今日は雲ひとつない青空ではありましたが、朝から大変風が強く、思うように掃除がはかどりませんでした。
せめてもと蜘蛛の巣を払ったり落枝を片づけたりしておりましたが、ふと見上げると千社札が貼られているのが目につきました。 私自身が奉職した時より増えているように感じます…
屋根の垂木に器用に貼られています
鐘楼。随分たくさん貼られているものです
千社札は自分の名前や参拝日などを記して柱や天井に貼る紙札で、古くは室町時代頃から神社仏閣に巡拝する際に使う風習があったそうです。
今では“信仰の深さを示す”というよりは趣味として行われているという事ですが、“高い所に貼る”、また“誰にも見られずに貼る”のが良いとする風があるようで、いつの間にか手の届かないような場所に貼られています。 私もまだ実際に貼られているところを見た事はありません。
ただし文化財を傷つける可能性がある事から、千社札を禁止している神社仏閣も多くあります。 当神社では禁止と公言しているわけではないのですが、それでも貼るようでしたら職員に一言お尋ねいただきたいと思います。