そろそろ夏の例大祭の準備を始める頃…と先日書きましたが、まずはじめに提灯を点検して修理に出す事に致しました。
提灯は例大祭前夜(7月31日)の宵宮祭、例大祭当日(8月1日)の日没後に使用します。 御神輿に固定する提灯などは安全のため電灯を入れていますが、手に持つ形の提灯はロウソクを入れる昔ながらのものです。
点検の結果、今回は神輿保存会で使用する“高張提灯”の内一つを修理に出す事になりました。
とりわけ乱暴に扱っているわけではないのですが、長年使っているとやはり少しづつ穴が広がってしまうようです。 とはいえ修理が一つだけで済んだので今年は良い方と言えるでしょう。
そういえば最近はプラスチック繊維を使った丈夫な紙も出回っているようで、障子紙などになって売られているのを見かけます。 提灯は折りたたむものなのでそれより難しいとは思いますが、やがてこういった悩みも過去の事になるのかもしれませんね。
神輿殿の奥には万灯神輿の提灯がずらりと並んでいます