系天皇論を盛んに取り上げていますが、おかしな話です。
深田
過去、確かに女性天皇は存在しました。
推古天皇や持統天皇、元明天皇、孝謙天皇(称徳天皇)などがそうです。
でも、それは新しい男系天皇が立つまでのつなぎの役割だった。
竹内
後継者問題で権力争いが激しかったため、それを抑えるために、独身女性が天皇になったのです。
もしくはお世継ぎの皇子が幼いから成人するまでのつなぎの場合もありました。
女性天皇が男系ではない男性、つまり皇室の「Y」を持たない男性と結婚し、その子供が天皇の位につくことは一度たりともなかったのです。
深田
ヨーロッパの王室では、そんなことありません。
竹内
イギリスの王室も女王が立つと、その息子が次の王となります。
つまり、息子には女王の夫の「Y」が受け継がれているから、「Y」がぶつ切りになる。
王朝名も、たとえばヴィクトリア女王が亡くなり、長男のエドワード七世が王となったとき、女王の夫君のアルバート公のドイツの実家の名にちなみ、「サクス=コバーグ=ゴータ」と変わりました。
ただ第一次世界大戦で英独が敵国となったため、城の名をとり、「ウィンザー」となりました。
つまり、無意識的にしろ、「Y」が乗っ取られたことがわかっているんですよ。
深田
今こそ「Y系天皇論」で考えるべきですね。
竹内
皇室の代々の「Y」を持っている男子を皇位に立てる。
現在、次の継承者は秋篠宮皇嗣殿下と悠仁親王殿下だけ。
戦後、GHQは11の宮家を廃絶させました。
その中で「Y」を持った宮家は現在、4家です。
宮家を復帰させるのは、一つの方法だと思いますが。
それからある国会議員の先生に伺ったのですが、旧宮家の復活を望むとか、皇室典範を改正して皇族が養子を、つまり旧宮家の男子を養子にとれるようにしてほしいという国民の声さえ大きくなれば、いくらでもそうさせる方法はあるそうです。
要はマスコミに騙されず、きちんと男系男子による皇位継承の意味がわかる人が増え、声をあげていくことが重要なんです。