座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

例大祭の所役(しょやく)

2013年07月22日 | 神社知識・作法・歴史

神社で奉仕の際、様々な決まりごとがございます。会社でいえば規則となりますでしょうか?今回行われる、神社としての一番大きなお祭りを例大祭と言い、神社では、大祭、中祭、小祭とお祭りの区分があり、例大祭はこの中でも「大祭」に位置付けられております。

そのようなお祭りを行う際は、必ず習礼(しゅらい)『祭典前に予行練習』を行い、当日奉仕する所役を確認致します。所役も様々です。宮司、禰宜、以下祭員と全く同じ動きをすることは有りません。それぞれ意味をもった動きをして参ります。

当日の所役表と式次第、事前準備項目を記した表

まず、書面にて当日の役割、式次第、前日までの準備などを文章で記し、その後全員で見合わせ、その後、習礼を行います。毎年行う例大祭だからこそ間違いが許されず、真剣に習礼を行い、当日の例大祭に備えます。

それぞれの立場で、動きが変わって参りますが、全員が息を合わせないとお祭り自体が乱れてしまいます。今年も神職息を合わせ、しっかりと奉仕して参ります。

あと僅かです。今年も暑い例大祭となりそうですが、皆様のご来社お待ち致しております。